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12/5記事「トランプ氏との接触 米政府は事前に中止要請」~安倍首相、現大統領オバマを無視してトランプと会う。米政府、激怒!…支離滅裂な説明、国会騒然!

2016-12-05 19:19:37 | 外交、国際

「トランプ氏との接触 米政府は事前に中止要請」

安倍首相、現大統領オバマを無視して、トランプと会う。米政府、激怒!…支離滅裂な説明、国会騒然!


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ttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016120401001685.html

トランプ氏との接触に異議 米政府が日本に伝達

 安倍晋三首相が米ニューヨークで11月中旬に行ったトランプ次期大統領との会談に関し、米政府が事前に「トランプ氏はまだ大統領ではない。前例のないことはしないでほしい」と強い異議を日本政府に伝えていたことが分かった。
日本側は、会談は非公式でトランプ氏提案の夕食会は見送るとして理解を求めた。しかし、米側は納得せず、ペルーでの国際会議に合わせて調整していたオバマ大統領との首脳会談は実現せず、立ち話にとどまった。日米外交筋が4日、明らかにした。

 首相の外交姿勢に対するオバマ米政権の不快感が明らかになった形だ。

(共同)
 
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小原 美由紀さんFBより 12/5

出てきた!やっぱり、こういうこと!

国会の書き起こしは、ニュートラルに読んでほしいので 考察を加えるのはよくないと思って、書いてこなかったのですが、私が「長編書き起こし」で皆さんに伝えたかったのは、このことです。

11月24日、安倍首相は蓮舫さんの質問に答え、トランプ氏を信頼した理由として、「オバマ大統領に対する敬意を感じられたことがポイント」と言っていますが、オバマ現大統領を差し置いて、就任前のトランプ氏にどの国よりも先に、国会も放り出して飛んで会いに行かれた安倍首相の「オバマ大統領に対する敬意」はあるのでしょうか?ご自分の行動のなかに、「信頼できる人間」とされない理由が含まれていませんか?

...

私は大いなる矛盾を感じました。私だけではなかったのですね。オバマ現政権も不快感を示していたと。

結局希望した(希望していたんだ・・(-.-))トランプ氏との夕食会は断られ、私邸での非公式の「出会い(安倍首相のことばです)」に。そして直後のペルーでのAPECでのオバマ大統領との最後の首脳会談も実現せず、オバマ大統領とは最後の最後、記念撮影後の数分間の立ち話で終わったそう。

そしてトランプ氏との「個人的な非公式会談」を、日本国内のメディアはこぞって速報として取り上げ、安倍内閣の支持率は60%に。

「安倍首相と蓮舫議員の国会答弁の中の安倍さんがトランプさんを信頼した理由に異議がある」とした書き起こし、ぜひもう一度、読んでみてください。長いですが、よかったら。

https://www.facebook.com/miyuki.kohara.7/posts/1517581708256120

 
 
 
小原 美由紀さん、書きお越し
12月1日

11月24日の参議院TPP特別委員会質疑(蓮舫議員の安倍総理大臣への質問の前半部分を そのまま書き起こしました)

民進党 蓮舫議員>
さて、総理、アメリカ・ペルー・アルゼンチンへの出張、たいへんおつかれさまでございました。
きょうはTPPに関して、総理の率直なお考えをうかがわせてください。
まず、11月8日、アメリカの大統領選挙でドナルド・トランプ氏が当選をされました。
選挙戦を通じた様々な言動もふくめて、トランプさんに対する、総理の印象はどのようなものでしたか?

安倍晋三首相>
米国がですね、民主的な手続きによって、次期大統領を選出したところでございます。その意味におきましても祝意を表したところでございます。
と同時に、えー、米国のリーダーというのは、一米国のリーダーというだけではなく、世界に大きな責任を持っているわけでございます。と同時に 自由世界のリーダーでもあるということであり、その責任をしっかり果たしていただきたいとこう期待をしております。

民進党 蓮舫議員>
・・どういう印象をもっていましたか?

安倍首相>
他国のですね、いわば選挙の結果についての印象を、私がこの、総理大臣として述べるのは適切かどうか、私は適切ではないと、そう考えている次第でございまして、我々としてはですね、まさに先ほど申し上げましたが 日米同盟は我が国の外交安全保障の基軸でございます。
そういう認識のもとにですね、米国の大統領として、対応していただくように期待をしたい、このように考えていたところでございます。

民進党 蓮舫議員>
私は、選挙戦を通じて、トランプ氏の物言いには大きな懸念を抱いていました。
自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の下の平等、日米関係の基本理念が、もしかしたらゆらぐのではないか。
選挙戦の時に、トランプ候補者が発言された宗教、民族、性差。 明らかな差別の発言。あるいは特定の国を挙げて、レッテル貼りをする非難と批判の応酬。
私は、この方が大統領になられて、日米関係の共通理念、これが共有できるのかどうか、非常に心配したんですが、
それは、総理はお感じになりませんでした?

安倍首相>
いま、ここで私がですね。次期大統領の選挙中の発言について、批判的なコメントを述べるのは生産的ではないと思っておる次第でございまして、その意味からも、その意味からも、なるべくはやくお目にかかって 自由や民主主義、基本的人権、法の支配と言った、普遍的な価値を共有する国同士の日米同盟というのは揺るがないということを確認をする必要があると考えた次第でございます。

民進党 蓮舫議員>
「ともに信頼を築いていけることができる、そう確信を持てる会談だった」とトランプさんとお逢いになったあと、総理は発言をされました。
なにをもって、信頼関係ができるとお感じになったのですか?

安倍首相>
なにをもって信頼を、ということであればですね。例えば、私を信頼してくれ、と言えば、信頼できるわけではもちろん、ないわけでございますが、いわば、先ほど申し上げましたようにですね、日本と米国というのは、自由や民主主義、基本的人権、法の支配、普遍的な価値を持つ同盟であり、わが国が他国から侵略された際には、共同対処する唯一の国であります。と同時に、米国は安保条約上、日本に基地を持っておりますが、これは日本と極東の地域の平和と安全を守るため、であります。この、同盟関係をついてですね、まさに、しっかりと堅持していけるかどうかが、大きな観点であります。
と、同時にですね。人間として、ですね、たとえば 今回、

(ざわざわとしだす、 声も飛び交う)

すみません、ベンチから、ヤジを飛ばすのは、やめていただけませんか?大切な時間をつかって論議しているのでありまして、少しは皆さんも、静かに聴くという態度を持っていただきたい。やじられるとですね、答弁しにくいので、静かにしていただきたいと思いますが、

そこで、大切なのは、人間として、信頼できるかということであります。
今回、この会談を設定するにあたって、トランプ氏は、次期大統領でありまして、現在の大統領ではないわけであります。現在の大統領は、オバマ大統領であるわけでありまして。
現職の大統領に対して、しっかりと敬意をお互いに示していることが大事だと考えたわけであります。
そこで、首脳会談という形式を取らずに、
いわば、『出会い』というかたちにしたわけで、
私は便宜上、会談という言葉を使っていますが、
ですから、トランプ氏は「安倍さんが、私の家に立ち寄ってくれたことをうれしく思う」
という表現をつかっている。つまり、現職の大統領に対する敬意をこの人は、しっかりと持っている。そしてそれを、維持をしていく。
米国に二人の大統領が存在するということを世界に示してはならない、というですね、しっかりとした考え方を、示していただいた、この姿勢を私は高く評価をし、信頼に足る、と考えたことでございます。

   (議場、ざわざわする  与党の議員も一部、にやにやしている)

民進党 蓮舫議員>
(首をひねって)
すいません、なにを言っているのか、さっぱりわかりませんでした。
(笑いが起こる)
つまり、トランプさんの自宅に寄って、感謝されて、それで信頼した。
友達じゃないじゃないですか・・・。

選挙戦でのトランプ氏の発言です。
「イスラム教徒は完全に入国禁止にする」
「メキシコからの移民が犯罪者」
このほか口にするのもはばかられる、女性蔑視の発言が長期戦に渡って何度も繰り返されました。
ドイツのメルケル首相もこの件に関しては、相当な懸念を示しています。
なぜ、こんなに安倍総理がこんなに急いで会いに行って、
いま長々とお話になられましたけど、さっぱりわかりませんでした。
なぜ、信頼できたんですか?
トランプさんのこの長い間の暴言は演出であって、あれは僕の本意ではないんだ、
ぼくは、そう思っていないんだという説明があったんですか?

安倍首相>
いま、蓮舫議員は、米国の次期大統領に向かってさまざまな批判を述べられたわけですが、

蓮舫議員>
(マイクを通さず)批判じゃないですよ!  議員、口々に声を上げる

委員長>
静粛にお願いいたします。

安倍首相>
いいですか?しっかりと、答弁をさせていただきたいと思います。
最初に申しあげたとおり、日本にとって、日米同盟というのは外交安全保障の基軸なんです。
同盟関係がどうなっていくかということを世界が注目しているんです
アジア太平洋地域の安全保障環境は、厳しくなっていますよ。厳しくなっている。この厳しくなっている中で、日米同盟が揺らいでいる、あるいは アメリカの次期大統領と日本との信頼関係が構築できないとなれば、日本の安全が危うくなってくるということでありまして、その現実を、ですね、その現実を、その現実を しっかりと、観ていただきたいわけでございます。

   【発言している安倍首相の前を横切って、理事が委員長席前に集まる】

いま、大切なことであります。

いま、蓮舫議員は、私がトランプ氏の家に行ったから、彼がそれに対して感謝を述べたから、信頼できるとおっしゃいましたが、私はそんなことを全く述べていないじゃないですか。
ちゃんと私の、文脈を聞いて、

    (委員長席付近で、大きな声が聞こえる)

すみません、答弁中ですから、静かに聴いてくださいよ。
次期大統領と、信頼関係が構築できるかという大事な質問に関して、
私が丁寧に答えるのは、当然じゃないですか。

(速記を)止めてください、とかいう問題じゃないと思いますよ。
気に食わないことを言ったら止めるなどと、それはだいたいおかしいんですよ。
テレビをご覧のみなさんも、おかしいと思いませんか?この状況を。

(机をどんどん、たたく音)
テーブルをたたいて、私の答弁が聴こえなくするのはやめてください。そこでですね、そこで、私が申し上げているのは、
・・・こういう騒然とした状況では、私も答弁しにくいですよ。

理事>
総理、一回席に戻って。

委員長>
簡潔におまとめください

安倍首相>
簡潔にまとめますんで、みなさん、席について・・・いただけないと・・。
この騒然とした状況では、答弁しにくいですよ。

(蓮舫議員、手を上げる)

安倍首相>
静かにですね、静かにしていただかなければ、答弁はできないと言う訳です。
そこでですね、この人は、どういう人かということについてですね。
現職の大統領がいるなかにおいて、新たな次期大統領が、大統領のようにふるまうことが
むしろ、米国の国益にとってマイナスであるという、しっかりとした認識とともに、前任者に対する敬意をしっかりと私に対しても示した、ということであります。
それがポイントだったですね、
前任者に対して、選挙戦と同じように、オバマ大統領に対するただ批判に明け暮れる、
または、前任者を辱めるような行動はとらないということをするという。
その点につきまして、私は信頼に足る、とこのように申し上げたわけであります。
      (拍手)

委員長
「速記を止めてください」

アナウンサー
「TPPに関する質疑の模様を参議院第一委員会室から、中継でお伝えしています。
委員長席のまわりには与野党の理事が集まって、現在協議をしているところです。

現在は、民進党・新緑風会 蓮舫議員の質問時間です。
委員長は、林よしまささんです。
参議院議員第一委員会室から、中継でお伝えしております。」

委員長>
「えー、速記を起こしてください。
ご答弁は簡潔にお願いします。 蓮舫君。」

蓮舫議員>
議場が騒然となるのは、総理の不誠実な答弁のせいです。
(そうだ!)
行政府のトップが立法府に来て、委員長の指示にさえ従わないということは異例なことです。あまりにも国会を軽視しすぎているのではないですか?

日米関係で信頼関係を構築するのは大事だというのは、私もそれは、共有します。
トランプさんが誠意をお示しになられた。その誠意はどういうかたちで示されたんですか?とお聞きしたら、同盟関係について長々と答弁されて、
聞きたいことにはなにもお答えにならない。
なぜ、それだけ急いだのかと思えば、
TPPというのは安倍総理の成長戦略のかなめとして推進してこられた。国会でも強行採決を繰り返して、急いで進めているから、選挙期間中にTPP脱退を公約に掲げたトランプさんに、なんとか、これを翻そうと、それで急いで行かれたと私は思っていましたが、TPPについては、きっちりとトランプさんの本音を聞くことはできたんですか?

安倍首相>
先ほど、同盟の意義についてお話したのは、まさに日米関係の原則であるからでありまして、同じ質問をされたから、同じ答えになったのであって。
蓮舫議員が正しく私の答弁をですね、充分にくみ取っておられなかったから、同じ答弁になるのは、当然のことじゃありませんか?
そこで、そこでですね、
TPPについても当然、私の考えを述べたわけでございますが
TPPに関わらず、様々なことがらについて、私の考えを述べたわけでございます。しかしですね、先ほども申しあげたように 現職の大統領もいる中、国と国とのやりとりについては、さけようと一致をしたところでございまして、信頼関係というのはそういう約束を守っていくことからはじまっていくのではないかとこう思う次第です。

蓮舫議員>
トランプさんは 考え方を開陳されたと、先ほどの答弁でお聞きしました。
「TPPを脱退される」と明言されたんですか?

安倍首相>
さきほど、信頼できる人物だというふうにお答えさせていただきましたが、その際 中身の個別的なやりとりについては、外に出すのは控えようということを述べたわけでございます。
ご承知のようにトランプ次期大統領は、私の述べたことは、一言も、ひとことも外に発信しておられないわけであります。そういう意味においては しっかりと約束を守っておられるんだろうな、と思います。信頼を裏切るということは、ふたりの間だけにしておこう、といったことにおいて、相手がぺらぺらしゃべる、それは、信頼を損ねるわけでございます。そういう意味ではトランプ氏は、まだ一言も発信しておられない。という意味においては、信頼できると言うことだと思います。
そこで、私がいま、トランプ次期大統領が何をしゃべったかということをここで申し上げれば、これはまさに信頼を裏切るということになってしまう。
と同時にですね。まだ大統領に就任しておられない。スタッフがついていない中における発言でありますから、いまここで私が紹介するのは適切ではない、とこのように考えております。

蓮舫議員>
TPPにアメリカが批准をして、発効するかしないかということは、わが国の国益です。
まさに今、参議院で審議していることであります。総理が会いに行かれてトランプさんにそれを確認したかどうかは、この審議そのものがどうなるか、大きく左右されます。
トランプさんは外に向かって、大事なことは何も言っていないとおっしゃいましたが、
22日にビデオメッセージで「TPPは脱退する」と明言しました。
つまり、外に一言も言っていないということは、このことは議論していなかったのですね?二人であったときに。

安倍首相>
えー、トランプ次期大統領が自分の政策的な見地を発表するのと、私とトランプ大統領のやりとりを発表するのは、別の話でありまして、
どういうやりとりがあったかは申し上げられないわけであります。繰り返しになりますが、
トランプ次期大統領はまだ大統領に就任しておられません。よってですね、まだ外交チームも編成されていない中でのトランプ次期大統領の発言であるので、外に出さないということでもあるわけです。
そういう意味におきまして、私の考え方についてどのような反応があったかについても
いま、ここで話すのは、差し控えさせていただきます。

 
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