季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「藤袴(ふじばかま)」

2016-10-08 03:38:03 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「人間としてどう生きるか」

死というものは本当に遠いようで、近いものです。

その意味で、いつも死というものをある程度意識

して生きることが出来たら素晴らしいと思います。


歳時記

寒露

10月8日頃。  および霜降までの期間。

太陽黄径195度。秋分から数えて15日目頃。

寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。 

秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになります。

この頃になると五穀の収穫もたけなわで、農家では繁忙を極めます。

露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前で、紅葉が濃くなり、

燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代される時期でもあります。

この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。

夜には月も美しく輝いて見えます。

寒露の頃になったら、空を見上げてみてはいかがでしょう。

これまでと違った、秋の清々しさと趣を感じる空に出会えるはずです。


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10月に咲く花「藤袴(ふじばかま)」

開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。
・小さいピンク色の花が
 たくさん咲く。
・花の色が藤(ふじ)色で、
 花弁の形が袴(はかま)のようで
 あることから、この名前に。

・全体に桜餅のような香りがする。
・平安時代の女性は、
 これを干した茎や
 葉っぱを水につけて髪を洗った。
 また、防虫剤、芳香剤、
 お茶などにも利用した。
・葉が3深裂するのが特徴。
 ほとんど
 別の葉っぱのように見えて、
 元は一つの葉っぱ。

・秋の七草のひとつ。


・「藤袴
  きて脱ぎかけし 主や誰
  問へどこたへず
  野辺(のべ)の秋風」
   金槐和歌集 源実朝




(季節の花300より)



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