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Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

梅の害虫駆除

2018-04-28 22:01:29 | Weblog

 3本の梅の木に今年はたくさんの実が付けた。毎年5kg程の梅を収穫し梅干など作っていた今年は10kg以上の梅が取れそうである。3本の内一本は実を取るため30年ほど前に購入した白梅で、あとの2本は紅梅と白梅で正月用の松竹梅の鉢植えのものを地に移したものである。実を取る梅からは例年通りの梅が生ったが、正月用の梅も今年はたくさんの実が付いている。しかし、最近になって梅木から、毎日自然摘果した小さな実が落ちるようになった。それは日に日にひどくなっていったのでよく見てみた。

 すると、幹や枝に3㎜大の光沢のある丸いものが連続して付いていた。これは「タマカタカイガラムシ」という赤褐色のロウ状の塊になった害虫で、メスは、その中に100個ぐらいに卵を産み羽化すると小さな白い幼虫が這い出しロウ状の塊を作る。そして幹や枝に口ばしを突き刺し養分を吸って成長する。これは厄介な害虫で駆除するには取って焼却するか、冬の間であれば石灰硫黄合剤を散布すれば良いが、今となってはオルトラン、スミチオンなどの薬剤散布がある。しかし実を収穫するのでこれもできない。非常に厄介な害虫で以前同様のことが起きたが、冬の間の処置などして何とか正常になった。しかし、完全に除去できないでいて今回また大量発生したものと思う。確かに木自身も弱っていて葉の付き具合が悪かった。

 今からでは薬剤散布も出来ないので下にシートを敷き幹や枝に付いた害虫をワイヤブラシではぎ取ることにした。マスクやゴーグルなど付けて作業をしたが、ブラシで擦ると、白い粉のようなものが飛散した。脚立に乗って作業したが、細い枝に付いたものはゴム手袋で潰して取ったが作業で手間どった。作業中も小さな実がポタポタ落ちたが、その量も枝に付いているものの大部分が無くなるのでないかと思うぐらいの量であった。一本の梅木だけで1時間以上かけて作業した。その後ブルーシートの中に入った小梅と害虫を纏めてゴミ袋に入れたが、シート以外の地面に落ちた害虫もたくさんあったので、それを熊手で集め土と一緒にゴミ袋にいれた。

 あと2本の害虫除去は、後日行うことにしたが、ゴミ袋に入れた害虫と落ちた梅、それに土の量だけで15kg程になった。この処置は、焼却するしかないが、市の回収車では持って行ってくれそうにない。家で焼却するしかないが、まだ2本の梅が残っているので全部で40Kg以上になる。この焼却方法は別途考えることにした。作業後シャワーを浴びたが、のどがイガイガする状態が続いた。普通のマスクであったので、微細な白い粉が気管に入ってしまったように思った。冬に石灰硫黄合剤散布しなかったため厄介な作業が残ってしまった。

 


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