最近、子供が学校でマット運動をしているようだ。
前転はできるが後転はできないということなので、家でどのようにやっているのか見てみた。
すると、座った状態から勢いをつけて後ろへ転がって、その勢いを途中で背中を真っ直ぐにすることで止めていた。
多分、勢いが怖くなるのだろう。
そのため背中を丸めて床につけた状態で、揺りかごのようにコロコロする練習から始めた。
しかし子供はまだ背中と首を丸めて、それを持続させておく筋力がない。
だからコロコロころころ転がることでその筋力を鍛えながら、背中と首と地面の接触感覚を学んでいく。
コントロールできる範囲を深めて広げていく。
そしてまずは首抜き後転を目指す。
その後で後転。
勢いで後転をやろうとすると怪我につながりやすい。
学校では一人ひとり細かく教えることができないと思うが、そういった過程が必要だと思う。