「恋するリベラーチェ」
華やかで奇抜なステージが人気のピアニスト、リベラーチェと出会い恋に落ちた青年スコットは、身も心も夢のような享楽に蝕まれていくが…
あ・い・や~!マ、マット・デーモンが~噂通り、いや、予想以上期待以上の衝撃(笑撃?)のガチホモっぷりでした♪役も見た目も演技も、乙女なBL中毒者にはちょっとキツいかも。まさにガチホモな方々向け。とにかく、マットよくやった!と拍手したくなる大胆果敢さでした。あれって、よほどの役者魂と覚悟(開き直り?)、そして余裕がないとできない役ですよ。なんちゃって演技派がのさばる中、マットはやっぱ真の役者だなあと感嘆驚嘆。
いろいろヤってくれてるマットですが、まずはケツ丸出しなすっぽんぽんに圧倒されます。マットほどの大スターともなればフツー、あーいう姿はなかなかさらさない(さらせない)ものですが、マットときたら!それも一回や二回ではなく、ゲップが出そうになるほど脱ぎまくり。ゴリマッチョぶりに磨きがかかってて、もはやプロレスラー、いや、堅肉のお相撲さんに近いものがあった。何だかもう漫画のキャラみたいで、セクシーでもエロくもなく、笑えるマッチョぶりです。本人も、確実にそれを狙ってます。どっしりとしたデカケツのドアップとか、重量級の迫力あるゴリマッチョぶりで、腐女子が大好きな退廃的な耽美さなど微塵もないマット。あまりにも素朴でイモイモしい風貌なので、筋金入りの腐女子にとっては見るもおぞましい噴飯ものなBL冒涜、ブサイクゴリラはBL禁止!かもしれませんが、マットファンからしたら、最高にジョイフルな映画と断言できます。
リベラーチェ役のマイケル・ダグラスと、ゲップが出るほどイチャついてるラブシーンも、グロテスク一歩手前の笑えるものとなってます。結構リアルに激しく絡んでるのですが、ぜんぜんイヤらしくないんですよね。淫靡さゼロ。明るくあっけらかんとしてます。たまには掘らせて!と要求してくるリベラーチェに、断固としてネコ役は拒絶するスコットが笑えた。あと、プールサイドでリベラーチェにのしかかるスコットの姿、爆笑ものでした。私もあんな風にマットにのしかかられたい~マット、ほんとノリノリでしたわ。楽しんでるって感じが伝わってきます。劇中、全裸、もしくは半裸なシーンが多いマット。ここまで脱いでるマットは初かも。裸もですが、もっこりTバックビキニパンツなど、マットのゲイゲイしいファッションやメイクが、似合ってなさすぎで笑えます。
露出面だけでなく、マットの可愛らしさも最高に炸裂してます。マットって、もう40過ぎてるのに若々しいですよね。年が同じくらいのキムタクは痛々しい老化ぶりですが、マットは青年役に違和感なし!美形は老けが無残ですが、マットは変化があまりなく、イモ可愛いまま。優しく従順でお人よし、情にもろすぎて流されやすいスコットを、キュートに切なく熱演してます。ピュアすぎてオツムがアレっぽく、大真面目にアホなスコットは、やはり体を張ったマットのコミカル演技が光ってた名作「ふたりにクギづけ」を思い出させました。
リベラーチェに翻弄されて、肉体的にも精神的にもコワレていくスコット。かなり凄絶なんだけど、かなり滑稽でもあります。一途な恋のためにボロボロになっていくマットが、哀れで可愛い。悲惨かつ醜悪なマットの姿に、ファンは嗜虐的なS心をソソられます。それはそうと。100%恋愛演技してるマットも、初めて見たような。ガチホモ役で最高に胸キュン演技だなんて、なかなかできる芸当ではありません。キュンキュンくるシーンはいっぱいありますが、私が特に好きなのは、エッチの後の睦言シーン。君のためなら何でもしてあげると優しくリベラーチェに言われ、感激して彼にブチューっとするマットの表情が、超絶可愛かった!恋人であり、父親でもある存在なリベラーチェへの熱くて真摯な想いが、マットの純な表情から切なく伝わってきて、胸キュン注意報でした。あと、無垢すぎる寝顔も心臓に悪いほど可愛い!
リベラーチェ役を怪演し、エミー賞を受賞したマイケル・ダグラス。そのノーテンキかつ毒々しいビッチおネエっぷり、強烈&圧巻です。マットもですが、ダグラス氏ぐらいの大物になると、こんな役はやらない(やれない)ものですが、その怖いもの知らずなチャレンジ精神は、ほんと尊敬に値します。日本の名優と呼ばれてる人たちには、絶対できないトンデモ演技だもん。年老いたオカマは醜悪で悲しいものとなりがちですが、ダグラス氏はそれを完全にお笑いへともっていってたのが快挙。オン・ステージのド派手さも、オフ・ステージの醜さも、笑うしかない怪奇さです。ラストシーン、ステージで天使?になって昇天?するリベラーチェ、紅白の小林幸子か美川憲一みたいで笑えます。
ウブなスコットを翻弄し、魅了するリベラーチェの天然手練手管、何か勉強になりました純情男の心の間隙を突くテクニックは、生半可な女では太刀打ちできません。男の弱みは、やっぱり女より男のほうが熟知しているのですね。リベラーチェのアンチエイジング、美と若さへの固執ぶりは、鬼気迫るものが。努力すればするほどバケモノ化していくところが、珍妙かつ哀しい。孤独な最期ながら、才能、富と名声にも恵まれ、愛してくれる男も得て、やりたい放題な人生を謳歌したリベラーチェ、私にはとても幸せに見えました。それにしても。ゲイであることは頑なにカミングアウトしなかったリベラーチェですが、あんな彼を誰がノンケだと信じるの(笑)。とてもチャーミングなキャラでしたが、リベラーチェご本人は草葉の陰で怒ってるのでは(笑)。老いたおネエを笑いものにしてるような意地悪さが、この映画にはなきにしもあらずだったし…それはそうと。リベラーチェって、日本でいえば誰になるかしらん?美輪先生とか美川憲一とかになるのかな?
この映画、日本でリメイクするとしたら、理想のキャストは…
リベラーチェ … 平幹二郎
スコット … 妻夫木聡
って、シャレになんないほどリアルで怖いかも平ミッキーはノリノリでやってくれそうですが、ブッキーには無理かなあ。ハマると思うけどね。
そーいやマットにも、ゲイ疑惑が濃厚だったことありましたよね。女優との恋愛ものがほとんどなく、男優と仲良く絡む映画ばかりだったから…今は結婚して子持ちのマットですが、だからといって…おっと、これ以上は♪マットの新作「ミケンランジェロ・プロジェクト」は、またまたクルーニー兄貴の舎弟な出演作です。
華やかで奇抜なステージが人気のピアニスト、リベラーチェと出会い恋に落ちた青年スコットは、身も心も夢のような享楽に蝕まれていくが…
あ・い・や~!マ、マット・デーモンが~噂通り、いや、予想以上期待以上の衝撃(笑撃?)のガチホモっぷりでした♪役も見た目も演技も、乙女なBL中毒者にはちょっとキツいかも。まさにガチホモな方々向け。とにかく、マットよくやった!と拍手したくなる大胆果敢さでした。あれって、よほどの役者魂と覚悟(開き直り?)、そして余裕がないとできない役ですよ。なんちゃって演技派がのさばる中、マットはやっぱ真の役者だなあと感嘆驚嘆。
いろいろヤってくれてるマットですが、まずはケツ丸出しなすっぽんぽんに圧倒されます。マットほどの大スターともなればフツー、あーいう姿はなかなかさらさない(さらせない)ものですが、マットときたら!それも一回や二回ではなく、ゲップが出そうになるほど脱ぎまくり。ゴリマッチョぶりに磨きがかかってて、もはやプロレスラー、いや、堅肉のお相撲さんに近いものがあった。何だかもう漫画のキャラみたいで、セクシーでもエロくもなく、笑えるマッチョぶりです。本人も、確実にそれを狙ってます。どっしりとしたデカケツのドアップとか、重量級の迫力あるゴリマッチョぶりで、腐女子が大好きな退廃的な耽美さなど微塵もないマット。あまりにも素朴でイモイモしい風貌なので、筋金入りの腐女子にとっては見るもおぞましい噴飯ものなBL冒涜、ブサイクゴリラはBL禁止!かもしれませんが、マットファンからしたら、最高にジョイフルな映画と断言できます。
リベラーチェ役のマイケル・ダグラスと、ゲップが出るほどイチャついてるラブシーンも、グロテスク一歩手前の笑えるものとなってます。結構リアルに激しく絡んでるのですが、ぜんぜんイヤらしくないんですよね。淫靡さゼロ。明るくあっけらかんとしてます。たまには掘らせて!と要求してくるリベラーチェに、断固としてネコ役は拒絶するスコットが笑えた。あと、プールサイドでリベラーチェにのしかかるスコットの姿、爆笑ものでした。私もあんな風にマットにのしかかられたい~マット、ほんとノリノリでしたわ。楽しんでるって感じが伝わってきます。劇中、全裸、もしくは半裸なシーンが多いマット。ここまで脱いでるマットは初かも。裸もですが、もっこりTバックビキニパンツなど、マットのゲイゲイしいファッションやメイクが、似合ってなさすぎで笑えます。
露出面だけでなく、マットの可愛らしさも最高に炸裂してます。マットって、もう40過ぎてるのに若々しいですよね。年が同じくらいのキムタクは痛々しい老化ぶりですが、マットは青年役に違和感なし!美形は老けが無残ですが、マットは変化があまりなく、イモ可愛いまま。優しく従順でお人よし、情にもろすぎて流されやすいスコットを、キュートに切なく熱演してます。ピュアすぎてオツムがアレっぽく、大真面目にアホなスコットは、やはり体を張ったマットのコミカル演技が光ってた名作「ふたりにクギづけ」を思い出させました。
リベラーチェに翻弄されて、肉体的にも精神的にもコワレていくスコット。かなり凄絶なんだけど、かなり滑稽でもあります。一途な恋のためにボロボロになっていくマットが、哀れで可愛い。悲惨かつ醜悪なマットの姿に、ファンは嗜虐的なS心をソソられます。それはそうと。100%恋愛演技してるマットも、初めて見たような。ガチホモ役で最高に胸キュン演技だなんて、なかなかできる芸当ではありません。キュンキュンくるシーンはいっぱいありますが、私が特に好きなのは、エッチの後の睦言シーン。君のためなら何でもしてあげると優しくリベラーチェに言われ、感激して彼にブチューっとするマットの表情が、超絶可愛かった!恋人であり、父親でもある存在なリベラーチェへの熱くて真摯な想いが、マットの純な表情から切なく伝わってきて、胸キュン注意報でした。あと、無垢すぎる寝顔も心臓に悪いほど可愛い!
リベラーチェ役を怪演し、エミー賞を受賞したマイケル・ダグラス。そのノーテンキかつ毒々しいビッチおネエっぷり、強烈&圧巻です。マットもですが、ダグラス氏ぐらいの大物になると、こんな役はやらない(やれない)ものですが、その怖いもの知らずなチャレンジ精神は、ほんと尊敬に値します。日本の名優と呼ばれてる人たちには、絶対できないトンデモ演技だもん。年老いたオカマは醜悪で悲しいものとなりがちですが、ダグラス氏はそれを完全にお笑いへともっていってたのが快挙。オン・ステージのド派手さも、オフ・ステージの醜さも、笑うしかない怪奇さです。ラストシーン、ステージで天使?になって昇天?するリベラーチェ、紅白の小林幸子か美川憲一みたいで笑えます。
ウブなスコットを翻弄し、魅了するリベラーチェの天然手練手管、何か勉強になりました純情男の心の間隙を突くテクニックは、生半可な女では太刀打ちできません。男の弱みは、やっぱり女より男のほうが熟知しているのですね。リベラーチェのアンチエイジング、美と若さへの固執ぶりは、鬼気迫るものが。努力すればするほどバケモノ化していくところが、珍妙かつ哀しい。孤独な最期ながら、才能、富と名声にも恵まれ、愛してくれる男も得て、やりたい放題な人生を謳歌したリベラーチェ、私にはとても幸せに見えました。それにしても。ゲイであることは頑なにカミングアウトしなかったリベラーチェですが、あんな彼を誰がノンケだと信じるの(笑)。とてもチャーミングなキャラでしたが、リベラーチェご本人は草葉の陰で怒ってるのでは(笑)。老いたおネエを笑いものにしてるような意地悪さが、この映画にはなきにしもあらずだったし…それはそうと。リベラーチェって、日本でいえば誰になるかしらん?美輪先生とか美川憲一とかになるのかな?
この映画、日本でリメイクするとしたら、理想のキャストは…
リベラーチェ … 平幹二郎
スコット … 妻夫木聡
って、シャレになんないほどリアルで怖いかも平ミッキーはノリノリでやってくれそうですが、ブッキーには無理かなあ。ハマると思うけどね。
そーいやマットにも、ゲイ疑惑が濃厚だったことありましたよね。女優との恋愛ものがほとんどなく、男優と仲良く絡む映画ばかりだったから…今は結婚して子持ちのマットですが、だからといって…おっと、これ以上は♪マットの新作「ミケンランジェロ・プロジェクト」は、またまたクルーニー兄貴の舎弟な出演作です。
マットがここまでするのかと感心しましたよ。
ゲイカップルのお話なのに、こんな微笑ましいものにしちゃう、ソダーバーグはさすが。
マットのむちむうちビキニパンツにどん引きしながらも笑いが抑えられない~!(笑)
スコット、いいの?ホントにそれでいいの??とハラハラしながら観てましたよ。
M・ダグラスがゲイっぽいなんて考えて見たことも無かったし、ソダーバーグの配役の絶妙感に脱帽・・・。
TBお願いします♪
マット、ほんとによくやってくれましたよねえ。やっぱ凡百な俳優とは違います。
ノーテンキにあっからかんとしたノリに好感。ソダバ監督は苦手だったのですが、この作品は好きです♪
みーすけさん、ようこそ!ご来訪、マンモスうれピーです♪先日は、そちらのブログに薄汚い足跡をつけてしまい、すみませんでした。
むっちむちマットのビキニパンツに、ドン引きした人いっぱいたことでしょうね(笑)。私は萌えましたが♪
ほんと、そうそう!スコット、おいおい~おまえホンマにそれでええんかい?!と呆れるやら哀れになるやら、でしたよねえ。女狂いのセ元ックス中毒者ダグラス氏がゲイ役ってのも、意表を突いてました。イアン・マッケランとかケヴィン・スペイシーとかだったら、リアルすぎるだろうし。
TBありがとうございます♪
>イアン・マッケランとかケヴィン・スペイシーとかだったら、リアルすぎるだろうし。
仰るとおりです、お松姐さん
意表を突き過ぎカップルで、どっひゃ~!でしわ。二人とも、ほんとノリノリで楽しそうで、こっちまでハッピーな気分になりました。メイクしたマット、ブサカワでイケてますよね!
男優はやっぱ、魅力的なゲイ役を演じられないとね!欧米と違って、日本にはゲイの名作ってないですよね。
マッケラン爺には「ゴッド&モンスター」という名作ゲイ映画がありますが、スペイシー氏はまだカミングアウトっぽい映画は出てないですよね?何かありましたっけ?