伊勢志摩 12/03

2021年12月03日 22時00分00秒 | 旅紀行
12月03日  夜明け前の内宮散策 - 朝風呂 - 朝食 - チェックアウト- 神宮(内宮)
        - おはらい町・おかげ横丁散策 - 神宮徴古館 - 車返納 - 駅 (帰路)

最終日、今日は内宮と徴古館を回る予定。15時半に伊勢市からJRで帰路。20時半には家に帰り着くはず。
神宮には「早朝詣り」という参拝の仕方があるらしい。一般の駐車場も朝5時から開けてるという話だった。我々も夜明け前の神々しい時間帯にお参りしようとなって、5時に宿を出る。真っ暗で寒い。「早朝詣り」と言われるほどには人出が無い。寒いせいかな。

              

まだ森閑としてる「おはらい町」を通って内宮入り口へ。大鳥居の下で一礼。「これから神の居場所にお邪魔します」の気分。有名な「宇治橋」を渡る。川は「五十鈴川」。神宮内は灯が点いてるし、警視の方も立っておられる。真っ暗でちょっと迷子になったが、どうにか「御正宮」に行き着けた。外宮よりはるかに広いようだ。さすがに最高神(天照大神)がおわす神とごろ。夜明け前ゆえになお一層荘厳さを感じる。「いい場所に来た」というより「面白い情感を味わえた」という旅になった。
6時半ころ宿に戻り、7時過ぎ朝食。今日も和食で朝食。9時にチェックアウト。車を内宮の駐車場(内宮は有料)にいれて、散策予定。
宿の前に立派な陸上競技場があった。横にサブトラックもある。駐車場係のおじさんに聞いてみた。「昨年中止になった『三重国体』のために作った競技場です」とのこと。「お~ もったいない。こんな田舎に」。新国立競技場とおなじだな。
                            

内宮前の駐車場に向かったが、もう一杯で「B駐車場に回ってください」の案内。まだ9時すぎですよ。それも50台、100台の駐車場じゃないんですよ。街中のいろんな所に「現在の駐車場状況」が電光掲示でされてるし、専門のおじさん達が道路に立って、それらしい車に次々と声かけしてる町なんです。「お伊勢さん」でもってる、守ってる町なんですね。それで入れたB駐車場は泊まった旅館の近くでした。「なんじゃこれは」。まっ心作り直して、「おはらい町」経由で内宮へ。もう大勢の人がうごめいてる。就学旅行も多い。大型観光バスも続々。
宇治橋前で「小学生の修学旅行」を見かけたので、添乗員さんみたいな女性に「どこの小学校ですか?」と聞いたら「私教員です。静岡の小学校なんです。」とのこと。静岡の小学校は場所的に中途半端で旅行に行く適地がないんだそう。それでも伊勢に来る学校はうちだけかも と言ってました。山梨に信玄を訪ねる学校もあるとか。

            樹齢900年の杉

真っ暗早朝と違い、快晴の下、紅葉の庭園を楽しみながら御正宮をめざした。いろんな人がいる。老若男女、その世界の団体さんらしいグループ、車椅子の方 内宮の集客能力は凄い。御正宮前には結婚式衣装の2人もいた。一般が入れない、一つ柵の中で礼服を着たその道の団体さんが拝礼の儀式をやってる。 凄い場所だな。 「日本の原点」とだけ書いておこう。

                

内宮を出て、おはらい町・おかげ横丁を散策。お店をひやかしながらブラブラ。最後は「赤福本店」でお茶と赤福2個を座敷で頂く。2人の女の子がお餅にあんこを乗せる作業を見れる。あんこのあの波型は彼女の人差し指、中指の形なんですよ。お寿司をにぎるのとはまたちょっと違う手さばき。若い女子なのに全国区の職人さんですな。

            朝5時すぎの赤福本店

昼食は赤福2個で十分。旅行中美味しい物の食べ過ぎでもうお腹が疲れてるのを感じてる。JR乗る前のお茶タイムでケーキを食べるとして、大きい昼は無し。
ここから徴古館へ。お伊勢さんの歴史を学べる博物館。迎賓館似の建物。資料を見、物品を拝見したが、やはり解らん物語ですね。友人に出雲のこの世界を研究し、本も書いてるやつがいるが、彼は徴古館だけは行ってこいと言ってた。そういう場所だとは理解できたが、残念ながらそれ以上は・・・。ただここだけは見えたかな。以前にこのBLOGに書いたが、ハラリが人類の歴史の中に「稲作が始まり、定住するようになって、社会組織が生まれ、統治が必要になり、フィクションを作り、それを信じさせ、社会階層を作っていった」革命期があったと著してる。「うん、これのことか」という納得は得られたような。
ガソリンを満タンにし、車屋さんに返納。走行距離は100kmちょっと、ガソリン 7リッター、1100円ほどの燃料代だった。無事故、無傷で返納完了。駅前の茶店で時間待ち。珈琲とケーキ、カステラでのんびり。
15:25発の快速電車で名古屋へ。17:43発のひかりで新横浜へ。家には20:20に到着した。
やはり旅はいい。こんな旅 また行きたいな。おかあさんと2人で年に2回ほど行くのもいいかな。おかあさんが計画すればいいんだよな。やるように言おう。娘君、楽しい旅をありがとね。
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4 コメント

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おつかれさまでした。 (でん)
2021-12-06 09:05:22
良い旅でした!

やはり、もっと自由に旅行ができる時代になってほしい!!!
いい旅ができましたね (岳)
2021-12-06 09:23:44
でんさん おはようございます。 そうですね、いい旅ができましたね。娘が「行こう」と言い出さなかったら、出かけなかったし、伊勢にいくこともなかったでしょうね。
旅はいい刺激をくれます。気にはしてませんでしたが、おおっぴらに、堂々と楽しめる社会にもどるといいですね。
さっ今度はどこに行こうかな? 行きたいぞ。
写真いっぱい、堪能させてもらいました (家族旅行なつかし人)
2021-12-06 13:53:23
先ほど2日目の記事にコメントしました。PCの調子が悪くて、タイトルに「45年ぐらい前の」が入らず、へんなタイトルになってしまって許されよ。
赤福のあんこのあの波の形は、そういうことだったのですね。若い女性のにぎりがいいね。
昔、赤福暖簾というドラマか映画がありました。十朱幸代さんでしたかな。

ともあれ、年に2回と言わず、コロナ禍が終了したら、もっと多くの旅に出かけられますように!

私も伊勢志摩旅の機会が再度あれば、志摩観光ホテルのダイニングでアワビのステーキや伊勢エビのテルミドールなど味わいたいものです。
年2回ほどがいいとこでしょう (岳)
2021-12-06 15:06:25
家族旅行なつかし人さん 長文を読み通していただきありがとうございます。
いい旅に味をしめた僕に「年2回といわずに」とおっしゃいますがね、3回も行ったら「旅の人」になっちゃうでしょう。計画もあるし、2回でいいんじゃないですか。
旅先で車を借り、移動はこれにするのも軽快でいいもんだと勉強しました。今回軽乗用車で動いたんですが、軽でも十分。細い道、駐車回数が多いことなど考えると、軽は楽でした。
おかあさんが「4月に〇〇へ行こうよ」と言い出したら旨いんですがね。

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