a vacant mind

虚無と音楽

ただそれだけ

2005-10-10 | Diary
生きているただそれだけのこと、あまりに多くの事を抱え込んでいた。
何ができるのだろう、生きていたい、ただそう思うのならそれでいいんだ。
喉の奥に何かが引っ掛かっている、吐き出さなきゃならなかったのに反芻ばかりしていた。
平凡に生きたい、ただそれだけだったのだけれど迷宮に引きずられていった。
一見しては普通に生活はしている、からっぽになった感じで虚ろな目はしている。
生きているのなら何故、生きていることを楽しめなかったのだろうか?
笑えなかったんだ何を笑っていいのかわからなかった、心を通わせるということができなかったんだ。思考が時々停止してしまう、壊れているんだと僕は思っていた。壊れているから僕はここには必要無いんだと思い込んでいた。
おかしいから仕方がない、そんな身勝手さを正当化せずにはいられなかった。
僕はわるくない僕はわるくはない、虚しく空を舞うだけ、何がわるくないのかなんて考えもしない。生きている中心にまず僕がいる、そこには閉塞感しか漂っていない。そうして閉じ続けるしかなくなっていく。
一般的なこととは基準があわなくなっていった、ただそれだけのことだった。
基準なんてどこを基準にするかによって、いくらでも変わっていくものなのに、ただ1つの真実しかないんだと、その頃は思い込んでいた。
何が真実なのかわかりもしないのに、真実から一番遠いところからわかったふりをしている。
ことばになんかなるわけがない、何にも言いたいことなんて始めからなかったのだから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

UA

2005-10-10 | 音楽等
UAをBGMにして聞くことはあまりない、聞くぞと思わないと聞けない。BJORKと似ている。
*リズム* をビデオクリップで見たときは、別に何にも思わなかった。
どこで聞いたんだろう *雲がちぎれる時* を聞いた時に、何か違うぞと思ってCDを買った。
本当にシャ-マン的な要素を持っている人なんだろうと思った、とてもいいんだけど疲れてしまう要素もある、
疲れるというより意識が集中されるのかな、どこか一点を見つめるような感じかする。
AJICOというバンドでは、精神が不安定になるんじゃないかというくらい、ヴォーカルから危機迫るものがあった。

今日は曇っているけれど *青空* がききたくなったな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LOVE SONG

2005-10-10 | Diary
音楽のラブソング聞く分には、何の問題もない。LOVE SONGからとても遠いところにはいるけれど、聞いているぶんには問題ない。日本のLOVE SONGがどちらかというと苦手だ。意味がわかってしまうから、メロディーだけを楽しむのが難しい。
愛しているぜベイビーは忌野清志郎ならいいが、他のアーティストが歌うとしんみりするから何かムズムズする。ラブソングとは全く関係のない生活、好きだ、愛しているとは無縁の色気のない日々が続いている。というかそう生き方しかしてこなかったのだから、後悔はない。後悔はないが何故にそこまで抵抗していたのか、今となっては大したことでもなかった。
構え過ぎていたからね、生きるとは何かそんなことばかり頭の中で連呼していたら、当たり前の感覚が麻痺していった。好きだとは言えず、嫌いだとしか言えなくなった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする