にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

難民化するアメリカ国民

2015年06月28日 | 雅無乱日記

当ブログのエントリー:“格差社会で繰り返される「アメリカンドリーム」による洗脳…『幸せのちから』”でも触れたが、アメリカは日本なんか目じゃないくらい強烈な格差社会である。

日本でもワーキングプアとか、ネットカフェ難民などが話題になっているが、アメリカでは、ほんとの“難民”が出てきているようだ。
 

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「3500万人超が“飢え” 米人口の12%、農務省発表」

>米農務省は14日、米国の人口の約12%に当たる約3500万人以上が満足に食事ができるような状態になく、食費を稼ぐための職探しに追われているなどとする調査結果を発表した。AP通信などが伝えた。

>それによると、うち約1200万人が子どもで、母子家庭、黒人やヒスパニック世帯などの割合が高かった。3500万人のうち約1100万人が「よりひどい飢餓状態」に分類され、丸1日何も食べられない大人がいるケースも多い。

>調査は2006年に実施されたが、05年の調査から同様な傾向が続いている。対象にホームレスは含まれていない。(共同)


さらにこんな話まである。

「すでに食糧配給制が始まっているアメリカ:2560万人,全人口の10%近くが配給プログラムに依存」
http://exodus.exblog.jp/3963631

『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』という書籍を紹介している、このブログにも注目してほしい。
http://kihachin.net/klog/archives/2006/08/jakusyakakumei_1.html

これなどを読むと、アメリカでは、家を失って仕方なく車で暮らしているキャンピングカー難民が増えているそうだ。どうやら彼らは、老年を迎えたものの蓄えも家もない老夫婦だったり、失業者だったりする。サブプライムローン問題で我が家を手放さざるを得ない人たちも、どんどんこれに加わっていくのだろう。

そうなれば、アメリカ全土が、ハリケーンの後、一向に復興の進まないニューオーリンズ(「暗いニュースリンク」より)のようになってしまう可能性さえある。

マイケル・ムーア監督が映画「シッコ」(SICKO=精神異常者)の中で描いた医療難民も、政策が転換しない限り無限に増えていくだろう。

戦争にカネを遣うだけ遣って、しかもほとんど詐欺みたいなサブプライムローンで貧困層から毟り取り、それが原因で国家の信用を失い、ドルの崩壊が急速に進んでいるアメリカ。この国では、難民は増え続けていくだろう。

日本は、自滅への路をまっしぐらに進むこの連中の巻き添えを喰らうわけにはいかない。アメリカ型の政策を進めて多国籍企業を儲けさせるために国民を売り渡そうとする売国奴政治家に、みんなでNOをつきつけ、早急にご退場いただかなくてはならない。

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※画像は海外のサイトで拾ったもの。
 莫大な戦費を使うことを決定するホワイトハウスのすぐ下の地下鉄の駅で、家も無い黒人が寒さの中で震えながら眠る姿は、アメリカ社会を象徴していて印象的である。


「他人より優れていることがあるのは、大きな損失である。」

2015年06月21日 | 雅無乱日記

徒然草 第167段より

<古文>

人としては、善に伐(ほこ)らず、物と争はざるを徳とす。他に勝ることのあるは、大きなる失なり。品の高さにても、才芸のすぐれたるにても、先祖の誉にても、人に勝れりと思へる人は、たとひ言葉に出でてこそ言はねども、内心にそこばくの咎あり。慎みて、これを忘るべし。痴にも見え、人にも言ひ消たれ、禍をも招くは、ただ、この慢心なり。
 
一道にまことに長じぬる人は、自ら、明らかにその非を知る故に、志常に満たずして、終に、物に伐る事なし。

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<口語訳>

人は、自分の長所・美点を誇らず、他の人と争わないことを徳とする。他の人より優れていることがあるのは、大きな損失である。身分や家柄の高さでも、才能があり芸事に優れているのも、先祖の名誉でも、人より自分が勝っていると思っている人は、たとえ口に出さなくても、心の中に多くの罪・過ちがある。自分の長所・自慢など慎んで忘れたほうがいい。人から愚かに見られ、悪く言われて、災禍を招く原因はこの慢心なのである。
 
本当の意味でのその道の名人は、自分自身で自分の欠点をはっきりと知っているが故に、自分の向上心がいつも満たされることがない。だから、他人に自分の自慢をすることもないのだ。


ほんまにそうやなぁ…

「人より優れていることがあるのは、大きな損失」

いかにも日本人らしいけど(欧米ではぜったいそんな考え方はしないだろうな)。

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放射性核廃棄物を保持し続ける危険とコスト

2015年06月16日 | 雅無乱日記

まともに考えたら、やっぱりそうなるのではないか。

以下の記事、転載です。

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日経新聞 2015年6月14日(日) P.25 サイエンス面
 連載『チンバンジーと博士の知の探検』=京都大学霊長類研究所教授 松沢哲郎=

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私の人生で、原発事故は3回見聞きした。
スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマである。
 
天災か人災かを問わず、かなりの頻度で、災害は必ず繰り返されるというのが事実だろう。
 
明治の物理学者、寺田寅彦は随筆の中で、

アリの巣を突き崩すと大騒ぎが始まるが、しばらくすると復興事業が始まって元に戻る。もう一度突き崩しても同様である、

と記している。
 
そして、「人間も何度同じ災害に遭っても決して利口にならぬものであることは歴史が証明する」と断じた。
 

繰り返すが、現在、原発は1基も稼働していない。

すべての原発は原則40年で次々と廃炉にしていく必要がある。
 

いかに災害から身を守り、被害を最小限に食い止めるか。それを考えたとき、

原発を持ち続け、半減期のきわめて長い放射性核廃棄物を保持し続ける危険とコストを、日本人はもう一度深く考えるべきだろう。
 
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画像は、この記事で話題になっている、世界最大のカルデラ湖=トバ湖。

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NHKスペシャル「沖縄戦 全記録」 20万人が死んだ地上戦

2015年06月16日 | 雅無乱日記

NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「沖縄戦 全記録」

 

 太平洋戦争中、住民を巻き込んで日米両軍が繰り広げた国内最大の地上戦「沖縄戦」。

膨大な戦死者の記録やアメリカ軍の秘蔵フィルムから、衝撃的な沖縄戦の全貌に迫る。

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586683/index.html

初回放送:2015年6月14日(日)午後9時00分


再放送:2015年6月17日(水)午前0時10分

これは見なきゃいかん。 再放送は見逃さない!

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『ハゲタカ』から「資本主義システム」について考えてみる

2015年06月12日 | 雅無乱日記

先日紹介したNHKドラマ「ハゲタカ」を見た。

また8月に再放送をやるようなので、興味ある方は見てみてちょうだい。

NHK ドラマ『ハゲタカ』の公式サイト

最初の3話は、日本企業に次々と買収攻勢をかける外資系ファンド「ホライズンインベストメント」にスポットをあてたドラマ。

うーん、今話題のスティール・パートナーズがダブるなぁ。

ブルドックきょう買収防衛策発動
スティールが特別抗告 「違憲」と最高裁に

(FujiSankei Business i. 2007/7/11)


バブルに踊って多額の負債を抱えた、経営能力の欠如した旅館の主人や、そして会社の資産や労働者を好き勝手に使い甘い汁を吸っている経営者一族が、経営者の座を追われるのは当然。自業自得ってもんである。そういう連中を一刀両断にバッサバッサと斬っていく外資ファンドは、ある意味爽快で、どこか共感してしまう部分がある。

たしかに、腐敗してる連中はいっぱいいる。しかし、見ているうちにだんだんと「…そりゃなんぼなんでもやりすぎやろ…」という気分になってくる。

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“借りた金を利子を加えて返すのは当然でしょ?それが資本主義社会の常識中の常識。最も基本にあるルールってもんである。我々(外資ファンドも銀行も)は、ルールにのっとってやってるんだ、文句あっか?”みたいな感じで買収街道ひたすら突き進む鷲津(大森南朋)は、記者会見でこう言い放つ。

「金儲けは悪い事ですか?」(どっかで聞いたようなセリフだな…)

一方で一視聴者としては、そんな非情な資本の論理のみで突き進むところに反発する気持ちもある。芝野(柴田恭兵)が、不透明な銀行組織の中で組織の中で苦悩する姿は世のサラリーマンの共感を呼ぶのではないだろうか。

芝野が若き日の鷲津を慰める為に言った「日本は資本主義だから仕方ないよ」みたいな台詞は、まさに現在の資本主義のシステムに翻弄されている我々が日々自分自身に言い聞かせている言葉なのかもしれない。

我々は、その「資本主義」のシステムの中に生れ落ちて、そのシステムを所与の前提として暮らしているので、資本主義のシステムや基本ルールについてことさら意識する事はない(当然のことと思って疑わない)。云わば「パラダイム」ってやつである。

例えば、会社が外資に乗っ取られたり、資金繰りに詰まって会社が潰れたり、借金で首がまわらなくなったり、といった究極の状況や、そのような目にあっている親しい人に触れるような機会がめぐってきてはじめて、「なんで資本主義のシステムってそうなってるの?」という疑問が湧いてくるものなのかもしれない。

しかし、そんな究極的な状況に陥ってしまってから考えたのでは遅すぎるので、大それてはいるが、社会を形成する根本の原理の一つとしてのこの資本主義システムについて考えてみたい。

ということで、今後何回かにわたってド素人の普通人が捉えた「資本主義というシステム」について、実感を中心に時々書いてみたい(常識の枠を平気で踏み外すのが素人の強みである!…という勝手な開き直りで、一部暴論も承知で展開するのでそのへんはスルーしてほしい)。


バブル経済の構造とその行方~

日本をガタガタにした「バブル経済」とその崩壊って何だったのか


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