にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

欧米発の世論操作に“有効に再利用”されるアウンサン・スーチー氏

2015年11月13日 | 雅無乱日記

ミャンマーのアウンサン・スーチー、どうやら政権をとりそうである。

このブログでは、かねてから『民主化運動』なるものの胡散臭さについて書いてきたが、その最たるものの一つが、このアウンサン・スーチー氏であろう。

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 相変わらず日本のマスコミは、欧米の視点からの一方的な情報を垂れ流すだけのようだが、この国の情勢の背景は、実はこんな感じである。

→ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1127918051

1995年から3年間、日本のミャンマー大使を務めた山口洋一氏が 2007年10月11日号の「週刊新潮」に特別手記を寄せている。「スーチー女史が希望の星というミャンマー報道は間違っている」という内容。

詳しくはこのブログ「鈴大スクラップブック」さんを見ていただくとして、
http://suzudaisuke.iza.ne.jp/blog/entry/329840/

勲章ジャラジャラの軍服を着た為政者と、民主化を目指す軟禁されてきた女性・・・。

まさに絵に描いたような悪玉と善玉。

さらに日本人の射殺シーンが偶然録画されていて全国に何度も報道されて追い討ちをかけ、軍政=悪、アウン・サン・スーチー=善、という図式が完全に世論の大勢を支配してしまい、異論が実に出しにくくなってしまっている。

もちろん、デモを弾圧する軍政を手放しで肯定するつもりは毛頭無い。しかし、ミャンマーの歴史や一連の事件の推移を見てみると、どうもそのような単純な図式で理解できない怪しいところがたくさんある。

今回のエントリーでは、再度そのあたりを考えていきたい。

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欧米は、ミャンマーの軍事政権を揺さぶるために、たびたび民衆を煽ってデモを起こさせている。

例えば、2007年のデモの発端は、軍事政権の誰かの子供の豪華な結婚式の様子のビデオが流れたことが直接原因だった。(21年前の受賞演説を今更やってるくらいだから、5年前の話をしたって罰はあたらないだろう?^^;)

『Myanmar : Heaven & Hell』(出所は不明)第一部 http://www.youtube.com/watch?v=JCpjuKgg5v0&mode=user&search=

確かに感心できる代物ではないが、こんなものがこの時期にいっせいにネットに流れるというのは、どうも何者かが対立を煽っている疑いが濃厚(ネットサーフィンしてみると、これにCIAが介在していた疑いもあるらしい)

さらに、デモの背景には、原油の高騰による物価の上昇=ミャンマーの所得下層の生活苦という問題があるが、この原油の高騰そのものも欧米(特にアメリカの)情報操作によるところが大きいとの話。

さらに、殺された長井さんが殺害される様子を写したビデオだが、これは9月27日、サンタモニカカレッジの歴史学教授リャン・マクミリン氏宛てに送られ、同氏はそれをCNN.comのI-Reporterサービスにアップロードしたそうだ。

本人が射殺される瞬間の映像が遠くから撮影されていたというのは本当に偶然なのだろうかその生々しい映像がTVで流されることを意図して、この事件が事前に仕組まれていたとは考えられないだろうか。

大衆の感情に訴えて、イメージを固定させる、という意味でコテコテではあるが、日本をミャンマーの経済制裁に巻き込むための世論誘導が目的だったとすると、実に見事という他ない。

ブログ:Chikirinの日記 より
「あの時代と同じ構造」

ブログ:Trend Review より
「アウンサンスーチー女史とミャンマー」


このあたりのサイトを見ていくと、日本の報道とは異なる一面がぼんやりと浮かんでくる。

ミャンマーは歴史的には、英国の植民地であったが、独立義勇軍を率い日本軍と共に戦い英国軍を駆逐して「ビルマ」として独立した(1942年)。

第二次世界大戦時に日本の敗戦が濃厚になると、再び英国領となるもその後に再び独立を宣言(1948年)。

その時の立役者がアウン・サン・スーチー女史の父親だったが、独立直前に暗殺。

世界はその後冷戦構造となり、ソビエト共産主義の後押しを受けたネウィン氏が軍事クーデターを起こす(1962年)。

当時、アウン・サン・スーチー女史は英国へ亡命。その後政権を担当したネウィン氏は、共産主義の元で、貧しいながらも独立を維持(1988年まで)。

しかし、貧しさは国民の不満を買い、共産圏をことごとく潰したいアメリカの後押しによって国軍クーデターが起こり、国名がミャンマーに変更(1989年)。

とりあえずの軍事政権が誕生し徐々に民主化を進めることになっていたが、民主化を急速に進め市場を解放させたい欧米諸国は、英国に亡命していたアウン・サン・スーチー女史をミャンマーに送り込み、軍事政権と対峙させる。

軍事革命を後押ししたのも欧米、スーチーを呼び戻し軍事政権と対峙させたのも欧米。ここでも自作自演が登場する(欧米は、ミャンマーの天然資源と市場開放の利権を狙っている?ケシの栽培=麻薬利権も関わっているという話もあり)。

スーチー女史は1990年NLDを立ち上げ、総選挙で大勝。

しかし、スーチーのバックに元宗主国で過去に搾取の限りを尽くしてきたイギリスが付いていることが分かっていたので、軍事政権はスーチーの勝利を認めず軟禁状態とした(スーチー女史の夫はイギリス諜報部の工作員だったという話もあり)。

期待していた利権のおこぼれがもらえなくなった欧米は、国際社会を巻き込もうとノーベル平和賞をスーチー女史に与え、資金援助するとともに、軍事政権に対し経済制裁を加える。

ところが、スーチー女史はイギリスにいる夫やアメリカから資金的、物的援助を受け、政治的な指示を受けていることが広く国民に知られてしまい、外国勢力との結託にビルマ人は拒否反応を示すようになる(スーチー女史が1996年に市内を自動車で移動中、「外国籍の女は出て行け!」と市民に囲まれ、立ち往生する事件が起きている)。



独立の英雄の娘なら、例えイギリスが送り込んだエージェントであっても国民は納得するだろう…というアメリカ/英国の思惑は外れてしまった。

ミャンマーはカレン族などをはじめとする18もの少数民族を内包する多民族国家である。そのことによって内戦が絶えなかったが、最近やっと軍事政権が軍事力による威圧と裏交渉で少数民族たちの牙を抜くことに成功した。

それによってようやく治安が安定し、欧米の資本が入っても大丈夫な土壌が創られた。…にも関わらず、急速な民主化と市場開放を実践しない軍事政権が、欧米にとって邪魔になったということだろう。

戦乱の収拾・国家の統合までやらせておいて、あとは自分達がコントロールしやすい傀儡にトップを挿げ替える。アメリカがこれまで世界中でやってきたいつもの手口である。


過去からアメリカは、ブッシュ元大統領の時代から「アウン・スン・サーチー」とアホな言い違えをしながら、回らない舌で必死に国際社会に対してミャンマー民主化の重要性を訴えてきた。それもこれも全ては、傀儡政権を打ちたて、資源の利権を根こそぎ多国籍企業の下に置こうという算段ではないのだろうか(自国の麻薬取引にも関係があるという話も…)。

少数民族の平定が成り、このままでは軍事政権が国を統合し平和裏に民主化を進めてしまう。そうすれば、NLDに投資してきた自分達の投資は回収できない(利権が確保できない)。

そこで、「石油の値上げにより交通費が値上がりした為、庶民は困っている」と言う情報や、それに対して豪奢な結婚式をしている軍政幹部の情報をインターネットで流して対立を煽り、一方でNLDは市民に金を渡してデモに参加させたということのようだ。

…というふうに見ていくと、安保理の非難決議なんて欺瞞の最たるもので、ちゃんちゃらおかしいことが分かる。良心ある人を騙して世論形成し、エゲつない策略のために利用する連中には怒りさえ覚える。

本当の意味で、現地の人々を中心として民主化を図るんだったら私も何も言わない。実に結構なことである。

だが、欧米のやり方はそうではない。植民地時代と同じく、現地の人々は強制的に連中の用意した市場に組み込まれ、奴隷として多国籍企業に利益をもたらすための道具となる。

それを、連中は「非道な軍部の圧制をやめさせスーチー女史を中心に民主化をはかれ」というキレイごとのオブラートに包んでキャンペーンをはるわけだから、まったく始末に終えない。

もちろん欧米だけでなく、中国やロシアもだが、要するに彼らは全てミャンマーにおける利権をめぐって駆け引きをやっているだけである。奴らの口から「人権」とか「民主化」とかいう言葉が出るたびに、実にムカムカして反吐が出そうになる。連中が語るそういう欺瞞にはほとほとうんざりする。特に欧米発のマスコミ情報はほとんどが信用できないと見たほうがいいだろう。

このような欺瞞のキャンペーンに利用されていると知ったら、亡くなった長井さんも怒るに違いない。彼は欧米の振りまく欺瞞から脱して真実を見極めるために、常に危険な現場に行っていたのだから。

過去ログだが、ぜひ関連記事のここ↓も読んで欲しい。
『「民主化ドミノ」の裏側(CIAの工作からNGO・エセ人権団体による大衆扇動へ)』


 

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12 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-10-20 17:01:33
スーチーが単純な民主化の闘士でないというのは判るが、ではミャンマー軍事政権が中国べったりとなってインド洋やアジア全体に軍事的な脅威を及ぼしているというのは許されるのだろうか?

まずはミャンマーに国際的な圧力をかけて、中国の影響を取り除くことが平和への道ではないでしょうか?
欧米は女を担ぐのが好き (tatoon)
2007-10-24 13:47:53
パキスタンのブットにしろ、ウクライナのティモシェンコにしろ、欧米はとかく傀儡として女を担ぐのが好きだよね。

プロパガンダにもってこいだからね。
Unknown (unknown2)
2007-10-25 19:55:15
Unknownさんの意見に賛成します。国民が政府に殺されない国にすることが大切と思う。
中国と反目させておくのも戦略の一つ (雅無乱)
2007-10-27 03:53:11
コメントありがとうございます。

日本と中国を反目させておくのもアメリカの戦略の一つだと思われます。

http://blog.trend-review.net/blog/2007/10/000493.htm

アメリカのマインドコントロールには注意していかなくてはなりませんね。
Unknown (Unknown)
2007-10-28 13:12:25
なるほど、中国と結んで日本を中華圏に落とそうという勢力と、日本と中国を反目させるアメリカの戦略のせめぎあい、というわけですね。

どちらのマインドコントロールにも引っかからないようにしたいものです。
Unknown (とも)
2007-11-21 17:44:35
想像力豊かな、面白い話でした。
なんだか哀しいですね、こういうエントリーって。
我々も当事者です (雅無乱)
2007-11-23 03:58:27
ともさん、コメントどうもです^^

特に想像力を働かせたわけではなく、それなりの情報ソースから導き出された結論です。別にフィクションじゃないと思いますよ。

欧米の連中は、平気でこういう欺瞞のオブラートに包んで搾取しようとしてきます。我々日本にも彼らの搾取が及んでいるわけで、ミャンマーの話は決して「海の向こうの気の毒な話」ではなく、我々自身の問題だと思いますよ。
似たようなこと書いてる人 (雅無乱)
2007-11-29 02:23:52
このエントリーと似たような事書いてる人
いらっしゃいました。

http://www.asyura2.com/07/bd50/msg/642.html
おしらせ (suzudaisuke)
2007-12-01 20:04:42
はじめまして、こんばんわ。「suzudaisuke」といいます。

さて、この貴ブログ冒頭で
>詳しくはこのブログ「鈴大スクラップブック」さんを
>見ていただくとして、
http://suzudaisuke.iza.ne.jp/blog/entry/329840/
と参照いただいた、「鈴大スクラップブック」の管理者でもあります。

貴方が拙稿を御参照くださった事は、貴方ブログ読者の私の友人からの連絡で先日知りました。御紹介ありがとうございました。

さて、その拙稿を私がこの度「イザ!」→「ウェブリ」へブログごと移転の際、元の上記参照先を削除したため、貴方に御迷惑をおかけしている可能性があり、念のため記事移転先を今回コメントでお知らせ致します。
同一内容のままで
http://suzudaisuke.at.webry.info/200710/article_3.html
に移転しております。

宜しくお取り計らいください。
初めまして (逝きし世の面影)
2008-04-11 17:00:02
TB有難う御座います。
当方のミャンマー関連の記事を送らしてもらいます。
此れからの宜しくお願いします。
日本人カメラマン長井さんが殺された現場を写した人物が、最近、アメリカ報道関係では一番権威が有るとされる賞を貰いましたが、如何お考えですか。?
印象操作、情報操作の典型例ではないかと考えております。
Unknown (fukuro)
2012-06-24 14:25:40
ミャンマーが中国ロシアよりになったのは欧米による包囲網を敷かれたからと記憶する。
当時日本を始めとする他の国々も嫌々ながら従った
そこに中国ロシアが入り込んできた
他のアジア国は独裁政権も国が安定するまでは必要と見なす演説もしていたと思う
だいたい民主主義じたい偽物で大衆が選ぶ政権はマスコミによる心理誘導の面が大きい
そのマスコミの司令塔は何処にあるのかが問題
その政権を選んだのは貴方達だ貴方達にも責任がある…と言う論理
Unknown (horik)
2012-06-27 06:25:36
スーチー女史の欧米べったりのニュースを見て胡散臭さを覚えて、適当に検索してたらこのブログを発見しました。
やっぱり同じように感じる人はいたんですね。安心しました(笑)

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