a vacant mind

虚無と音楽

四面楚歌

2005-10-26 | Diary
目の前のことがどうしようもなかった、言葉はつながらない、意味なんて意味をなさなくなっていく。
逃げ出しているつもりだったのに、一周回ってまた同じところにいる。心象風景は何も変わっていない。文章にならなくてもいい、言葉にならなくてもいい、何にも伝わらなくてもいい、逃げ回るのにも疲れてしまった。わからないことが多すぎるのではなくて、わからないことを量産してしまう。これじゃ全部わからなくなってしまう。
普通じゃない、どうやっても普通にならないから気にしてもしようがなくなってしまった。
何も変わることはないのだけど、僕のリズムを人に合わせてみても不協和音を発するだけ、違和感じながら生きてもいい。それでいい。ここから何処へ行こうというのでしょう。今までの価値観を表現できたらいいのに、言葉にならないことばかり。微妙なニュアンスを伝えようとしたんだけど、支離滅裂になりながらも輪郭を描き出そうとしている、輪郭がぼやけるほどそこには真実が隠されている。細切れの文脈から、とまり続けるいまを自ら映し出すしかない。分析しても意味がなくなっている。目の前に暗闇が拡がっている、その闇にすら様々な濃淡がある、闇も呑み込んでしまう光だってある。理解されることがなくても構わない、ここにいることすら奇妙なんだから。
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Paul Williams

2005-10-26 | 音楽等
PAUL WILLIAMSのアルバムサムデイ・マンは、1970年の作品だけど本当とてもいいポップスアルバム。
重苦しくなると何だか聞きたくなる。カーペンターズも何曲かPAUL WILLIAMSの曲カバーしていた。
SOMEDAY MANは、CDの再発があるまでは聞くことができないアルバムだった。A&MからのCDの再発からPAUL WILLIAMSを知るようになったが、オールド・ファッション・ラブ・ソングのジャケット買いだった。PAUL WILLIAMSがテーブルにちょこんと腰掛けている何てことのないジャケットだったが、地味な音だろうなと思って聞いたら、切なくなるアルバムだった。A&MからのCDの再発が1986年だったかな?ワーナーからの再発が1998年、もうでないだろうど諦めていたころに発売されて通信販売で買った。
アルバムの1~10曲まで、聞き入っているうちにあっという間に終わってしまった。プロデュースしたロジャー・ニコルスとの相性は抜群によくて、名盤といわれているとおりだった。
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