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オバマ米政権が中国主導投資銀との共同事業を提案/AIIBに英国ドイツ他30数カ国が参加意向

2015-03-23 17:31:49 | シェアー

※AIIBに英国ドイツ他30数カ国が参加意向。アメリカも世銀との協調融資を通じて、AIIBと協調していく姿勢を示した。さあ、どうする日本! ~アメリカの顔色しかうかがわない日本、ババをつかまされるなよ!!

 

オバマ米政権が中国主導投資銀との共同事業を提案

産経新聞2015年3月23日(月)11:23

 【ワシントン=小雲規生】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は22日、中国主導で創設されるアジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐり、オバマ米政権が米国主導の世界銀行やアジア開発銀行(ADB)との共同出資事業を提案したと報じた。

 オバマ政権は、AIIBの融資に際しての環境や労働条件に関する基準が既存の国際金融機関に比べて低くなる可能性などに懸念を表明してきた。シーツ財務次官(国際問題担当)は同紙に対して、「世銀やADBとの共同出資事業は、歴史的に有効性が証明された高い基準を確保することに役立つ」と話した。

 オバマ政権はAIIBが中国の影響力拡大の手段として運営される懸念があることから、各先進国に参加を思いとどまるよう呼びかけていたとされる。しかし今月に入って英仏独伊が相次いで参加を表明しており、オバマ政権は共同事業によってAIIB外部から影響力を及ぼす方法を模索しているとみられる。

 

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http://blogos.com/article/108459/

世銀はアジアインフラ投資銀行と協調融資策を模索

 中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立メンバー参加呼びかけの期日が今月末に迫る中、英仏独等欧州諸国は参加を発表している。

米国はAIIBのガバナンスや融資方針が不透明だとして、距離を置いている。しかしその一方で世銀との協調融資を通じて、AIIBと協調していく姿勢を示していることが分った。

WSJによると、米国財務省のシーツ次官は「米国は国際金融構造を強化する新しい多国籍機関を歓迎するだろう」「世銀やアジア開銀のような既存の国際金融機関との協調融資プロジェクトは、質の高い、長年の経験を経た(融資)基準を保って行く助けになるだろう」と述べた。

つまりAIIBと世銀等を競争関係に置くのではなく、お互いに補完し合っていこうという提案である。

ワシントンの中国大使館のスポークスマンは「中国政府は既存の国際金融機関と協調していくことにオープンである」と述べ、協調融資プランに前向きであることを示している。また世銀は既に世銀とAIIBはどのように協調していくかということについて、深く検討を進めていることを明らかにした。

日本では先週金曜日に麻生財務相が、AIIBへの参加検討の余地があることを示唆した一方で、菅官房長官は一部の報道機関が財務相のコメントを日本が参加する可能性が高まったと解釈しているが、政府の立場に変化はないと述べた。

だが日本の政府高官が米国と世銀の動きを知れば(当然知っているはずだし、もし知っていないとすれば大問題だが)、日本のAIIBへの参加スタンスに変化がでるだろう。今週のちょっとした注目点だ。

もし世銀等とAIIBの協調融資が機能してくると、AIIBの融資方針や融資基準が明らかになり、やがて米国もAIIBに参加する可能性が高いと思われる。このあたりを良く見極めておかないと日本だけがババをつかむことになりかねない。

 

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http://news.goo.ne.jp/article/searchina/business/searchina-1566504.html

スイスの参加意向は「大きな成果」・・・中国主導の「AIIB」発足投に向けて=中国メディア

サーチナ2015年3月23日(月)14:32
 中国メディアの新民網は21日、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対しスイスも参加する意向を示したことを紹介し、金融立国として世界に知られるスイスは銀行の運用や資産管理において高度な経験を持つとし、スイスのAIIB参加は「AIIB発足に向けて大きな成果」と論じた。

 記事は、AIIBにはすでに英国ドイツフランスイタリアルクセンブルクなど33カ国が参加意向を示していることを紹介。続けて、米国は自国が主導する世界銀行の競合になりかねないとして反対の立場を堅持していると主張し、欧州の国々に再考を迫っていると論じた。

 続けて、米国の盟友である日本もこれまでは米国同様にAIIBへの参加を拒絶し、AIIBの運営面などにおける信頼性について疑問を呈していたと伝える一方、「麻生財務相が条件が整えば協議を行う可能性を示唆した」と伝え、「日本はAIIBへの参加の可能性を排除しなかった」と報じた。

 さらに、米国の盟友が相次いでAIIBへの参加意向を表明し、日本までもが参加の可能性を排除しなかったことについて、米シンクタンクであるピーターソン国際経済研究所のフレッド・バーグステン所長が「中国がリードしようとする国際事務に対する諸国の反応である」との見方を示したと伝え、さらに「米国はオバマ大統領の任期中にAIIBに参加することは難しいが、将来的には可能性がある」と指摘したことを紹介した。

 また記事は、オーストラリアもAIIBへの参加に含みを持たせていることを紹介し、中国銀行首席エコノミストである曹遠征氏の見解として「多くの国がAIIBへの参加を相次いで表明しているのは、各国がアジアのインフラ建設に関心を示しているためであり、AIIBは国際金融システムを補完することはあれど、破壊をもたらすことはない」と論じたことを紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
 
 
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