異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

【動画 原発事故4年目の決断】 / 【写真】汚染土等袋の山々・・・袋の劣化で中身漏れも・・・

2015-04-26 23:55:15 | 福島、原発

原発事故4年目の決断注:全画面に映像が流れます。
http://www3.nhk.or.jp/news/shinsai-movie/

 

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想田和弘 @KazuhiroSoda  

100gの汚染土をドローンで官邸に送りつけた人間が逮捕されるのは当然だ。

だが、そもそも大量の放射性物質をまき散らし、この恐ろしく膨大な量の汚染土を作り出した人間は一人も逮捕されていない。なぜだ?それどころか再稼働も規定路線。なぜだ?

 
 
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福島原発事故で発生した汚染土等袋の山々・・・袋の劣化で中身漏れも・・・

 

◆【福島原発事故】黒い壁果てしなく
(2015年3月11日 東京新聞)...

http://www.tokyo-np.co.jp/…/nu…/list/CK2015031102100005.html

 国道6号から海側に約500メートル入った福島県富岡町のJR富岡駅周辺では、トラックが次々と到着し、霧雨の中で大きな黒い袋の積み降ろし作業が続いていた。

 袋の中は、同町の田畑や住宅地の除染で出た放射能に汚染された土や草木。1袋で乗用車1台分ほどの重さがある。作業員数人が、クレーンで仮置き場に袋を積み上げていた。少し前までは、駅の東側は津波で流されたままの荒れ地が広がり、海岸近くの松並木も見えたが、真っ黒な壁に変わっていた。

 既に袋は県内に600万以上ある。汚染度の高い地域の除染はこれからで、国は現在の5倍近い袋が発生すると見込む。県内各地の1000カ所近い仮置き場で保管した後、原発周辺の双葉、大熊両町に造られる中間貯蔵施設に運ばれる予定だが、地権者との交渉は難航を極めている。

 国は「貯蔵開始後30年以内に福島県外で最終処分を完了する」と約束しているものの、処分場は候補地さえ決まっていない

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◆除染袋、相次ぎ破れる・・・福島、規格外品が横行か
(2014年8月19日 中日新聞)

http://opi-rina.chunichi.co.jp/topic/20140819-1.html

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染廃棄物を保管する「フレコンバッグ」(除染袋)などが各地の仮置き場で劣化して破れ、中身が漏えいするケースが相次いでいる。環境省の規格外品が使われたり、管理がずさんだったりするのが原因。放置し続ければ住民の不安を招きかねず、除染の進展にも影響しかねない。

 原発事故から間もなく3年半。国は来年1月までに中間貯蔵施設への搬入を始める予定だが、福島県や候補地の双葉、大熊両町との交渉が難航し建設のめどが立っておらず、今後さらに破損が増える恐れがある。

 同県双葉郡内の仮置き場の1つでは8月上旬、除染袋が複数破れて砂利などが漏れ出していた。昨年9~12月の除染の際に使われた除染袋が野ざらしで保管されており、業界団体によると規格外の袋だという。

 また、別の仮置き場では防水性のない除染袋の周りに雨水がたまり、遮水シートを越えて外部に漏れ出し、用水路に流れ出ているケースも見つかった。

 除染袋は1~2トンの汚染土壌などを保管。福島県内では約720カ所の仮置き場に置かれるほか、自宅庭先などに「現場保管」される事例が5万カ所以上に上り、これまでに川内村や相馬市でも袋の破損が環境省に通報されている。

 だが環境省は劣化による破損を例外的な事例として扱っており「破れた袋は随時、詰め替えるなどの対応をしているはず」と釈明している。

 除染袋について環境省は2011年に業界団体の協力で放射性物質を3年間保管できる規格を設定。規格に準じた耐久性のある袋を使うよう求めているが、安価な粗悪品で代用するケースも多いとみられる。

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<動画>↓

Japan: Drone captures TONNES of nuclear waste being ...

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使用済みの防護服が山済みに!・・・後始末は? (by中村公信)

 


【映画】鎌仲ひとみ監督映画「小さき声のカノン」 福島発「子ども守りたい」 ~名古屋でも上映

2015-04-26 23:39:19 | 福島、原発

鎌仲ひとみ監督最新作! 小さき声のカノン―選択する人々 / Little Voices from Fukushima

六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』     鎌仲ひとみ監督最新作!

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http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201504/CK2015042502000206.html

北陸文化

【映画】鎌仲ひとみ監督映画「小さき声のカノン」

母たちの「新しい文化活動」

私たちにも できるよ

福島発「子ども守りたい」

映画「小さき声のカノン」への思いを語る鎌仲ひとみ監督=金沢市の中日新聞北陸本社で

写真

 「子どもを放射能から守りたい」。ただその思いから、東京電力福島第一原発の事故後に立ち上がった福島県内の母親たち。ドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」はその姿を静かに映し出す。作品を世に送り出した富山県氷見市生まれの鎌仲ひとみ監督(56)は、その次を見据えている。

 「ハハレンジャー?」。福島県二本松で四百年続く真行寺。「HAHA RANGER」と書かれたTシャツを着た坊守の佐々木るりさんに、カメラ越しに鎌仲さんが問い掛ける。るりさんは「そう、ハハレン」と答える。近くにいたふーみんさん(愛称)も「ハハレンジャーって?」と尋ねる。

 映画は二人の日常をさりげなく伝える。このハハレンジャーこそ、子どもを守る部隊。真行寺に併設された幼稚園でるりさんが始めた安全な野菜配りから、園児のお母さんたちが「何かやらせて」と動きだした。

 福島県は事故当時、県内にいた十八歳以下の子どもたち約三十七万人を対象に甲状腺検査を呼びかけ、これまで二回にわたる検査を実施。重複して受けた人も含め延べ約四十万五千人が受けた。県によると、これまで百十八人ががんまたはがんの疑いがあると診断され、八十八人が手術を受け、八十七人ががんだった。福島県立医科大が昨年六月末までに手術した五十四人のうち、74%に当たる四十人がリンパ節に転移していた。

 鎌仲さんは「お母さんには自分の子どもが被ばくでがんになったらどうしようという不安がある。私がほかに逃げなかったから、事故直後に私が子どもを守っていなかったからと考える。不安を口にすると、事故との関連がみられないじゃないかといわれる。ものすごい葛藤がある。最初は泣いてばかりいた」と明かす。

上映に合わせ、鎌仲監督を囲む会も開かれ、ざっくばらんに質問する市民の姿もみられた=石川県野々市市三納で

写真

 映画では、るりさんが支援者から届いた白菜に添えられた「苦難に押しつぶされないように…みんなでチカラを合わせて前にすすんでください」という激励文を読み上げる。すかさず、ふーみんさんが「泣かしたいの。あたしのこと」と話す。るりさんは「あたしが泣きそう」と笑顔を見せる。

 現実は厳しい。「汚染を認めたくない。差別されたくない。人々のそんな心理が利用されて安全という主張がされる」(鎌仲さん)。

 るりさんが語る場面が印象的だ。「わたしら本当にただの泣き虫のお母さんたちが、それでもこんなことができるっていうのを、なんかこう、一つ、モデルケースみたいなって。ほかのお母さんたちもね、できるんじゃないってなってくれたら、それが一番」

 映画は通学路の除染、「保養」と呼ばれる被ばく軽減のための転地療養へと活動を広げていく母親たちをとらえる。撮影期間は三年半、収録は四百時間に及んだ。自らの五感、直観でそう選択する人の小さい声を拾い集め、強さや優しさ、葛藤がにじむ。鎌仲さんはそんな母親たちにこそ希望を見いだす。

 「よじれた現実のただ中で子どもたちを心底守ろうとする母なるものの存在に私は未来をかけたい。原発事故の世界を生きる母たちのしなやかさ、強さ、その揺らぎや弱さまで含めて映画から感じてほしい。この映画がデモや陳情などのこれまでの対立的な市民運動とは別の、息の長く続く新たな文化運動のきっかけになってほしい」

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 映画は金沢市香林坊のシネモンドと、富山県氷見市伊勢大町の氷見キネマで、五月一日まで上映中。

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【ご案内】名古屋 映画会

 

 

 


【辺野古】基地はいらない! 4.26渋谷サウンドパレード/抗議活動続く、市民と県警機動隊もみ合う 

2015-04-26 23:15:48 | 沖縄

沖縄タイムス

2015年4月25日 12:37

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=113186

辺野古新基地:市民と県警機動隊もみ合う

 【名護】名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは25日午前6時すぎから米軍キャンプ・シュワブゲート前で、工事車両や海保職員を乗せているとみられる車両の基地内進入を阻止する抗議行動を続けている。同9時すぎには、シュワブの旧ゲートから基地内に入ろうとした約7台の工事関係車両を止めようとした市民約40人と、県警機動隊や民間警備員がもみ合う場面があった。

 海上では午前11時現在、フロート内での作業は見られない。午前10時50分ごろには、新基地建設に反対する市民のカヌー5艇がフロート内に入って拘束された。拘束された5人は辺野古浜で解放された。

 

2015年4月26日 13:41

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=113290&f=cr

辺野古新基地:ゲート前、抗議活動続く

 【名護】米軍キャンプ・シュワブゲート前では、26日午前も市民らによる名護市野古の新基地建設に反対する抗議活動が続いている。午前8時ごろには約30人の市民が「工事をやめろ」「過剰警備やめろ」と声を上げた。京都府や兵庫県、東京都など県外からも参加者が駆け付けている。

 

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【沖縄・辺野古に基地はいらない! 4.26渋谷サウンドパレード】

約1000人が参加し、渋谷でNO WAR!NO BASE!の声を響かせました。
沖縄のたたかいに連帯し、5.24国会包囲行動への大結集を実現させよう!

 

集合場所にたくさんの人びとが集まりつつあります。これから出発です。

 

 

 

                                  写真by戦争をさせない1000人委員会、小田千代子、宿谷尚之

 ≪関連≫

【報告】2015/04/25 桜井誠(在特会前会長)呼びかけの 郡山ヘイト街宣をカウンターが完全包囲!!

2015-04-26 18:20:53 | 差別 レイシスト カウンター

 http://togetter.com/li/812434 より引用

2015/04/25 郡山ヘイト街宣を許すな!

  

C.R.A.C. Fukushima ‏@crac_fukushima 4月22日


②教会・国家・平和・人権―とくに若い人々のために 大日本帝国憲法と教育勅語

2015-04-26 13:14:00 | キリスト教 歴史・国家・社会

  ※木下裕也先生の「教会・国家・平和・人権―とくに若い人々のために」記事を連載しています。

木下裕也木下裕也(プロテスタント 日本キリスト改革派教会牧師、神戸改革派神学校教師)

 

 

 大日本帝国憲法と教育勅語


欧米の国々と肩をならべるような近代国家を急ごしらえでつくりあげるという難題を背負った明治維新政府の政策は、ときにひとりよがりな、強引なものとなり、国民に大きな負担を負わせることもしばしばでした。これに不満をもつ人々や重い税に苦しむ農民、商人たちは、当時欧米から入って来た民主主義思想、人権思想に学びながら、人民の自由と権利を求める自由民権運動を展開します。税の負担を軽くすることや国会を開くこと等を要求したこの運動は全国的に盛り上がり、人々の自由や権利を重んじる国づくりへの期待もたかまりますが、政府はこれに大きな危機感をいだき、容赦のないしかたで妨害や圧迫をくわえ、その後運動はしだいにおとろえていきます。...

自由民権運動をしりぞけたとはいえ、政府は新しい国の法や政治のしくみをととのえ、確立する課題に迫られます。1889年に定められた大日本帝国憲法は、天皇が統治する国のありかたをはっきりうち出した憲法です。ドイツのプロシア憲法を模範としたもので、一見立憲主義【注1】のようでありつつ、国民の権利や自由はおおはばに制限され、権力の濫用(らんよう)をおさえるしくみも不十分でした。

 

国民主権の日本国憲法とはことなり、大日本帝国憲法では天皇が主権者、元首(げんしゅ)【注2】であり、立法、行政、軍事にわたる権力を一手におさめる君主でした。重要なことは天皇が天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫であり、神聖にして不可侵の存在であるとされていたことです。つまり天皇はただ国家を治めるというだけではなく、宗教的な崇拝を受けるべき存在だったのです。

 

1890年に発布された教育勅語(きょういくちょくご)は、天皇が国民に臣民(しんみん)【注3】としての道を示した文書です。儒教【注4】道徳の徳目(忠、孝等)を用いつつ、天皇に従うべきことが教えられます。日本という国は一家の長であり、父親である天皇のもとでひとつのきずなに結ばれた家族との演出がそこにはあります。教育勅語は学校教育の場で用いられました。天皇中心の国家観をひろめるために、教育が最も有効な手だてだったのです。

 

【注1】憲法をつくり、憲法に従って国を治める政治のありかた。日本国憲法のように基本的人権が重んじられ、三権分立が確立していることがそこで

の前提。

【注2】国家を代表する存在。

【注3】天皇や皇族以外の者。人民。

【注4】孔子を祖とする中国伝来の教え。