徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

戻りにゃ本土瀬戸徒歩わたり

2023-02-01 19:21:06 | 伝統芸能
 今日、NHKのローカルニュースで、天草市の本渡道路(天草未来大橋)が完成間近だと言っていた。FBに「市政だより天草」の紹介があったので最新号を天草市のサイトで見てみたら次のように書かれていた。

 熊本都市圏と県内主要都市を90 分で結ぶ「90 分構想」の実現などを目的に進められている熊本天草幹線道路。この区間の一つとして、平成25 年に着手した本渡道路(天草未来大橋)と、それにつながる本渡令和橋が2月25日に開通します。天草上島と下島をつなぐ新しい橋として多方面での効果が期待されています。

 かつて天草市の本渡には仕事で度々、上島と下島を結ぶ天草瀬戸大橋を渡った。熊本天草幹線道路が完成すれば熊本から行きやすくなる。
 ところで天草と言えば「牛深ハイヤ節」だが、この唄の象徴的な長囃子に

〽エーサ 牛深三度行きゃ三度裸
  鍋釜(なべかま)売っても酒盛りゃしてこい
   戻りにゃ本土瀬戸(ほんどせと)徒歩(かち)わたり

 この最後の「戻りにゃ本土瀬戸 徒歩わたり」というフレーズがずっと気になっていたのだが、「市政だより天草」の中に「せど橋今昔物語」というページがあり、橋ができるまでの「徒歩わたり」の様子が写真付きで解説されていて「牛深ハイヤ節」の歌詞も納得した。