かっぱblog

鍼治療のことや日々のことなどを書いてます。

少しずつ

2021年03月17日 | 日記
すっかり春になった。

テンプレートも変更した。

久しぶりに鍼のことを書こうと思う。




便秘の人に鍼をすることがある。

そうすると手(腕)の大腸経や小腸経のツボに反応があることが多い。

手の疲れと密接に関連していると感じる。

もちろん本人は手の疲れに気づいていない(無自覚)。



話を聞くと、便が出にくく時間がかかるのでトイレにスマホを持ち込んだりしている。

それでは余計に手が疲れて悪循環になるとやんわり指摘する。

(疲れの自覚がない人にこういったことをきつく言っても経験上あまり意味がないか逆効果になると思う)

少し鍼を続けていくことで、本人も手(腕)の疲れを自覚できるようになってくる。

それに伴って、そういった手を余計に疲れさせたり疲れを溜め込む習慣が減っていく。

仕事や勉強などで疲れるのは仕方のない部分だが、それでもこまめに休憩したり早めに解消するようになってくる。

全体の調子も整ってきて便秘も解消されていく。



鍼でも薬でも一緒だが何か強い刺激(作用)で便秘を解消しようとすると、その時はうまくいっても続けていくと刺激に慣れて問題がこじれてしまう。

それよりもごく弱い刺激で緊張を解き、自覚を促し、じんわりと全体を整えていく方が結果として早く問題解決につながると自分は考えている。






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距離感

2021年03月01日 | 日記
去年の今頃に子供の通う学校が休校になり、勉強をみるようになった。
それまではあまり子供の勉強に関わってなく、たまにテスト結果を見るぐらい。
まぁ普通にできているんだな、ぐらいの印象だったと思う。

休校期間中、学校の宿題も少なく塾も行っていないので、問題集を買って進めていくことにした。
そしてぐんぐん進んでいった。
その頃よく子供と一緒にスーパーマリオをやっていたのだが、それと同じような感覚で新しいステージをクリアしていくように楽しく進めた。

このペースで行ったらすごいな、と思っていたが、そうは問屋が卸さず、休校が終わり学校が始まるとやはりなかなか進まなくなっていった。
中学受験をするわけでもないので、子供は宿題以外の勉強にあまり意義を感じなくなっていたようだった。

それに対して毎日ちょっとずつでも宿題以外の自分の勉強を進めていけばいいのに、と思う自分。
過干渉にならないかと振り返りつつ、いろいろ話した。
何度か反発されながら、それでも少しずつお互い程よい距離感を模索し保てるようになってきた。
そうしたらまた楽しくなった気がする。
以前のマリオのような感じではなく、もっと前に子供と一緒にやっていた遊びのような感じ。

これからもぼちぼち関わり続けていきそうだ。




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