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~前略~
海賊の多くは、もともと零細漁民であった。バーレ政権時代には欧州や日本がソマリアの漁船や漁港の整備に対して援助を行っていた。
しかし91年政権崩壊後、漁業管理が存在しなくなり、ソマリア領海には、イタリア・スペイン・フランス・ギリシアなど欧州の民営漁業団が勝手に入り込み、一切規制の存在しない無茶な乱獲を行うようになり、たちまち漁業資源が底を尽いた。
当初、漁船はEU諸国だけだったが、この数年は、アメリカ・ノルウェイ・中国や東南アジアからも大型漁船できて、ごっそりと不法漁業を行い根こそぎ魚を獲っていく。わけても中国の漁船団は規模、漁獲とも凄まじく、資源の枯渇を一切考慮しない根こそぎ捕獲漁法でソマリア沖漁業資源を壊滅に追い込んでいるといわれる。
追い打ちをかけるように、90年代にカネほしさのソマリア軍部とフランス・イタリアなど欧米企業が、「沿岸に産業廃棄物の投棄を認める」という内容の悪質極まりない条約を締結し、他国では絶対に認められないダイオキシンや放射能など汚染度の深刻な産業廃棄物が沿岸に投棄されるようになった。
これを行った主役はイタリア政府と結託したマフィアであったといわれる。またソマリア沖に国家権力が及ばないこと知った中国やアメリカも、他では許されない国家問題になるレベルの超汚染物質投棄を繰り返している。
そのなかに原発由来の放射性廃棄物が多量に含まれていたため、漁師を中心とする地域住民数万人が放射能被曝障害で発病。地域住民の生活を支えていた漁業もできなくなった。
この結果、困窮した漁民がやむなく自ら武装して漁場を防衛するようになり、一部が海賊に走ってそれが拡大したものである。
こうした実態に対し、海賊呼ばわりして武力弾圧を要求しているのが、身勝手な漁業と産廃投棄を繰り返しているEU・アメリカ・中国などの当事者であり、その真の狙いは、自分たちの行った非道な産廃汚染の証拠隠滅であると指摘されている。
海賊のレッテルを貼り付けたソマリア漁民を、一網打尽に殺害して証拠を隠滅したいために海軍を派遣し、片っ端から漁民を虐殺しているのである。
一方で高速船の使用・ロケット・ランチャーなど高度な武装・規律ある訓練などに見られる海賊の姿は漁民とかけ離れたものであり、またソマリアにおける海賊拠点を取材したメディアによれば、地元民の一部が含まれているが、大多数は見ず知らずの、言葉も通じない人たちという証言もある。
一部の海賊は、イギリスの民間軍事会社ハートセキュリティ社の指導の下で創設された私設海上警備隊の構成員であると認定されている。この組織がアフガニスタンから流入する麻薬や小火器をパキスタンカラチ港からインド洋・ソマリアを経由し他のアフリカ諸国やイエメンに対して密輸しており、この密輸組織がやがて海賊化した経緯があるようだ。(後略)
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「海賊」などとレッテルが貼られているが、どうも裏にはいろいろとありそうである。