参考
01、無限進行をイメージとして浮かべるならば、それは直線に譬えられる。真無限のイメージは円である。(大論理学第1巻138-9頁)
02、数学的無限の使用を概念によって権利づける仕事は未だに数学によっては成し遂げられていない。(大論理学第1巻239頁)
03、スピノザが真無限の概念を悪無限の概念に対置し、例解した。(大論理学第1巻250頁)
04、無限は円の像に譬えて好い。なぜなら、直線はどこまでも無効に続いていて、単なる否定的な無限つまり悪無限であって、自己に還ってくる真無限ではないからである。(法の哲学第22節への付録)
05、有限と無限を対立させると、元は全体であると言われていた無限が有限に対立する一面に過ぎなくなり、有限に限界づけられることになります。限界づけられた無限は1つの有限です。(小論理学第28節への付録)
06、真の無限とは、自己の他者の中にあって自己の下に留まることです。(小論理学第94節への付録)
07、移行の中でも他者の中でも自己自身に関係するというのが真無限です。(小論理学第95節)
08、無限は1つの矛盾である。それは多くの矛盾に満ちている。無限は多くの有限から成ると言われているが、この事が既に1つの矛盾である。しかし、これは事実なのである。
まさに無限が1つの矛盾であるからこそ。世界は時間と空間において終わりなく展開して行く無限の過程なのである。矛盾を無くせば無限も終わるだろう。この事は既にヘーゲルが見抜いていた。(マルエン全集第20巻48頁)
関連項目
有限性
01、無限進行をイメージとして浮かべるならば、それは直線に譬えられる。真無限のイメージは円である。(大論理学第1巻138-9頁)
02、数学的無限の使用を概念によって権利づける仕事は未だに数学によっては成し遂げられていない。(大論理学第1巻239頁)
03、スピノザが真無限の概念を悪無限の概念に対置し、例解した。(大論理学第1巻250頁)
04、無限は円の像に譬えて好い。なぜなら、直線はどこまでも無効に続いていて、単なる否定的な無限つまり悪無限であって、自己に還ってくる真無限ではないからである。(法の哲学第22節への付録)
05、有限と無限を対立させると、元は全体であると言われていた無限が有限に対立する一面に過ぎなくなり、有限に限界づけられることになります。限界づけられた無限は1つの有限です。(小論理学第28節への付録)
06、真の無限とは、自己の他者の中にあって自己の下に留まることです。(小論理学第94節への付録)
07、移行の中でも他者の中でも自己自身に関係するというのが真無限です。(小論理学第95節)
08、無限は1つの矛盾である。それは多くの矛盾に満ちている。無限は多くの有限から成ると言われているが、この事が既に1つの矛盾である。しかし、これは事実なのである。
まさに無限が1つの矛盾であるからこそ。世界は時間と空間において終わりなく展開して行く無限の過程なのである。矛盾を無くせば無限も終わるだろう。この事は既にヘーゲルが見抜いていた。(マルエン全集第20巻48頁)
関連項目
有限性