※画像はhttp://blog.livedoor.jp/nandeya_umeda/archives/51084574.htmlより
小渕内閣で1998年から99年にかけて官房長官を務めた野中広務氏が30日、当時の官房機密費の取り扱いについて、「毎月5千万~7千万円くらいは使っていた」と暴露した。首相の部屋に月1千万円、野党工作などのため自民党の国会対策委員長に月500万円、参院幹事長にも月500万円程度を渡していたほか、評論家や当時の野党議員らにも配っていたという。都内で記者団に明らかにした。 朝日新聞
事実として明らかになったことは「世論操作のために複数の政治評論家にカネをバラまいていた」ということ。
かなり前から話題になっていてマスメディアは取り上げようとしていなかったが、ようやくこんな記事が載った。
http://www.kyudan.com/opinion/kimitsuhi2.htm
官房機密費「一部開示を」 大阪地裁、初の司法判断(朝日)
2010年4月19日、野中広務元官房長官がTBSの番組「NEWS23クロス」で初めて暴露してからすでに2年ほど経過したが、やっと、という感じである。
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<参照>
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=231509より
■先例に従い、複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていた。
■言論活動で立派な評論をしている人たちの所に、盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが「ああ、ご苦労」と言って受け取られる。
■評論家に転身した元政治家が小渕恵三首相に電話し「自宅を新築したから3千万円ほどお祝いをほしい」と要求したことや、野党議員から「北朝鮮に行くから官邸にあいさつに伺いたい」と暗に機密費を要求されたこともあった。
■前任の官房長官からの引き継ぎ簿に評論家らの名前が記載され「ここにはこ れだけ持っていけ」と書いてあった。持っていって返してきたのはジャーナリストの田原総一朗氏だけだった。
■1ヶ月あたり、多い時で7千万円、少なくとも5千万円くらい使っていた。
■月々、首相に1千万円、国会で野党工作などに当たる自民党国対委員長や参院幹事長に各500万円程度のほか、政治評論家や野党議員らにも配っていた。
■政界を引退した歴代首相には盆暮れに毎年200万円、外遊する議員に50万~100万円。
-こちらも-
『フォーカス』2000年05月31日号
「極秘メモ流出!内閣官房機密費をもらった政治評論家の名前」
竹村健一 200万円
藤原弘達 200万円
田原総一郎 100万円
俵孝太郎 100万円
細川隆一郎 200万円
早坂茂三 100万円
三宅久之 100万円
参考動画
↓
http://www.youtube.com/watch?v=TrSIHYr3zkI
ヒジョーに気になる…
安倍内閣も…
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20141111/Economic_42559.html
>安倍内閣発足の2012年12月26日から、これまでに使われた内閣官房機密費(報償費)の総額が28億円で、このうち官房長官が自由に扱える分が23億6000万円になっていることが分かった。
……という具合で、2014年11月25日時点でこのありさま。
今ではどうなっていることやら。野党はこのへん、ツッコミどころでは?