マキペディア(発行人・牧野紀之)

本当の百科事典を考える

コロナウイルスと戦う方法(第3版)

2020年04月22日 | abc ...
      コロナウイルスと戦う方法(第3版)

 その後の世間の動き並びに私の気付きを加えて表題のテーマを整理します。皆さんのご意見を歓迎します。

A・君子危うきに近寄らず──「逃げるが勝ち」といいますか、消極的な態度
 Aの1──手洗い
 Aの2──マスク
 Aの3──外出をしない。3密を避ける

B・攻撃は最大の防御である──主体の生命力(抵抗力、免疫力)を高める積極的 
 態度

 Bの1──免疫力を高める食事を取る。ananとかいう雑誌でも特集してますし、こういうレシピをまとめたシェフ達もいるようです。

 Bの2──『歩くだけでウイルス感染に勝てる』という本も山と渓谷社から出たようです。特に冬に低山に登るのは体にも心にも好いものです。私も昔、東京にいた頃、三人の子供達と妻と五人で多摩の千メートル級の山に登ったものです。

 Bの3──温冷浴。これには普通の温冷浴(40度前後の温浴と18度前後の冷浴を交互に1分間ずつ)とサウナ温冷浴とがあります。

 Bの4──座禅、断食
 今回気付いた事の一つはこの断食です。私は断食道場に行ったことはありませんが、自分で三日間の断食をしたことはあります。胃潰瘍のためですが、後で西式の先生に聞いた所では「胃潰瘍に断食は適当でない」とのことでした。実際、効果はありませんでした。しかし、免疫力は高めるだろうと推測します。
 しかし、ここに挙げた断食と座禅は、時間が掛かりすぎます。

 Bの5──最後に乾布摩擦です。これの好い所は、何と言っても、コストパフォーマンスが最高に好いことです。用意する物はタオル1夲です。所要時間は1分間で、1日に何度でもできます。それに、ワクチンのように、それでかえって病気になるという危険がゼロです。ワクチンで病気になったら、治りません。乾布摩擦は「百益あって、害は一つもありません」。

 さて、世間の動きを見ていますと、Aの1と2から出発して、一部の人はBの2にまで来たようです。が、「専門家の先生方」と「行政」の皆さんは相も変わらずAの段階をウロウロしているようです。その熱意には頭が下がりますが、知識には問題があるのではないでしょうか。

 最後に、乾布摩擦には「科学的証明がない」という珍説に反論しておきます。「科学的証明」って何でしょうか。私の考えでは、「科学も真理も生活の中にある」のだと思います。参考までに私の論文の題名をいくつか紹介しておきます。「ヘーゲル哲学と生活の知恵」「昭和元禄と哲学」「恋人の会話』」「ダンス哲学」などなどです。
 偉い学者先生は生活以外の所に真理を求めるから、いつまでたっても哲学が分からないのだと思います。

付記
 余計なお節介ですが、「乾布摩擦で子供の病気の八割は予防できる」という事をお伝えしたいと思います。これは我が家での三人の子供での成功と失敗の経験にも基づいています。子供の病気は親にとって本当に辛い事ですが、朝子供が起きて、パジャマからシャツに着替えをさせる時、一時裸になります。その時に胸を十回、背中も十回、ゴシゴシとやればよいのです。1分もかかりません。これで子供の病気の八割はなくせると思います。






乾布摩擦奨励に賛成だが、疑問点もある

2020年04月04日 | カ行
1,森さんの意見

前略。ちょうど今日マキペディア見ました。乾布摩擦が免疫力アップに有効であること賛同します。
 が、現下のコロナ禍に関しては、感染しない為の対策と、万一感染した場合に重症化しない(重症化しないで治ってしまう)為の平素の心掛けに分けて考える必要があると思います。乾布摩擦は後者と考えます。何故なら乾布摩擦をして免疫力を高めていれば感染しないという保証(科学的根拠)は無いし、一旦感染すると今回の新型は潜伏期間が長く軽症無症状で気付かないうちに他の人も感染させてしまうリスクが高いからです。
 新型で分かっていないことが多く、まずはマスク手洗い清潔換気等でウイルスに接触する確率を下げる努力が欠かせないのは確かだと思います。
 私見では、これから気候が高温多湿になることが流行収束の一番の助け船になると期待されます。
 森(冷温浴と乾布摩擦は積極的に取り入れたいと思っている1人です)

 2,牧野の感想
 ご意見をいただけただけでも嬉しいです。専門家やメディアに任せないで、我々も意見を出し合いましょう。森さんの意見への私の感想は、少し考えてから、発表します。














コロナウイルスとの戦い(再論)

2020年04月03日 | カ行
    コロナウイルスとの戦い(再論)

 私は去る2月23日、「新型コロナウイルスによる肺炎と闘う」という文章を発表しました。そこでは、病気、特に感染症とは、それを引き起こす病原菌などと本人の生命力(免疫力、抵抗力)との戦いだから、主たる対処法はマスクでもなければ手洗いでもなく、自分の免疫力を高めることであり、その方法としては、乾布摩擦、温冷浴、座禅などがあるが、乾布摩擦が最もやりやすく、効果も高いと論じました。
 残念ながらほんの少しの反響しかありませんでした。そこで、同じ趣旨の意見を朝日新聞の声欄に、続いてNHKに、メールで投書しました。これも取り上げてもらえませんでした。NHKの雑誌『ラジオ深夜便』の四月号の「アンカー・エッセイ」欄を見ていたら、須磨佳津江さんがこの問題を論じていました。私見に近かったので、次の文章を手紙で送りました。
──雑誌『ラジオ深夜便』4月号に載りましたあなたの「アンカーエッセー」は「新型コロナウイルスに負けないぞ!」と題されています。読んでいますと、初めの方には、「できることはマスクをすること、手指を消毒すること、人混みにはできるだけ行かないことくらい」と悲観的な事が書かれていますが、終わりの方には、「敵が近づいてきても負けないように、体力をつけ、免疫力を増して、笑顔で退散していただく、これしかないのでは……」と前向きの言葉があります。
 私もこの後者の考えに賛成です。病気というものは、本人の生命力(免疫力、抵抗力)と病原菌などとの力関係で決まる事だと思います。この戦いでは、本人の生命力を高め、強化するのが本質的で、積極的な戦いです。マスクとか手洗いとかは受け身の従属的な手段だと思います。
 それなのに、メディアで流されている事は、マスクと手洗いがほとんどです。私はこの現状を打破しなければならないと思っています。この間違いのためにこのような大問題になってしまったのだと思っています。初めから「生命力の強化」を前面に出して戦っていたならば、今頃には収束して、五輪は予定通り開けていたと思います。
 須磨さんのこの文の欠点は、その「免疫力を増す」方法が具体的に書かれていない事です。私見では、その方法で最も簡単で効果のあるのは、乾布摩擦だと思います。次いで、少し大変な方法では、温冷浴(交代浴)があります。これには、普通の温冷浴(40~42度の温浴と17~20度の冷浴を交代で行う)とサウナ温冷浴とがあります。ほかに座禅も生命力を高めると思いますが、これは時間もかかります。
 結論として、乾布摩擦が最適だと思います。1日に最低1回、自分にとって一番やりやすい時にすればよいし、道具はタオルだけです。時間も費用も掛かりません。頻度は低いとはいえ、インフルの予防注射のように、薬害に遭って一生苦しむ心配もありません。「民衆の知恵」は「百益あって、一害も無し」です。
 そこで御願いです。須磨さんの出来る範囲で、「乾布摩擦こそ最強の武器だ」と広めてくれませんか。よろしく御願いします。(引用終わり。少し文章を変えました)
 しかし、これも無視されたようです。最近、NHKのアナウンサーで大活躍している三宅民夫さんにも同趣旨の手紙を送りましたが、これも取り上げてもらえませんでした。コロナは益々猛威を振るってきています。何時になったら、皆さんは私の意見を聞いてくれるのでしょうか。
 3月31日付けの朝日新聞にはしかし、免疫力を高めてコロナに打ち勝とうという趣旨の本の広告が出ていました。その著者の石原結實(ゆうみ)の本は別のものですが、私も持っています。そこでそれを確かめてみたのですが、中心は、「体を温め、免疫力を高めれば病気は治る」という趣旨のようです。乾布摩擦はおろか、それ以外の方法は載っていません。がっかりしました。
 しかし、現状はますます破滅的な方向へ向かっています。乾布摩擦を前面に出して戦っていれば、多分、既に日本では収束していただろうと思います。これをしなかったということは、即ち、日本は「文化国家のリーダーとして、世界の平和に貢献する絶好のチャンスを見逃した」ということなのです。皆さんはこれが悔しくないのですか。
 ドイツは私の方法とは違いますが、近隣の国の重病人を引き受けることで、またもや大きな得点を稼ぎました。日本はどうしていつもこういう点でドイツに負けなければならないのでしょうか。
 皆さんにお願いします。私と一緒に「乾布摩擦をしよう!」と叫んでくださいませんか。