そうなんです。
テレビでやっているように、日本ではほかにない 人名+職業 による地名なのです。
近鉄が南大阪線をひいて針中野駅を作るとき、地元の大地主 中野さんが土地を提供。
中野さんは、平安時代から続く小児鍼屋さん。
それで、近鉄が駅名を付けるときに「鍼は中野さん。」
ということで、針中野にしました。
そのため、近鉄電車の駅名は、針中野なのに、針中野という地名はない状態になっていました。
ちなみに、針中野駅のある場所は、駒川町と東鷹合町でした。
すでに、南海平野線に駒川駅があったので、素直に考えると、駅名は東田辺駅となっていたと思われます。
その後、旧・東住吉区が新・東住吉区と平野区に分区した時、付近は、新住居表示となり、それまでの東鷹合町と中野通りが、新地名・針中野となりました。
ちなみに、テレビで映していた はりみち でんしゃのりば の石碑 で示されている でんしゃのりばは 、針中野駅ではなく、もっと前からある
南海平野線(ちんちん電車)の中野駅を示しています。
ちなみに、当代中野さんが亡くなり、跡取りは鍼屋さんを継がず廃業。その相続税支払いの関係で、うちの実家の隣の土地を売りました。
その時、境界線を確定したいといってきていました。そして、中野さんの費用で、境界線を確定させました。
よって、現在は、中野家では、小児鍼は営業されていません。
実家の前に
ゲイ山本生誕の地の石碑建てたるわ