七輪を買いかえた。
真新しい七輪。
まるで時代が昭和から平成に変わったような気分。
そうそう昔人間なのだよ。
七輪の隣はこれまた昔ながらの消し炭入れ。
焼け残った薪をここに入れて炭化させる。
そしてこれは次に着火剤として使える。
乾燥した杉の葉の上に消し炭、その上に薪。
するとマッチ1本で簡単に薪に火をつけることができる。
消し炭入れの隣は多分、平成時代に買った鍋。
これで鶏の餌用にくず米などを炊いている。
2~3回使うと外は煤で真っ黒になる。
それでときどき(令和の)金属たわしでごしごし磨く。
蓋は昭和の釜の蓋。
その上の(昭和の)トタンは、七輪の保存用。
いつもは七輪の上にかぶせておく。
こうして毎日昭和の昔に生きている。
そうそう昔人間なのだよ。