かっぱblog

鍼治療のことや日々のことなどを書いてます。

過程の理解

2015年07月28日 | 鍼治療

鍼に限らず、治癒の過程では様々なゆれ動きがある。

たとえば、怒り。

それまで抑えていた怒りを認識することもあるし、それまで怒ることだと思っていなかったことに対して怒りを感じはじめることもある。

もし子供の頃に「怒りを出すことを親から許されない環境」=「怒りを出すと生き残れない環境」で育ち、抑圧が癖になっていると様々な問題を引き起こす。

それが治癒過程で怒りを出しても安全と気づくと、出てくることがある。

そして次第に客観視され、おさまっていく。

 

 

また、強い思い込みの下に生きてきた人が、その思い込みが外れることで、それまでの自信を保てなくなることもある。

その思い込みに基づいて記憶の引き出し・加工を行い、他者へ自動的な反応や断定的な物言いをしていたのが、できなくなったりする。

それも次第におさまって、思い込みが少なく・弱くなっていく。

 

 

こういったことが高齢者に起こると、たとえ本人が嫌がっていたとしても、家族が「認知症」として病院に連れて行くことがある。

当然、病院では「お薬」を出す。

精神に作用する薬の副作用は多様だ。

問題などなかったのに、問題が生じてこじれていくこともある。

家族の不安が現実化してしまう。

 

 

治癒に伴なう変動を、過程として観察することは大切だ。

何歳になっても治癒力はある。

身体だけでなく、心も。

感情の揺れ動きなどを経て治癒していく。

それは治癒過程であり、認知機能の向上(改善)の過程とも言える。

 

鍼の場合、効果や影響を限定して考えている人(過小評価している人)が多いため、そういった過程を理解してから受けてもらうことが必要になる。

特に高齢者の場合、「過程(家庭)の理解」が欠かせない。

 

 

 

 

 

 

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まつり

2015年07月24日 | 日記

一宮の七夕まつりに行ってきた。

毎年、

「こんなにたくさんの人がこの街のどこにいたのか?」

と感じる。

 


今年からは、七夕ぼんぼりウオークというのがはじまった。

子供の作ったぼんぼりも置いてあるとのことで、見に行った。

 

そして公園では台湾のランタンが飾られていて、とてもきれいだった。

のんびりとランタンの灯りを眺めて自分は大満足。

で、帰りたかったのだが、子供は屋台を見たいとのこと。

人込みの中へ突入。。

 

ちょっとつかれたがまずまず楽しかった。

 

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ジャガイモのつづき

2015年07月12日 | 日記

 

ジャガイモを掘った。

腐ってなかった。

子供は大喜び。

 

 

 

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ジャガイモ

2015年07月07日 | 日記

雨が続いてジャガイモが収穫が遅れている。

子供とのんびり収穫しようと思っていたら、なかなかタイミングが合わず、ズルズルと遅くなってしまった。

腐ってるかな。

 

 

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暗闇で仰向け

2015年07月03日 | 鍼治療

静かな暗い部屋で一人、床の上に枕なしで仰向けになり、鼻呼吸をする。

リラックスが深まるにつれて呼吸はゆっくりになっていく。

 

ヨガでいう「死体のポーズ」(シャバアサナ/シャバーサナ)。

緊張を解き、深いリラックス状態に入る。

その状態で治癒力はより発揮される。

どこかへお金を払って治療を受けに行く前に、試してみるといいと思う。

 

慣れない場合、ゆっくり動いた後の筋トーヌスの変化を感じ取るために仰向けになったり、

体表(身体)の各部分へ意識を集中するために仰向けになったりする。

そして次第に、ただ仰向けになってゆっくり呼吸をして、浮かんでくる想念が流れていく。

 

何か強いストレスがかかっている場合、静かな暗い部屋で一人で床の上に仰向けになり、ゆっくり呼吸に集中することが難しい。

痛みを感じる人もいるかも知れない。

集中力が途切れて寝てしまうこともある。

途中で怖くなったり、想念にかき乱されることもある。

 

こういったことはあまり無理をしてやろうとしてはいけない。

噛みあわせが悪い場合や歯の矯正中の場合は特に。

深いリラックス状態に入ると舌が落ち込み(舌根沈下)、呼吸が苦しくなることがあるから。

 

あまりに緊張が強く、そういったことをするのが難しい場合、鍼は緊張を解いていくためのパーソナルトレーニングとなる。

 

 

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