1963年/米・英/スタンリー・キューブリック監督/ピーター・セラーズ スターリング・ヘイドン ジョージ・C・スコット スリム・ピケンズ
2024年3月7日 NHKBS プレミアムシネマ
【あらすじ】
ソ連は絶滅装置を保有している!戦争だ。開戦だ。核保有の爆撃機34機に、攻撃命令が発令された。エ、核のボタンって俺だけが持ってるんじゃないの…?大統領(セラーズ)は呆然とした!やるか、やられるか、ですぜ!ちょっとソ連大使呼んできて。将軍、命令解除暗号を。地下深くに避難すれば、放射能から逃れられる!果たして核攻撃は、そして報復攻撃は遂行されてしまうのか。地球の運命や如何に…!?
副題は「または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」です。人生で一度は観ておかなきゃならない映画を、またひとつクリア。無事コレクションに収まる。ピーセラはマンドレイク大佐なんだろうと思っていたら(当たり)、大統領とストレンジラブ博士もそうだったんだそうな。あ、そうだよねー。ピーセラのやり口忘れてた。
ところで、今作は1963年作品なのである。キューバ危機が1962年。ネタにするにしちゃ早すぎないか!?いや、当時の映画産業はこれくらいフットワークが軽かったのかな。あり得る。キューバ危機は未遂で難を逃れたが、今作では見事完遂しました。ラストは原水爆の爆発シーンがふんだんに使用される。ブラックユーモアの金字塔!会議のシーンはいろんな作品でパロられてるから、探してみよう!