かっぱblog

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シンプルなこと2

2014年12月03日 | 鍼治療

「心身の不調や病気は薬や手術で治してくれないと治癒しない。」

「治癒(治癒力)はどこか外にある。」

と信じている人は多い。

 

それは代替医療でも同じだ。

薬や手術が鍼灸や健康食品に変わるだけで、それらが「治してくれる」と考えていることは多い。

車などモノを治してもらうように。

だからより強い刺激、より有名で権威ある何か、より高い健康食品、より豪華な設備、などに意識が向かう。

しかしそれに集中し過ぎると本末転倒になる。

それどころか治癒力の障害になってしまう。

 

「治癒力は内に在り、それが発揮されることが大切」

と思い出してもらうことは鍼治療の役割の一つと考えている。

治癒力を発揮することは全体性、自発性、相対的でない肯定感や安心感を回復していくことにつながる。

それ自体が目的となる。

 

 

 


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