阪急京都線で見かけたいかにも阪急沿線らしいおっさんと反論・反撃できないいかにも阪急沿線らしい女性。学生時代阪急神戸線の特急車内で子供におしっこをさせなかった母親のことをいまだに覚えています。

本日、日本占い師連盟阪急高槻市駅前鑑定室に行った帰り、高槻市駅から梅田行特急に乗りました。座るために一番後ろの車両に。
ドアが開くと同時に、車内に走り込み、降りようとした人を発見。その人の前に行き、なんとかその席に座りました。でも、車内には立った人がいっぱい。
クロスシートの座席に座れたので、寝ていました。
十三駅に到着するとき、「うるさい・黙れ」という大きな声で目が覚めました。
白髪のじじいがお姉ちゃんグルーブに怒っていました。そして、持っていた新聞紙を丸めて、座席横の柱に何回も力を入れてたたきつけていました。
「何がおばやしじゃ。ここは、道と違う。大きな声でしゃべるな。」
車内は、凍り付いていました。
そのじじいとおねんちゃんグループは、十三駅で下車しました。
双方とも、阪急神戸線か宝塚線への乗り換えと思われます。

双方とも、いかにも、阪急沿線住民と思えました。
まず、白髪のじじい。定年退職前は、どこかの会社のえらいさんだったと思えました。
十三駅でドアが開く瞬間に、大声で「うるさい・黙れ」と言って下車。
近鉄南大阪線・地下鉄谷町線沿線の私から見ると、このじじいは、卑怯者・小心者に見えました。
近鉄南大阪線で、じじいが注意するとしたら、下車時ではなく、女性グループがしゃべりだしたとき、「おねんちゃんら、もうちょいボリューム下げて話してくれへんか。」という形になると思われます。
また、黙れと言われて、黙るのが、以下にも、阪急沿線の女性という感じがしました。
近鉄南大阪線では、女性グループ側も「じゃかわしいわい。」とか、反論すると思われます。

昔、学生だった時、近鉄南大阪線の阿部野橋駅の定期券窓口で定期券を買うために並んでいました。すると、列の一番前の男子高校生。高校から指定された経路以外の定期券を買おうとしていたので、定期券職員と問答していました。すると、そのひとつ後ろに並んでいた女子高生。大声で、「後ろつかえとんねんぞ。ごだごだぬかさんと、とっとと売ったらんかい。」すると、職員は、男子高校生の希望通りの経路で、定期券を売りました。男子高校生は、見ず知らずのその女子高生に何度もお礼の頭を下げていました。
以前、谷町線の駒川中野駅。中年のおっさんと２０代の女性が何かでトラブル。大声で言い争い。おっさんが、「ズベ公」と、女性を呼んだら、女性は、「もういっぺんぬかしてみい。どこがズベ公やねん。」
女性も負けていません。
阪急沿線の女性は、ひ弱な感じがしてなりません。

神戸大学に通っていたころ、前半は、近鉄南大阪線針中野～阿部野橋　国鉄環状線天王寺～大阪・国鉄東海道線大阪から六甲道。後半は、地下鉄谷町線駒川中野～東梅田　阪急神戸線梅田～六甲。
阪急電車に生まれて最初に乗ったのは、神戸大学の受験の下見でした。当時、近鉄南大阪線と環状線と南海電車しか利用したことのなかった私にとって、阪急梅田駅で驚いたことは、電車に乗るのに並ぶということでした。
近鉄南大阪線では、電車に乗るのに並ぶという発想はありませんでした。
子供の時、近鉄南大阪線しか知らなかったときに、父親から、阪急神戸線というのがあって、夏でも、背広着て電車に乗っているとか。夏でも靴をはいて電車に乗っていると聞いていました。
ええかっこしいが多い電車という認識でした。近鉄南大阪線の針中野などの普通電車区間では、夏になると、男性は、つっかけ（サンダル）履きとなります。たまに、ステテコに腹巻姿の人も乗っていました。
阪急を乗っていた時、いかにも阪急だと思われることが、、それは、特急で西宮北口から十三の間。ドア前にいた子供が、標準語で、「ママ、おしっこが出そう」母親は、「がまんしなさい。」子供「がまんできないよう。」
母親「がまんしなさい。」・・
結局、子供は我慢したようでした。
当時、近鉄南大阪線や地下鉄谷町線では、月に１回は、車内で母親が子供におしっこさせるシーンをみていました。
こどもが、おしっこというと、母親は、連結部に連れて行って、また、車内が混んでいるときには、ドア前で、おしっこさせます。
近鉄南大阪線や地下鉄谷町線では、子供がおしっこというと、母親は車内でさせるのが当たり前で、そのことは、他の乗客も容認していました。
そのため、阪急で見かけた標準語でしゃべる親子に対して、ええかっこしいに感じました。また、阪急なんやなぁと思いました。
子供を連結部に連れて行っておしっこさせる親は問題ないのですが、そうでない場所でおしっこさせる親には、困ることがありました。
それは、電車がカープに入ると、床に垂れたおしっこが流れてくることです。
近鉄南大阪線なら今川・北田辺間のカーブ。地下鉄谷町線なら阿倍野駅付近の急カーブ。
以前、カープで足元まで、おしっこが流れてきて、座席にすわったまま、両足を床から１センチ上げていたので、しんどかったことがありました。そのことをいまだに覚えています。
今では、近鉄南大阪線でも、地下鉄谷町線でも、車内で、子供におしっこさせる親はまったく見ることはありません。