おととしごろから、投げ込みチラシで、この地域に対する大阪市の補助金を使っての耐震補強工事をしますというものが、、、
◎◎協同組合など名乗っているものの、どうみても胡散くさいので、ためらっていました。
↑ 胡散くさそうなチラシがたびたび投函されます。
すると、昨年5月、町内会の回覧板で、東住吉区役所で、耐震補強の相談会があると回ってきたので、申し込みました。そして、相談会に行き、その場で、パッケージ耐震診断を申し込みました。20万円の費用のうち、15万円を大阪市が補助してくれます。
いくつかの大阪市が提示する指定業者の中から、もっとも良心的と思われるところを直感で選び、そこに決めることにしとました。
http://npo-lso.info/member/index.html
このNPO団体は信頼がおけそうだったので、そこと関係が深い株式会社シーエムシー一級建築士事務所に耐震診断・施工してもらうことにしました。
夏の暑いころでしたが、屋根裏や床下まで入って、調査が行われました。そして耐震診断書が、10月に完成しました。
我が家は、南北に長い2階建ての戸建ですが、2階の東西方向が0.44 2階の南北方向が1.22 1階の東西方向が0.19 1階の南北方向が0.84 と判定されました。
耐震力は、 1.5 倒壊しない 1.0-1.5 一応倒壊しない 0.7-1.0 倒壊する可能性がある 0.7未満 倒壊する可能性が高い となっています。
震度6強の揺れが襲った場合、揺れが東西方向・家の短い側 なら、1階・2階とも倒壊。揺れが南北方向・家の長い側 なら 2階は倒壊せず、1階は倒壊するかもしれないというものでした。
要するに、現状では、揺れが東西方向なら、家が倒壊。揺れが南北方向ならなんとか持ちこたえるという感じでした。
続いて耐震工事見積もりへ。
補助金が出るのは、0.7以上に補強するもので、1.0にする場合と、0.7にする場合の見積もりが出されました。
当然、1.0となる補強工事をしてもらうことに。
数年前に、霊能者のアドバイスで、屋根瓦を200万円かけて、軽いものに変えていたので、結果的に、補強工事は大分軽減することができたようです。
そして、業者がそれで申請。お役所仕事なので、大阪市からゴーが出たのが、12月。そして、今年1月中旬から工事が始まりました。
6畳5部屋・8畳一部屋計6部屋のうち、2階にある私の寝室だけ耐震工事が不要となっていました。
他の部屋は、壁の一部を補強します。
最初は、2階から。一番北にある押入れの壁と一番南側の押入れの壁を耐震補強。
続いて、1階の応接間、台所、和室。
住みながら行います。ブルーシートで、その周辺だけ覆って行います。
↑ 壁の耐震補強工事
↓ 完成後
↑ 耐震補強が終わって、上から壁を塗って完成
↓ 完成後
我が家の場合、家の外壁については何も行われませんでした。
耐震工事代金は、半額が補助されます。上限100万円。ただし、ついでに行うリフォームや工事に必要な場所にあるエアコンの取り外し・取り付け代などは、補助金の対象外となります。
工事途中に、大阪市からの中間検査があります。昨日は、大阪市からの最終検査がありました。
我が家の場合、キッチンや台所の天井のリフォームもしてもらったので、200万円ほどかかりましたが、補助金の対象となる工事は、うち140万円分。大阪市から出る補助金はその半額の70万円。
これで、大阪市東住吉区に震度6強の地震の揺れがあっても、一応倒壊しなくて済むわけです。
でも、昭和47年に家を建てたときから、私が寝ている私の部屋。その部屋だけが耐震補強の必要のない部屋だったことには驚きました。
日本霊能者連盟理事長である私が、住んでいる家を耐震補強したということは・・・、感の良い人はお分かりですね。