にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

自衛隊がイラクで米兵を何人運んでいようが「そんなの関係ねえ」?

2008年04月27日 | 雅無乱日記
航空自衛隊のイラクでの活動を「違憲」とした17日の名古屋高裁の判決
に対して、「そんなの関係ねえ」とのたまっていた自衛隊の航空幕僚長が、火消しに追われている。

「関係ねえ」発言 空幕長、「一部不適切だった」(msn)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080425/crm0804251657017-n1.htm

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私はべつにサヨクでも平和主義者でもないので、憲法9条がどうのとか、違憲がどうのとかよく分からない。でっち上げられた理由をもとに他国に侵略戦争をしかけているアメリカを、日本がせっせと手伝わなくてはならない理由がさっぱり分からないだけである。

それは、以前のエントリーで述べた通り。

給油(キュウユ)は終わったかもしらんが空輸(クウユ)はまだやってんでしょ?

自衛隊員はなぜこんなにも自殺するのか?

ところでこの違憲判決を示した名古屋高裁の青山裁判長は既に退官しているそうだ。政府に逆らう判決を出したせいで辞めさせられた(辞める覚悟がないとこの判決は出せなかった)ということだろうか? 気になるところである。

今回はこれに関連して(?)、ネットサーフィンしていて、ガツンと一発殴られたような感覚をおぼえたこのサイトから引用したい。

JANJANのアレン・ネルソン氏の講演より


【アレン・ネルソン プロフィール】
 1947年ニューヨーク・ブルックリン生まれのアフリカ系アメリカ人。海兵隊員として13カ月間ベトナム戦争の前線で戦う。帰還後PTSDに苦しみ、治療に18年を要する。日米両国で精力的に講演活動を続け、戦争の現実と愚かさを訴え続けている。著著に『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか』(講談社)など。

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日本人にも、米大統領選挙の選挙権が与えられるべき

 数年前、広島・長崎で原爆資料館を見学し、大変なショックを受けました。わたしがアメリカで受けた教育が偽りであり、政府によるプロパガンダだと知ったからです。そこで学んだことは愛する国アメリカが、女性、子ども、お年寄り、病院などなど罪なき人々に原爆を投下したという事実で、わたしは涙をこらえることができませんでした。広島・長崎に原爆を投下したことは最悪なテロリズムであり、アメリカがテロを教えた国と言えます。アメリカには他国をテロ国家などと呼ぶ資格はありません。

 アメリカ人として日本の沖縄になぜ米軍基地があるか疑問に思っています。日本人は日本を守るために米軍基地を置いているというプロパガンダを信じている人が多いですが、真実を伝えると、それは日本政府をコントロールするためであって、日本を守るためではありません。日本は今でもアメリカの占領下にあります。

 本土にいて占領状態を認識することはむずかしいですが、沖縄に行って、地元の人と話して下さい。沖縄の人たちは毎日占領軍によって危険な目にあわされているのです。みなさんの国には真の民主主義はなく、アメリカの傀儡政権であり、首相はアメリカの1州の州知事で、みなさんの大統領はジョージ・ブッシュです。みなさんにも大統領選挙の選挙権が与えられるべきです。


アメリカの貧困

 本当のアメリカというのはディズニーランドやCNNや映画ではなく、貧困です。日本にはホームレスの男性がいますが、アメリカには男性だけでなく、ホームレスの女性や子どもたちがいます。彼らは道端や公園、シェルターで寝泊まりしています。スーパーマーケットに行くと入口で物乞いしている女性や子どもたちがいます。

 わたしは北海道から沖縄まで日本全国に行き、貧しい地域を目にしますが、スラムやゲットーは目にしたことがありません。ニューヨークのブルックリンはスラム、ゲットーで、暴力、失業者、麻薬中毒者、アルコール中毒者であふれています。

 アメリカはいつも戦争、暴力に莫大な金をつぎこむ国です。核兵器や大量破壊兵器をたくさん持っているかわりに、人々の雇用や医療に使うお金は少ないです。わたしは貧しい生活を抜け出したくて、1960年、高校を中退し海兵隊に入隊しました。わたしはとても誇らしく、母は喜んでくれると思いましたが、そうではなく、怒りだし、がっかりし、泣き出しました。母はわたしが貧しい生活がいやだと思っていることをわかっていないのだ、と思いました。

 アメリカ軍兵士たちは中流・上流出身ではなく、貧しい労働者階級出身で、スラムやゲットーで仕事がなく生きるすべがない者たちです。日本の自衛隊にも同じことが言えると思います。裕福な者たちは外国旅行をし、一流大学に入って家の仕事を継ぐのです。

 ブッシュは対テロ戦争が重要だと述べ、他人の子どもを戦地に送って殺しますが、自分の娘は絶対に軍隊には入れません。日本の元首相の小泉も、いとも簡単に他人の子どもを戦地に送りましたが、自分の息子は東京でとても安全にしています。ビールのCMで見るほど安全です。戦場で殺し合うのは貧しい子どもたちです。


人殺しになる訓練

 兵士の訓練は想像を絶する厳しさです。初日に口を閉じることを教え込まれます。みなさんは子どもたちを何かを解決するために質問し、自分で考える人間に育てたいと思っていらっしゃるでしょうが、軍隊では「考える」と「思う」が許されません。兵士には考える役目はなく、命令に従うのみです。

 日の出前に起床し、何マイルも走って、訓練を受けます。武器の操縦法を学ぶ授業、ライフルの操縦法、手榴弾の使い方、素手で敵を殺す方法……。多くの政府が軍隊を「平和維持軍」と呼びますが、軍隊では人殺ししか学びません。

 40人位の18歳、19歳位の兵士たちです。上官が「おまえら、何がしたい?」と聞くと、「殺す!」と答えます。「聞こえないぞ!」「殺す!」「まだ聞こえないぞ!」「殺す!」最後にはけもののような怒号をあげて「殺す!」と叫びます。これが軍隊に入るということです。(中略)


映画にはない戦争のにおい

(中略) ベトナムの村を攻撃すると、男たちがわたしたちと戦います。女性と子どもたちは逃げ回ります。男たちを殺し終わった後、女性と子どもたちを探すのは簡単なことでした。水も米もなく3日、4日、5日と経つと、小さな子どもはおなかがすいて泣き叫ぶからです。ジャングルの奥深く入り込み、耳を澄ますだけで、すぐに居所は知れました。

 お年寄りは逃げ続ける体力がないので、女性、子どもと一緒に逃げると遅れます。女性や子どもがお年寄りを待っているところを見たことがあります。しかしお年寄りは決して追いつかないので、そのまま一人で死ぬのです。こういう光景は映画では目にすることはありません。ニュースでもありません。

 攻撃後、死体を集め、数を数え、掃除しなければなりません。男、女、子どもという3つの死体の山を作ります。死体に欠けている部分があれば探してきてくっつけなければなりません。大きなけがをした村人がジャングルへ入って行けば、その死体を見つけなければなりません。

 死体を見つける方法はふたつあります。一つはハエの音です。ハエの飛ぶ方向に行けば死体があります。二つ目はにおいです。腐敗した死体の異臭は強烈なもので、もどしたり、涙が出たり足がふるえたりします。絶対に忘れられない戦争のにおいです。映画にはにおいがありません。においがないので現実的ではありません。真の戦争のにおいが映画についていれば、みんな二度と観ないでしょう。真の戦争のにおいは腐敗した死体、焼け焦げた死体のにおい、火薬のにおいです。


ベトナムの人たちも人間だった

 「戦争であなたの目を開かせたものはなんですか?」とよく聞かれます。ある時、村を攻撃中、たくさんの仲間が死に、わたしも逃げ回って村の家の防空壕の中に入りました。ベトナムの家族は家に防空壕を作っているのです。そこに15、6歳の少女がいて、彼女はわたしを見るとたいへん脅え、怪物を見たような表情をしました。しかし彼女は逃げ出すことはできなかったのです。荒い息遣いが聞こえました。少女はお腹の下に何も身に着けていませんでした。初め何が起こっているのかわかりませんでしたが、少女の足の間から赤ん坊の頭が見えた時、わたしはどうにかしてこの少女の力になりたいと思いました。

 しかしわたしは人殺ししか教わっておらず、命が生まれ出る時のことを教わっていませんでした。とっさにそこに手を出すと、わたしの手の中に赤ん坊が生まれ落ちました。少女は赤ん坊を奪い取り、歯でへその緒を噛み切って、逃げていきました。わたしは目の前で起こったことが信じられませんでした。その防空壕から出た時は、全く違う人間になっていました。ベトナムの人々が人間だったと気づいた本当に大切なできごとでした。私はこのことを誰にも話しませんでした。

 赤ん坊が生まれるのを見たあと、わたしはベトナム人と友だちになろうとしました。子どもと遊ぶようになり、食べ物や毛布を盗んで、母たちに与えるようになりました。

 アメリカでの訓練、沖縄での訓練で、わたしたちは「ベトナム人は人間ではない」と教えられていました。そしてベトナム人のことを、「けだもの」「つり目」「共産主義者」と呼んでいました。軍隊は攻撃相手の人間性を取り払おうとするのです。原子爆弾も人間の上に落とすとは思っていませんでした。「ジャップス」は「ラッツ」と発音が似ていて、「ドブネズミ」のようなものの上に落とすと思っていたのです。

 また、第二次世界大戦中、日本は米英兵をひどいことをして殺しました。日本人は米英兵を「鬼」と呼んでいました。イラクでは米兵はイラク人を「砂漠のサル」と呼んでいます。ベトナム戦争だけでなく、すべての戦争で同じことが繰り返されています。今、この瞬間にもパレスチナ、アフガニスタン、イラク、アフリカ、ヨーロッパ各地で人が殺されています。
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「ベトナムの人たちも人間だった」


あたりまえやろ!とツっこみたくなる言葉だが、まさに連中があそこまでエゲつないことができる理由は「同じ人間だと思っていないから」なのだ。それを垣間見たような思いである。

でもネルソンさん、あなたが例外的にそのことに気づけたのは、あなたが黒人だったからかもしれませんよ。

日本が植民地だ、アメリカの州の一つだ、というのもなかなかに手厳しい。

日本(自衛隊は)は今、イラクにおいてアラブ人を屁とも思ってない殺人マシーンをせっせと空輸しているわけだが、それをやらせているご主人様(アメリカ)は、本音のところは日本人の事も同様に人間とは思っていない…ということを、我々は知っておく必要がある。

ブログランキング ドット ネット人気ブログランキング - 路上日記@なんで屋

※画像はRage Against The Machineのアルバムジャケット(ヴェトナム戦争中の有名な写真)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G8SX/cinematicroom-22/ref=nosim


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4 コメント

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Unknown (リクルート)
2008-04-27 20:50:56
先週金曜に阪神百貨店前でお世話になりました
ジャケットの「rage against the machine」は機械に対する怒り、って意味だと思いますが
ここでいう機械って、殺しの訓練によって自由意志や罪悪感を放棄した殺人マシーンって含みもあるようですね
映画「フルメタルジャケット」がこのプロセスをみっちり書いてて背筋が凍ったんですが
もっと恐ろしいことに、あの映画を新人兵士が厳しくも愛のある教官に鍛えられて「一人前の男」になる話と思われているようです
これが「ゆとり教育」の弊害でしょうか(大嘘)
はじめまして (ニュースワーカー)
2008-04-27 23:52:30
ブログ「ニュース・ワーカーⅡ」管理人の美浦と申します。TBありがとうございました。
今回のエントリーの趣旨に共感して、TBさせていただきました。
ランキングのアドレス (大城 勲)
2008-05-01 14:08:32
何時も拝読させて頂いています。
一つ御願いですがブログランキングをクリックする際に別ウインドウで開く様にして頂ければと思います。
ランキングのアドレスのソースに
<target="new">或いは
<target="_blank">を付け加えて下さい。
ありがとうございます (雅無乱)
2008-05-01 23:04:51
みなさん、どうもです。

リクルートさん、明日は晴れたら路上に出ますが、これから曜日・日程が変更になるかも…

また連絡するので、お会いしましょう!

ニュースワーカーさん、トラバありがとうございました。貴ブログも充実していて素晴らしいですね。これからも宜しくお願いします。

大城勲さん、毎度どうもです^^;)
一応なおさせていただいたのですが、これでイケてます?

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