かっぱblog

鍼治療のことや日々のことなどを書いてます。

スーファミ

2022年01月24日 | 日記

昨日、久しぶりに子供とスーパーファミコンで遊んだらとても楽しかった。

 

子供が保育園児の頃、周囲の子供がDSなどを買ってもらうケースが増えていった。

うちはどうしようかと妻と相談したところ、小学生になってからと決まった。

それでひとまず妻の実家からスーパーファミコンを持ってくることになった。

そしてハガネ、侍スピリット、マリオカート、ストツー、ぷよぷよなどで遊んでいた。

妻は持っていただけあって上手だったし、自分も大学生の頃皆で集まりよく遊んでいたので結構慣れていた。

子供もあっという間に上手になった。

その後、小学生になって3DSとスイッチを手に入れた子供はスーファミをやらなくなり、自分も疎遠になっていた。

 

そんな中、久しぶりにスーファミを出して子供とやってみたらとても楽しかった。

スーファミが楽しいのももちろんあるけれど、子供が保育園児の頃に一緒に遊んでいた記憶がよみがえるからだと思う。

楽しい思い出はつながっていく。

何とかハガネの最後のステージを攻略したい。

 

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モーム

2022年01月20日 | 日記

子供が毎月PTA新聞をもらってくる。

そこで毎月書いているスクールカウンセラーの方(山口力氏)の文章がなかなかよかった。

今月は「感謝からの子育て」というテーマ。

最初にざっと目を通したら親子関係の問題は、

→「子供への尊重・謙虚で解決」

→そのために「感謝を大切に」「尊重と謙虚は感謝から」

といった流れで説明してあった。

 

自分は、

『ありきたりだな、感謝が大切と言っても無理に感謝しても意味がないんだよ』

などと思いながら読んでいた。

でもよく読むとさらっと「今あるものへ意識を向けた時に~感謝が生まれます」

とその前段階も書いてあった。

それで納得した。

 

自分としたらこちらをメインに書いた方がいいのにと思った。

どうやって向けるのか?が最も大切なことだからだ。

逆にそれさえできれば後は自然についてくる。

 

こうしたことはある種の技術だと思う。

自然にできないのであれば自覚的なトレーニングで身につけていくしかない。

もちろん人によって難易度は異なる。

乳幼児期に保護者との適切な接触があり、その後も尊重され、外から強く妨げられることなく育てば、無意識に今あるものへと意識が向きやすく感謝も生まれやすいことだろう。

しかしその逆だった人にとっては、とてつもなく難易度が高いことだ。

積み重なった緊張が今あるものへ意識が向くことの妨げとなっているから。

つまり、感謝しにくい人、子供を尊重できない人は緊張が強い人ということになる。

 

祈りや瞑想などはそういったトレーニングになると思う。

楽器演奏や運動、自然の中に入ることもトレーニングになるだろうし、子供なら外で仲間と自由に遊ぶだけでもいいと思う(家で強いストレスがなければ)。

 

そして皮膚に鍼をすることもそういったトレーニングの一種だと思っている。(かなりの高濃度の)

意識できなくなっている「今あるもの」は体表部分とも関連している。

体表のツボに鍼を当てて、注意を向けていくことで生じる変化は心身の慢性的な緊張を解いていく。

緊張が解けていくことで今あるものへ意識が向き、関係性も少しずつ変化していくことになる。

 

 

自分がこういったことを理解し始めたのはこの鍼を学び始めてからだ。(今も学んでいる途中)

それまで様々な機会で断片的に触れたことはあったけれど、理解できなかった。

大学時代にサマセット・モームが好きな友人がいたけれど、それを借りて読んでいたら少しは手がかりとなったのに、と今では思う。

多分、彼はこのblogをたまに読んでくれていると思うけど、あれから30年近く経ってお互い子供とよい関係でいられたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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