僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「鎌倉殿の13人」の時代背景をモミィの教科書で

2022年01月29日 | 映画の話やTVの話など

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週見ています。
小栗旬が演じる北条義時が主人公で、いま放送中の時代は、平清盛が天下を牛耳っている「平家の時代」です。まだ源頼朝は陰で身をひそめている。でも次回(明日の30日)は挙兵をして平家を相手に戦う決断をする、という展開になるそうです。

後に頼朝は源平の合戦で、弟の義経の活躍もあって平家を滅亡させ、鎌倉幕府を開いて初代の将軍になったんですよね。でも、その後どうなって、源氏から北条氏に政権が移り、北条氏は執権として幕府を運営するようになったか、というあたりは、あまりというより、全然詳しくありません。もう、学校で習った日本史の知識も頭から消えかけていますからね。

それと、登場人物のそれぞれの関係性もなかなか複雑でむずかしい。見ていて誰が誰だかわからなくなる(笑)。

そこで、少し勉強してみようと、モミィが中学生の時に使っていた教科書を出してもらい、それを読んでみました。


 
 モミィの中学の時の歴史の教科書です。

 
 
 
「鎌倉を中心とした武家政権」というページ。
  右のお坊さんの格好をしたのが北条政子。


鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝が亡くなると、2代将軍は頼朝と北条政子の子である頼家、3代将軍はその弟の実朝だったのですが、実朝が暗殺されて源氏の将軍がとだえると、幕府の実権は北条政子と父の北条時政が握ります。そこから将軍の補佐役だった執権の北条氏が幕府を統括するようになった、と教科書に書かれています。


 

これが源氏と北条氏の系図ですが、源氏は将軍で頼朝、頼家、実朝の3代。北条氏は執権で、初代が北条時政。政子や義時の父です。そして2代執権が北条義時。小栗旬クンですよね。

ところでこのドラマには、義時の兄で片岡愛之助が演じる北条宗時という人物が出てきますが、この系図には載っていないし、広辞苑で調べても「北条宗時」という名は出て来ない。つまりこれはドラマで作られた人物、つまり架空の人物かな、と思ったりしていますが、もっとも、この兄の宗時が、いやがる弟の義時をいろんな政争に巻き込んでいって、のんき者だった義時もだんだん気合が入って来る、という展開なのでドラマとしてはわかりやすいですね。

そんなことで、「鎌倉殿の13人」は明日が第4回目です。

これまで大河ドラマは戦国時代と幕末を舞台にした作品が圧倒的に多いですが、過去にこれと同じ時代を背景にしたドラマ「草燃える」がありました。1979年(昭和54年)の放送です。主人公が源頼朝(石坂浩二)と北条政子(岩下志麻)で、「源氏3代による鎌倉幕府を中心とした東国武士団の興亡を描いたもの」という謳い文句のドラマでした。その時に、北条義時を演じたのが、なんと、今回、絶対的な独裁者である平清盛を演じているマツケンさんこと松平健さんでした。もう43年も前のことですからね。このマツケンさんもその当時は26歳という若さでした。

そのマツケンさんが演じた北条義時を、
今回は小栗旬が演じているわけですね。
しかも今回は、その義時が主人公です。

さて、小栗旬ですが、
うちの妻もモミィも何年か前に、「花より男子」というドラマの再放送を見て以来、小栗旬の大ファンになったそうです。で、この大河ドラマも毎回楽しみに見ております。

朝ドラの「カムカムエヴリバディ」も胸が熱くなるシーンが多くて見逃せませんが、この大河のほうも、なかなか面白いですね。

 

 

 

 

 

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