季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「蒲(がま)」

2016-10-27 04:05:36 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「目に見えないけれど大切なもの」


別人格としての個人個人の間には、決して完全な理解

一致はあり得ないという事実を、醒めた目で冷静に受

けとめないといけないのだ。それと同時に、温かい心

で、自分と異なる相手を優しく受け止め、許しながら

そして自分もすでに許されているのだと謙虚に呟き

ながら生きて行きたいと思う。


============================

10月に咲いている草花「蒲(がま)」

池や沼などの浅い水中に
 群生して生える。

・葉は線形で厚い。

・夏から秋にかけて、
 茶色の花穂が目立つ。
  ”ソーセージ”
  ”ちくわ”
  ”ケチャップをつけてない
   フランクフルト”
 のようでもある♪
 
 冬になるとこの花穂の中から
 綿毛がブワーッと出てきて
 飛散する。
 1本の花穂から出る綿毛には
 約10万個のタネがあるらしい。


・昔はこれで
 ”むしろ”などを作るので
 「くみ」(組)と呼ばれ、
 次第に「かま」になり
 「がま」になった。
 カエルとは関係ないようです。
・朝鮮語の「カム(材料)」
 にも由来する。


・品種としては、穂先の形などで
 「蒲」「小蒲」「姫蒲」に
 分かれるが、ここでは
 「蒲」ページとして
 まとめて掲載します。

 「蒲(がま)」
   → 穂の部分は7~10cm。
     先端の花と穂とは
     ひっついている。

 「小蒲(こがま)」
   → 穂の部分は約5cm。短い。
     先端の花と穂とは
     ひっついている。

 「姫蒲(ひめがま)」
   → 穂の部分は7~10cm。
     先端の花と穂の間に
     すきまがある。


・「蒲団(ふとん)」の
 「蒲」の字は、
 昔、ガマの綿毛を
 寝具に入れたことから。

 「蒲鉾(かまぼこ)」は、
 最初のころは
 竹輪のような形をしており、
 ガマの花穂に
 似ていたことから。

 「蒲焼(かばやき)」は、
 うなぎを筒状に
 切って焼いていた形が
 ガマの花穂に
 似ていたことから。


・ガマの花粉は
 止血、利尿の漢方薬になる。
 「古事記」によると、
 けがをした
 ”因幡(いなば)の
  白うさぎ”は、
 大国主命(おおくにぬしの
 みこと)の指示で
 ガマの穂にくるまり、
 その花粉で止血して
 傷を治したらしい。

・別名
 「御簾草(みすくさ)」



(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする