森はともだち

森林や木材についての理解を広め、”森とともだち”になるきっかけづくりを目的に情報発信をしています

森の検定・・・樹木

2014-07-06 | 夏休みの自由研究 森の仲間が応援

森の検定・・・樹木(森の検定こうち実行委員会)

1、高知県の木は、どれでしょう?四支

  A 仁淀川町のひょうたん桜 B 馬路村の魚梁瀬杉 C 大豊町の大杉

2、一年間を通して木の枝に葉が付いている種類の木のことを何というでしょう?四支

  A 広葉樹 B 常緑樹 C 照葉樹

3、樹木で養分を作ったり取り入れたりすることに大きく関わっていないのは、どれでしょう?四支

  A 幹(みき) B 葉 C 根

4、木の名前を表している漢字はどれでしよう?四支

  A 木へん+つくり白:柏 B 木へん+つくり黄:横 C 木へん+つくり朱:株

5、ビンのせんなどに使われるコルクは、木のある部分を利用して作られます。それはどの部分でしょう?四支

  A 樹皮(木の皮) B 幹(みき) C 根

 6、肉用のトレーでは、明るい茶色のものも使われます。それは、あるものの代わりに見えるように作られています。もともとは、どのようなものだったでしょう?四支

  A たけのこの皮 B スギやヒノキなどの板 C ホオノキの落ち葉

 7、イチジクのなかまには、他の木にからみついて成長し、最後にはその木を殺してしまうものがあります。この木のことを何というでしょう?四支

  A からみ殺しの木 B しめ殺しの木 C しばり殺しの木

8、この中で、実際にない木はどれでしょう?四支

  A イヌビワ B サルスベリ C キジウチ

9、マツのなかまで、秋に紅葉するものは、どれでしょう?四支

  A アカマツ B カラマツ C トドマツ

 10、木を切ったときに見られる年輪からは、どのようなことが分かるでしょう?四支

  A 木の生えていた場所が分かる。 B 木の生えていた年数が分かる。 C 木の生えていた向きが分かる。

11、木の年輪で、濃い茶色の線に見える部分と、それ以外の部分の説明で、正しくないものはどれでしょう?四支

  A 濃い茶色の線に見える部分の方が、木の成長がおそく、それ以外の方が早い。

  B 濃い茶色の線に見える部分の方が、かたく、それ以外の方がやわらかい。

  C 濃い茶色の線に見える部分の方が、春から夏の間に成長し、それ以外の方は夏から秋の間に成長する。

12、実をはじめ全てに毒性分がふくまれ、まちがって食べると中毒を起こす木は、どれでしょう?四支

  A キョウチクトウ B ケヤキ C カツラ

 13、木の幹(みき)に、地面から1m上のところにクギを打ったとします。10年後、クギはどうなっているでしょう?四支

  A 木の幹にクギが見え、位置も変わらない。 

     B クギは幹から見えなくなり、位置は変わらない。 

  C クギは幹から見えなくなり、位置は地上から1mより上のところに動いている。

14、木材にある水分を示す値を含水率(がんすいりつ)といいます。含水率は(A「木を切ってすぐの時の重さ」-B「切った木の水分を0にした時の重さ」)÷「B切った木の水分を0にした時の重さ」×100という式で計算します。(A-B)÷B×100 Aが100kg、Bが40kgの含水率は?四支

  A 75% B 100% C  150%

15、ヤマモモやイチョウのように、雄花(おばな)だけつける木、雌花(めばな)だけつける木と分かれていることを何というでしょう?四支

  A 雌雄異株(しゆういかぶ) B 雌雄同株(しゆうどうかぶ) C 雌雄別株(しゆうべつかぶ)

16、秋に、よい香りのするだいだい色の花をつける木は、どれでしょう?四支

  A クチナシ B ヤブツバキ C キンモクセイ

17、同じ木でも、国や地域によって呼び名が変わったりします。そのため、名前を「ラテン語」で記し、どこでも同じものとして通じるようにしています。それを何というでしょう。四支

  A 学名(がくめい) B  通り名(とおりな)C  本名(ほんみょう)

18、クリスマスツリーの木といえば「モミの木」。モミは、どこに生えているでしょう?四支

  A 日本には生えていない。 B 北海道の一部だけに生えている。 C  秋田県から屋久島まで、育つところで生えている。

19、スギとヒノキは日本を代表する造林樹種です。では、スギとヒノキはどちらが北の方まで分布している(寒さに強い)でしょうか。四支

  A スギ B ヒノキ  

20、黄色い文旦や赤いリンゴ、オレンジ色のビワなど果物はいろいろな色をしていますが、森の樹では何色の木の実をつける種類がいちばん多いでしょう。四支

  A 黄色やオレンジ色 B 赤色や黒色 C 青色や白色

21、次のカンバ類のうち、高知県に分布するカンバはどれでしょう?四支

  A シラカンバ B ダケカンバ C ウダイカンバ

22、知っている木の名前を漢字で4つ書いて下さい。四支

   

23、次のうち、針葉樹はどれでしょう。四支

  A ブナ B カエデ C スギ D サクラ

24、広葉樹には、秋に葉を落とす落葉広葉樹と、秋に葉を落とさない常緑広葉樹に分けられます。では、次のうち常緑広葉樹はどれでしょう。四支

  A カエデ B サクラ C クリ  D クスノキ

25、日本で見られる針葉樹は、そのほとんどが1年中葉をつけていますが、秋に葉を落とす針葉樹があります。では、次のうち、落葉する針葉樹はどれでしょう。四支

  A スギ B カラマツ C モミ D ヒノキ

26、花粉症の原因となる主な樹木は何でしょうか?高セ

  A スギ B サクラ C マツ

27、スギの切り株を見て、年輪幅が広いのはどの方向でしょうか?高セ

  A 南側 B 斜面の下側 C 特に決まっていない

28、日本に生える大型の竹の名前は?高セ

  A モウソウチク B ハチク C  ヤダケ

29、新芽が食用になる木は?高セ

  A タラノキ B ウルシ C  シキミ

30、高知県で一般的に、仏前に供えられる木は何でしょうか?高セ

  A サカキ B シキミ C  サクラ

31、高知県で一般的に、神前に供えられる木は何でしょうか?高セ

  A サカキ B シキミ C  サクラ  

32、木の成分で一番多いのは?高セ

  A 炭素 B 酸素 C 水素

33、木材の主成分で一番多いのは?高セ

  A セルロース B ヘミセルロース C  リグニン

34、森に入り、見知らぬ木を見つけました。後で図鑑で調べるために行った行動で、よくないものはどれですか?高大

  A 葉っぱの全体写真を撮る B 葉っぱの全体写真を撮る C 葉っぱの一部をちぎって持って帰る  D 落ちていた実を持って帰る

35、高知県内のスギ人工林では高知県内の一部の地域の苗が植えられています。それはA~Dのうちのどの地域でしょう?高大

  A 室戸市 B 馬路村 C  仁淀川町 D 三原村

36、机の上にある木の葉っぱでスギはどれでしょう?四管技普

   

37、机の上にある木の葉っぱでヒノキはどれでしょう?四管技普

  

38、日本の木で、もっとも長く生きて高く伸びる木はどれでしょう。四管支セ

  A クスノキ B スギ C ケヤキ D イチョウ

39、衣類を虫から守るための材料となる木はどれでしょう。四管支セ

  A クスノキ B ヒノキ C  スギ D モミノキ

40、日本の木で、葉も大きく一番大きい花が咲く木はどれでしょう。四管支セ

  A ホオノキ B コシアブラ C ユズリハ D カエデ

41、木製バットの材料として全国各地に植えられている木はどれでしょう。四管支セ

  A ホウノキ B アオダモ C  シラカシ D カエデ

42、昔から太鼓や船の材料として用いられてきた堅い木はどれでしょう。四管支セ

  A スギ B ケヤキ C  モミ D ブナ

43、ドングリのなる木は何でしょうか。四管支セ

  A スギ B ケヤキ C  モミ D ブナA  B  C  

44、イチョウの木の実は何と言うでしょうか。四管支セ

  A ラッカセイ B ギンナン C  クリ D ビワ 

45、木は光合成により二酸化炭素を吸収しますが、何歳くらいの木が一番多く吸収するでしょうか?水源

  A 20歳くらい B 40歳くらい C  60歳くらい D 80歳くらい  

46、木の年齢は、木のどこを見ればわかるでしょう?水源

  A 木の高さ B 枝の数 C  年輪の数

47、日本の木の中で一番高く伸びる木はどれでしょう?水源

  A マツ B スギ C  クヌギ D ブナ  

48、日本一大きな葉と花をつける樹木は?水源

  A カシワ B ヤマモモ C ホオノキ D トチノキ  

49、日本に生えている樹木の種類はどのくらいですか?水源

  A 約15,000 B 約1,500 C  約3,500 D 約5,500  

50、

  A  B  C  

51、

  A  B  C 

 

回答

1、B 高知県を代表する人工林の一つ、千本山の魚梁瀬美林(魚梁瀬杉)が高知県の木となっています。

2、B
  分類のよりどころが葉の形や成り立ちになるのが、広葉樹・照葉樹です。

3、A
  幹は養分の通り道になる役目もあります。

4、A
  柏(かしわ)です。5月5日の節句のときに食べる「柏餅(かしわもち)」は
 この柏の若葉を乾燥させて餅を包んだもの。

5、A
  コルクガシの樹皮が原料です。コルクガシは,ヨーロッパの乾燥が強めの地域で栽培されています。

6、B
食品包装材としての経木(きょうぎ)として使われていました。

7、B
イチジクの仲間やフトモモ科のツル性のものの中のある種が締め殺しの木と呼ばれ、高知県ではアコウがそれに当てはまります。

8、C
きじ撃ちは、男性が野外で用を足すことを意味します。同じく「お花つみ」は女性が用いる言葉です。

9、B
カラマツは落葉針葉樹です。

10、B
年輪を数えることによって、木の育った年数が分かります。

11、C
濃い茶色の線に見える部分の方が、夏から秋の間に成長し、それ以外の方は春から夏の間に成長します。

12、A
キョウチクトウが生えている土にも毒性分が広がります。

13、B
木が成長すると、クギは木の幹の中にとどまります。位置は変わりません。

14、C
(100-40)÷40×100=150、よって150%です。

15、A
雌雄同株は、おしべとめしべが一つの花にある「両性花」をつけます。

16、C
クチナシは初夏に白い花を、ヤブツバキは初春に赤い花をつけます。

17、A
学名の付け方には,いろいろな決まりがあります。(ラテン語は、言語として完成し、これ以上の変化がないため、またローマ帝国の公用語であり、現在も各方面でラテン語を使う慣習の名残で、学名もラテン語表記となっています)

18、C
自生地の北限は秋田県、南限は鹿児島県屋久島とされています。

19、A
スギの天然分布の北限は青森県、ヒノキは福島県とされている。人工林の北限は、スギは北海道道南地方、ヒノキも北海道にもわずかに植えられているが、健全に育つのは岩手県くらいまで。スギは積雪が多い場所、降水量が多い場所に天然林が残存している。

20、B
森に育つ樹のなかでは、果実が赤色か黒色をした種類がいちばん多いです。赤と黒は同じぐらいの数です。それに比べると、黄、白、青などはとても少ないです。モチノキやマンリョウの赤い実、クスノキやタブノキの黒い実はさまざまな鳥に果実が食べられて、鳥のフンと一緒にタネがあちこちにばらまかれます。そのため、鳥が果実を見つけやすいように、葉っぱの緑色と対照的な赤や黒の果実が多いといわれています。森にいろいろな樹が育つためには、樹だけではなく鳥などのさまざまな動物も大切ですね。

21、B
ダケカンバは剣山や三嶺、筒上山など標高の高い山の上部に見られます。ほかの2種は本州中部以北に分布し、高知県には分布しません。カンバ類ではほかにミズメが高知県に分布します。(日本の植物-木本編I-、平凡社)"

22、*1問正解につき、1点

23、C
スギやマツのように細長い葉を持つ木やヒノキうろこ状の葉を持つ木を針葉樹と呼び、サクラやカエデのように、幅広い葉を持つ木を広葉樹と呼びます。
ただし、イチョウは葉が幅広いですが、針葉樹に分類されています。

24、D
クスノキは高知市追手筋の中央分離帯にも植えられており、高知市内でもよく見られます。

25、B
針葉樹としては、落葉する珍しいタイプです。四国では自然に生え育つことはないため、見かけたとしても、人の手で植えられたものになります。

26、A

27、B
 木がまっすぐ上に伸びるために針葉樹では斜面下側に圧縮あて材ができて幅が広くなります。広葉樹では斜面上側に引っ張りあて材ができます。切り株で方位を推測するのは危険なのでやめましょう。

28、A

29、A

30、B

31、A

32、A

33、A
セルロース 50%、ヘミセルロース30% リグニン20%

34、C:樹種判断の方法を確認する

35、B:魚梁瀬杉が母樹になっていることを知ってもらう

36、実物or写真から選択

37、実物or写真から選択

38、B:スギ

39、A:クスノキ

40、A:ホオノキ

41、B:アオダモ

42、B:ケヤキ

43、D:カシノキ

44、B:ギンナン(銀杏)

45、A            

1年間に約3.3トン(1ヘクタール当たり)の二酸化炭素を吸収します。

46、 C             

木の断面を見ると円状の線が見られます。これが年輪で、1年に1本づつ増えていきます。

47、B                         

スギという呼び名の由来は、真っ直ぐに高く伸びる木「直ぐ木=すぐき」。 日本の木の中では最も樹高が高くなる木で、大きいものは60メートル以上に育ちます。

48、C            

葉はさわやかな香りと殺菌力があることから、「朴葉ずし」や「朴葉味噌」などに使われています。

49、B            

日本で生えている数が多い樹木の種類には、スギ・ヒノキ・カラマツなどがあります。

50、

 

 

 

 

 

 

 

 



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