キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

『パティの家』のお屋敷街

2008年10月03日 | 赤毛のアンの旅2008
 ある日アンは、『パティの家』に貸家の札が下がっているのを発見します。

 そこの住人で70歳のミス・パティとその姪がヨーロッパ旅行に行くことになり2~3年留守にすると言うのです。
 ミス・パティに気に入られたアンは、憧れの家を借り、友人の女子学生3人と共同生活を始めます。
 
 現在、スポフォード街には、そのモデルとなった家はありません。
 でも、白い木造の可愛い家を思い描きながら、ゆっくりゆっくり散策しました。素晴らしい豪邸が立ち並ぶ通りです。

 「スポフォード街を通って帰ろうよ」ギルバートが言い出した。「富裕の貴族の住まう美々しき邸宅を見られるからね。スポフォード街はキングスポートの立派な住宅街で百万長者でなければ、だれも家を建てられないんだ」 フィルが言った。「特別にあなたに見せたい、すごく可愛い場所があるのよ、アン。それは百万長者が建てたんじゃないのよ」・・・スポフォード街が平らな道に消えて行く頂きのところに、小さな白い木造の家がたっており・・・門の上のアーチのところに『パティの家』と白い文字で書いてあった。アンは不可思議な微笑をみせた。「パティの家と私がこのさき、いっそう、親しくなれる予感がするのよ」

                   
       スポフォード街           メープルもさやさや風にゆれ・・・
    
    豪邸が至るところにありました         歩道に落ち葉が、、、秋ですね 
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