「ほろびないもの」 坂村真民
わたしのなかに
生き続けている
一本の木
わたしのなかに
咲き続けている
一輪の花
わたしのなかに
燃え続けている
一筋の火
『園長・副園長の園内ガイド~京都府立植物園~2013-08-07』 にいつもコメントをいただく道草さんからお寄せいただいた、詩「ほろびないもの」の坂村真民の名前に目が釘付けになったヒト・・・
わんちゃんの妹です、「坂村真民の詩が何となく好きなんよ、巻紙に描いたことあるねん」って言うから「ほんなら描いたんを送ってよ」と頼んだら、以前、妹が巻紙に描いたという坂村真民の「生きることは」が2~3日後に届きました。
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それで、坂村 真民ってどんな人なんかなぁ・・・っとネット検索してみました。
坂村真民(さかむら しんみん)本名昂(たかし)
1909年1月6日 ~ 2006年12月11日 享年97歳
日本の仏教詩人。一遍の生き方に共感し、癒しの詩人と言われる。
熊本県荒尾市出身。熊本県立玉名中学校を経て、神宮皇學館卒業。
愛媛県砥部町に「たんぽぽ堂」と称する居を構え、毎朝1時に起床し、近くの重信川で未明の中祈りをささげるのが日課であった。詩は解りやすい物が多く、小学生から財界人にまで愛された。
特に「念ずれば花ひらく」は多くの人に共感を呼び、その詩碑は全国、さらに外国にまで建てられている。
森信三(日本の哲学者・教育者)が早くからその才覚を見抜き後世まで残る逸材と評した。⇒wikipedia参照
わんちゃんが強く印象に残ったのは
真民氏が自ら生前に付けた夫妻の戒名
詩国院蒲公英朴真民 居士号不要
徳光院愛真華久代 大姉号不要
念ずれば花ひらく 坂村真民
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
↓道草さんからいただきました。
「タンポポを見よ」 坂村真民
順調に行く者が
必ずしも幸せではないのだ
悲しむな
立ち上がるのだ
タンポポを見よ
踏まれても平気で
花を咲かせているではないか
坂村真民記念館
坂村真民の詩は、さりげない言葉で優しく暖かく読む者を包み込んでくれる様です。妹さんの描かれた巻紙は、絵も文字も素敵ですネ。一層、心に沁み入る思いです。
「タンポポを見よ」 坂村真民
順調に行く者が
必ずしも幸せではないのだ
悲しむな
立ち上がるのだ
タンポポを見よ
踏まれても平気で
花を咲かせているではないか
そのとうり!と声をあげたくなりますね。
何人の人がこの言葉に励まされ、それだけではなく、
人生の真理に気づかさせられたでしょう。
坂村真民のことばは、どこまでも平易で短く、人の心をとらえます。
わたしは講演会(ほとんど義理で出席ですが)をたくさん聞きましたが、ほとんどが無意味な言葉の濫費でした。そんな時、真民の言葉の鋭さを思いました。
大学時代、一遍を調べていて、真民を知り、特別好きになりました。真民を知ったら、悪いけど、O田みつをはいまいちです。毎日、念仏を唱えている人だけがもっている誠実さ、強さを真民に感じます。宗教詩人という言葉がピッタリです。
法然、親鸞が向日葵とすれば、一遍は月見草のような、同じく山頭火が向日葵とすれば、坂村真民は月見草のような雰囲気を感じます。(野村監督のパクリですが)
知名度はいまだ及ばないが、知る人ぞ知るという感じ。でも好きな人には、あまり有名になってほしくないです。
家事が一段落したので【わんちゃんの独り言】にちょっと寄り道。
絵手紙は「ヘタでいい ヘタがいい」とは言われるけど、上手くなりたいなって思う
でも「ヘタでいい ヘタがいい」に励まされてがんばりまぁ~す。
道草さんがご縁で、いろんな方の詩歌に出合うことができることに感謝です
>妹さんの描かれた巻紙は、絵も文字も素敵ですネ。一層、心に沁み入る思いです。
お褒めの言葉アリガトウございます
妹にとって一層の励みになると思います。
今、あらためて「タンポポを見よ」を読み返して想定外なこともあったという我が人生をしみじみと振り返っています。
>O田みつをはいまいちです
そうですか、今日も妹と話しててそんな話題になったんですよ偶然とは言え・・・!!
坂村真民のことばは解りやすくってなじみやすいですね、にわかファンのわんちゃんですが他の詩もいろいろと知りたくなりました。
我が家はヒマワリの長嶋さんが大好きです。
レミママさんの絵手紙、いつも元気もらってますよ、力強い文字と言葉が何よりステキです。
こうして詩を巻紙に描くのも良いですね。
ご無沙汰しておりました。
坂村真民さん、恥ずかしいけど知らなかったです。
良い言葉ですね。
今度調べてみたいと思いました。
以前も拝見させて頂きましたが、妹さんの絵手紙は力強さがありますね!
でも昼間はまだまだですね。
ご実家に帰られてたんですね、
稲に降りた夜露をみて、小さな秋をみぃつけた・・・です。
またステキな写真を見せていただきます。
コメントいただきアリガトウです。