http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4746.htmlより転載
【重要】アメリカ政府が発表したセシウムの汚染地図!千葉県の最南端を含め、東日本の広範囲で検出!
2014.12.6
放射能測定をしている食品会社ホワイトフードが、アメリカ政府の発表したセシウム汚染データを分かり易く汚染地図にしてくれました。この放射能汚染地図は2011年にアメリカ政府が行った検査を元にしており、当時の汚染が非常に酷いものであることを強く感じることが出来ます。
汚染地図を見てみると、西は静岡東部で放射能が検出され、南は房総半島の最南端が汚染されていました。これは政府や各機関の調査した放射能測定結果とも一致し、福島を中心としたこのエリアでは放射能に注意が必要だと言えます。
また、東北や関東地方では「ホットスポット」と呼ばれている高線量の放射能溜まりが有る上に、高線量の黒い粉も広い範囲で発見されました。福島原発事故から3年半が経過して空間線量は徐々に低下していますが、今も土壌の汚染は酷いままとなっています。
これは空気中に舞っていた放射性物質が地面に蓄積されているからで、空間線量だけでは本当の汚染状況を把握することは出来ません。空間線量と合わせて土壌の線量も見ることが重要です。
☆アメリカ政府が発表したセシウムの汚染地図
URL http://www.whitefood.co.jp/news/foodmap/1794/
引用:
放射能検査地図の目的について
アメリカ政府が2011に検査した土壌のセシウム汚染データをもとに、セシウムが検出された地域を抜き出し、日本地図に表示をしました。
放射能の影響を30才成人の3~4倍影響を受けやすい子どもと妊婦さんのご家庭にとって、どの地域のどのような食材が放射能を検出しているのかを、分かりやすく把握していただくことを目的として作成しております。
経度と緯度しかでていないので、地名と汚染状況を一覧で表示することができませんでしたので東京の2箇所のデータを拡大して用意してみました。
■東京のセシウム汚染地図1
■東京のセシウム汚染地図2
情報ソース:アメリカ政府のDepartment of Energy
http://energy.gov/downloads/us-doennsa-response-2011-fukushima-incident-data-and-documentation
前職の職場が丁度この東京の地図のちかくの溜池山王駅の近くでしたので、1,719ベクレル/kgと思った以上にたくさん放射能が降下したのだなと思いました。アメリカの会社でしたので、外国人の社員がガイガーカウンターを持ってきた時に、警報音がなりやまず、日本人スタッフ一同ドン引きしたと聞きました。
:引用終了
☆福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算
URL http://nsed.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf
☆関東の放射能汚染マップ
URL http://boppo20110311.blog.fc2.com/blog-entry-140.html
☆Figure 3: The isogram map shows average active cesium (quasi-Cs137) contamination level of the Ayu (Plecoglossus) captured in between May and September 2011 on each prefectures in eastern Japan.
URL http://www.nature.com/srep/2013/130429/srep01742/fig_tab/srep01742_F3.html
☆福島第一原発から飛散した沈着物分布の推定