こないだ川遊びに行った。
去年買った100均のタモを持って。
”こんな貧弱なタモで魚は捕れない”と思っていたのだが、妻が先に15cmぐらいの魚を捕った。
川底にじっとしている魚がいて、ゆっくりでも捕れるようだ。
驚きと羨望のまなざしの子供。
自分も後で小さめの魚を捕ったのだが、バケツに移す時に逃げてしまった。
子供にとってそれは魚を捕ったことにカウントされないらしく、「魚とり名人」の称号も逃してしまった。
こないだ川遊びに行った。
去年買った100均のタモを持って。
”こんな貧弱なタモで魚は捕れない”と思っていたのだが、妻が先に15cmぐらいの魚を捕った。
川底にじっとしている魚がいて、ゆっくりでも捕れるようだ。
驚きと羨望のまなざしの子供。
自分も後で小さめの魚を捕ったのだが、バケツに移す時に逃げてしまった。
子供にとってそれは魚を捕ったことにカウントされないらしく、「魚とり名人」の称号も逃してしまった。
24日から27日まで、一宮市では七夕祭りが行われている。
夜、家族とのんびり歩いてきた。
屋台を見て、バナナチョコを食べて、子供は楽しさいっぱい。
そして、
「去年、お面買ってくれるって言ったけど買ってもらってないよね」
と急に一年前の約束を思い出す。
お面を売っているお店に行くと、店のおじいさんが娘を見て、
「プリキュアのお面はどう?」
と何度も勧める中、ウルトラマンゼロのお面を選択。
そしてうちでウルトラマンごっこ。
鍼灸師になる前、日本はいずれアメリカのような民間保険が主になって、国民皆保険制度が崩壊するだろうと考えていた。
「どうなることか」
それは混合診療の解禁とTPPによってはじまろうとしている。
公的保険医療は年々縮小されていくことだろう。
また、政府は貧困層を拡大する政策を徹底的に行っているので、民間保険に入れない人達が多く出てくるだろう。
もうひとつ考えていたのは前回書いた終末期の在宅ケアだ。
自分は大学生時代にホスピスに見学に行き、その後個人で少しボランティアをさせていただいたことがある。
その頃(20年以上前)すでに、
「あと10年もしたら多くの高齢者はホスピスか在宅で死を迎えることになるだろう」
と言われていた。
病院で苦しみながら死にたい人などいない。
しかし現実は今も多くの方が病院で苦しみ、亡くなっている。
おそらくそのほとんどの方は治らないものを無理矢理いじられている(治そうとする)。
ホスピスでは入所者の方に様々なお話を聞きながら、軽いマッサージをしていた。
痛みや不安、薬(モルヒネ)の副作用である便秘、悪心嘔吐などは触れる程度の軽いマッサージで和らげることができる。
たぶん、強いマッサージより効果があると思う。
そして今は体表への鍼治療を行っている。
やはり痛みを減らすし、不安を和らげ落ち着く。
痛みが和らげばその分、薬の量を減らせる。
そして意識がはっきりしている状態が長く保てる。
これからインターネットや本で情報が広がることで、寿命と抗がん剤などの現実を見据えて、家で死にたいという方が増えてくると考えている。
そういった場合、代替医療は役に立つだろう。
半年ぐらい前に予約した本が確保できたとの連絡が図書館からあった。
図書館に同じ本が7冊もあったので、すぐ借りることができるだろうと思っていたら予約待ちが50人ぐらいいた。
もうすっかり忘れていた。
借りたのは、「医者に殺されない47の心得 近藤誠著」。
この街(一宮市)では、この本の著者である近藤誠氏だけでなく中村仁一氏の本などもよく借りられている。
いろいろ医学情報に敏感な方が多いようだ。
(街の中心部のスーパーでは311直後にヨウ素が含まれる食品の多くが売り切れていた)
本を読んでみると、内容は納得できる部分もあるが、そうでない部分もある。
印象に残ったのは、
「痛みはこわくない。モルヒネを正しく使えば、安全に長生きできる」
「モルヒネは正しく使えば、中毒になったり、死期を早めたりする心配はない」
など。
最近のことだが、「ガンが怖い」と言っていたお年寄りに、
「ホスピスでは痛みはそれほどないようですよ」
と言ったら、こちらが驚くほど安心されていた。
大学生の頃ホスピスで少しボランティアをしていたのが20年近く前なので、ガンの痛みがコントロールされることは既に常識だと思っていた。
しかしそれは自分の勘違いで、あまり広まっていなかったようだ。
そのため「死ぬ」ことの怖さより、「痛み」への恐怖が強い場合が今も結構あるようだ。
そういった情報が広まらないのは、マーケティングの成果だろう。
そして、
「ガンによる痛みが怖いから早めにいろいろ検査を受けて、もしガンだったら医者が言うままあらゆる治療を受けよう」
と誘導される。
しかし、特に高齢者にとってそれは本末転倒となることも多いようだ。
体表への鍼がおもしろいのは信じてようが、信じていまいが効くということだ。
施術が終わった後に、変化を感じることができない人も多い。
「こんなんで効くのかね?」
と面と向かって言われることもあるし、
「ただゴニョゴニョやってるだけかと思った」
と言われることもある。
自分もそうだったからよくわかる。
大分前のことになるが、最初に先生の施術を受けた時、同じようなことを思ったことをよく覚えている。
半信半疑で先生の治療院を後にして、約30分後に変化を感じ始めた。
こないだ施術を受けた方は4時間後に変化を感じたとおっしゃっていた。
でも、かつての自分も含めてそういう人は相当鈍ってる状態の初回のみ。
2回目からは施術後にすんなり変化を実感できる。
鍼を刺すわけでなく、お灸で熱を感じるわけもなく、マッサージで揉み解されるわけでもない。
軽い圧でツボを探し、ほとんど感じない体表への鍼。
「何かやってもらった感」はない。
しかし、信じていようと信じていまいと、体表が変化したら変化は生じる。
種を蒔いたら芽が出てくるように。
このギャップが面白いと感じる。
(でも、あまりに不信感を強くぶつけられると施術はできませんが)
治療所の情報
愛知県一宮市の九河堂(きゅうがどう)針灸院
ホームページはこちらです
刺さない鍼の専門院です
改めて書くのもなんだけど、若い人からお年寄りまで鍼は効く。
人の身体は治るようにできている。
その引き出し方として、今やっている技術がある。
それを教えてもらって本当によかったと思う。
多分、自分ひとりでは気づかなかった。
こないだ一人で畑作業をしていた。
そうしたら自転車で通りかかった年配の女性が畑のやり方についてアドバイスしてくれた。
アドバイスの内容も、服装も見るからにプロ(農家)っぽい。
話をして、その方が出発したので、自分はまた草取りをしていた。
しばらくして、その方が戻ってきた。
そして丹波の黒豆の苗を数本いただいた。
根っこに泥団子をつけて、植えやすいようになっていた。
「これは黒豆になる前の枝豆の状態で食べても美味しい。これ食べたら普通の枝豆なんて食べれないよ」
とのこと。
ありがたい。
植えるのまでやって下さった。
自分はその方に初めて会ったのだが、最近子供と妻が畑で収穫したりしていると、いろいろアドバイスをくれる方だったようだ。
特に子供は「お手伝いしてえらいね」などと褒められるらしく、嬉しいようだ。
どうりで最近、保育園に行く前に畑に行きたがる。
枝豆が楽しみだ。
子供の通う保育園でプールがはじまった。
準備体操で妖怪ウォッチの「ようかい体操第一」を踊るらしい。
うちでは観ていなかったのだが、子供が踊りを覚えてきた。
そして今日、レンタル屋で「ようかい体操第一」の音楽が流れたら、
店に居た小さな子供がみんな踊りだした。