興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

「寒起こし」で耕し初め

2024-01-14 | 季節の移ろい

おととい、わが家の菜園に耕しに行ってきた。
今年初めての菜園行きである。わたしの ‘耕し初め’。

何回か書いているが、わが家の菜園は、家内が近所の農家さんから畑を借りて、自分でやっている。

わたしはたま~に、半強制的に駆り出され、いやいや手伝わされているという次第。

どの野菜をいつ、どの畝に植えるか、肥料や耕しの年間作業計画は、家内がぜんぶやっている。わたしは指示待ち族。

おとといのわたしの作業は、二畝の「寒起こし」。
土の表面が凍っていて、スコップでは歯が立たないほど固かった。
3本鍬を振り下ろして掘り起こすと、岩のように凍った表面の土が、ぼろッと少しずつはがれてきた。

寒起こし(寒中耕起とも)とは、寒のいちばん寒い時期に地中の土を掘り起こし、外の冷たい空気にさらすとともに、日中の陽に当てることである。

こうすることで地中にいる害虫の卵や雑菌が駆除され、土自体も中に浸み込んで凍った氷が溶け通気性が良くなり、ふんわりやわらかくなるという。

土起こしは、真夏の「マルチ張り・太陽熱の取り込み」による害虫・病原菌退治とあわせて、「健康な土作り」の重要な一環である。

この畝には5月にトマトを植える。

 

 


   

キャベツの畝では、トンネル(おおい)を取ると、順調に育っていた。
3月には食べ始めることができるようだ。

年間を通して、無農薬の新鮮な野菜を、ふんだんに食べることができるのは、一つの幸せと言っていいだろう。



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