オナガカツオゾウムシ Lixus moiwanus (北海道)
[分 布] 北海道・本州
[食 樹] ドクゼリ
[時 期] 5月~7月
※ 体長は約12㎜~13㎜前後のゾウムシ科カツオゾウムシ亜科に属する甲虫。
北海道・本州に分布し、湿地や小沼のドクゼリで見られ、産地は局地的で個体数は少ない。
成虫は日中に、ドクゼリの茎や葉上などで見られる。
体は全体に黒いが、黄褐色の鱗片をまとっている為、全体的に黄褐色に見える。
体は細長く、前胸の両側の幅はほぼ平行。
オナガカツオゾウムシの特徴(湿地帯のドクゼリで見られ局地的で個体数も少ない)
赤い矢印・・・前胸の幅はほぼ平行
青い矢印・・・上翅端は細く長く尖っている
オナガカツオゾウムシ(ドクゼリで見られた個体)
オナガカツオゾウムシ(赤い〇印部分に交尾個体が映り込んでいる)
[オナガカツオゾウムシのオスとメス]
オナガカツオゾウムシのオス
オナガカツオゾウムシのメス
[近似種のゾウムシの標本写真での比較]
左から:カツオゾウムシ・オオカツオゾウムシ・オナガカツオゾウムシ・ナガカツオゾウムシ
左から:アイノカツオゾウムシ・エゾハスジゾウムシ・ハスジカツオゾウムシ・コマダラハスジゾウムシ
本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・