アメリカのサブプライムローンの焦げ付きによる影響が日本にも及び、大幅な株式暴落と円高が起きている(中国による米国債売りも絡んでいるとの話も…)。一旦は持ち直したようだが、この混乱は楽観視はできないだろう。
今後どうなっていくのだろうか。
「株式日記と経済展望」さんhttp://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu150.htm(8月18日)はこう予測している。
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また、田中宇氏はこう予測する。
http://tanakanews.com/070821credit.htm2007年8月21日『広がる信用崩壊』より
アメリカの経済は、実は基盤がほとんど無い。全体がバブルみたいなもんである。その事は、投資家連中は既に知っており、すぐにとりあえずの投資資金の逃避先を探すだろう。
市場の外にいた人々を無理やり市場に参加させるよう追い込むことによって世界の市場は拡大してきたが、しかし現在、新たに参加させる対象(新たに搾取する対象)はもうほとんど存在しない。つまりは、世界の市場拡大は実質的に止まっており、有効な投資先を見つけるのは極めて困難な状況だ(だからこそ、世界の金がダブついてバブルを引き起こしているのである)。
今後はおそらく、目先的に安全そうな投資先がたまたま選ばれ、そこに全投資家が群がって再び小バブルを引き起こす事になるだろう。そして当然の如く、そのバブルも崩壊する。
もし、ドルが一気に暴落することが無かったとしても、これからの世界経済は、こうして小バブルをあちこちで繰り返しながら、縮小していくしか道は残っていないのではないだろうか。少なくとも、基軸通貨としてのドルがもうオシマイに近づいていることだけは確かだろう。日本は、アメリカの破綻の巻き添えを食わないように舵取りをしていかなくてはならない。かなり困難だと思うが…
これまで世界経済を牛耳ってきた0.0000001%の連中でさえ、この先のことは見えていないのではないか。自らが創りだした市場システムに翻弄されることしかできない。せいぜい何かが起こった時、現物を買い占める準備をするくらいしかできないのではないだろうか。
しかし、我々に庶民にとっては、彼らが搾取のために創り上げ支配してきたこのシステムからの脱却のチャンスでもある。
マスコミや学者の情報に惑わされず、生産現場にいる普通の人々自身が地に足をつけて共認圏をつくっていくこと、そして博打場と化した市場システムから脱却し確かな基盤を創ることこそ、今求められているのではないだろうか。
今後どうなっていくのだろうか。
「株式日記と経済展望」さんhttp://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu150.htm(8月18日)はこう予測している。
日本は経済力があるから1500兆円もの資産消滅が起きても何とか持ち堪えましたが、アメリカで株と不動産の暴落で資産消滅が起きたら耐えられないだろう。401Kの年金は破綻して社会不安が拡大する。住宅ローンが返せなくて持ち家も失い年金も無いとなれば町に浮浪者があふれることになる。アメリカから投機資金も逃げ出してドルは暴落する。
アメリカ経済が世界の景気を支えてきたともいえるのですが、そのアメリカが駄目になったらどこが世界経済を支えるのだろうか? EUも今回のバブル崩壊に巻き込まれてしばらくはだめだろう。今までは日本からの資金供給が世界経済を活気付けていたのですが、その方法も限界だ。
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また、田中宇氏はこう予測する。
http://tanakanews.com/070821credit.htm2007年8月21日『広がる信用崩壊』より
今回の危機が世界経済にとって厄介なのは、最近の約10年間で、あらゆる債権債務関係が証券化(債券化)されており、その債券市場で信用収縮が起きていることだ。証券化によって、金の貸し借りの総額が急増し、世界の金融市場の規模は何倍にもなり、この拡大が世界経済の成長力の一因となり、アメリカなど先進国の消費者のローン拡大を通じ、世界の消費増にもつながってきた。
今起きていることは、証券化や貸し借りの突然の「清算」である。債券(国債以外)を買った人の多くが、できるだけ早く手放したいと考え、新たな債券を買うのはまっぴらだと思っている。アメリカの連銀は、この清算のプロセスを止めることはできないと考えており、清算の進行による悪影響を減らし、秩序だった清算になるよう、努力をしているだけだという。この清算過程は短期間では終わらず、まだ続くと指摘されている。
アメリカの経済は、実は基盤がほとんど無い。全体がバブルみたいなもんである。その事は、投資家連中は既に知っており、すぐにとりあえずの投資資金の逃避先を探すだろう。
市場の外にいた人々を無理やり市場に参加させるよう追い込むことによって世界の市場は拡大してきたが、しかし現在、新たに参加させる対象(新たに搾取する対象)はもうほとんど存在しない。つまりは、世界の市場拡大は実質的に止まっており、有効な投資先を見つけるのは極めて困難な状況だ(だからこそ、世界の金がダブついてバブルを引き起こしているのである)。
今後はおそらく、目先的に安全そうな投資先がたまたま選ばれ、そこに全投資家が群がって再び小バブルを引き起こす事になるだろう。そして当然の如く、そのバブルも崩壊する。
もし、ドルが一気に暴落することが無かったとしても、これからの世界経済は、こうして小バブルをあちこちで繰り返しながら、縮小していくしか道は残っていないのではないだろうか。少なくとも、基軸通貨としてのドルがもうオシマイに近づいていることだけは確かだろう。日本は、アメリカの破綻の巻き添えを食わないように舵取りをしていかなくてはならない。かなり困難だと思うが…
これまで世界経済を牛耳ってきた0.0000001%の連中でさえ、この先のことは見えていないのではないか。自らが創りだした市場システムに翻弄されることしかできない。せいぜい何かが起こった時、現物を買い占める準備をするくらいしかできないのではないだろうか。
しかし、我々に庶民にとっては、彼らが搾取のために創り上げ支配してきたこのシステムからの脱却のチャンスでもある。
マスコミや学者の情報に惑わされず、生産現場にいる普通の人々自身が地に足をつけて共認圏をつくっていくこと、そして博打場と化した市場システムから脱却し確かな基盤を創ることこそ、今求められているのではないだろうか。