華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

引きずられないようにする

2024年05月07日 22時09分00秒 | Weblog
今日も午前シフト。
昨日ふたりで11名を担当し、めちゃくちゃ忙しかった。
今日は同じ准看さんと7名だけ。ふたりで「いい日になるね♪」なんて言ってたのに、何がどうなったのかめちゃくちゃ忙しかった。ふたりして一切休憩には行けず。
というのも、新しく来た患者さんが糖尿病性ケトアシドーシスを発症。II型糖尿病の患者さん。血糖値が高いのでケトン値をチェックしたらメチャクチャ高かった。速攻で担当のメディカルチームに知らせるとすぐにやってきて、次から次へとオーダーを飛ばす。私は直の担当ではなかったのでペアの看護師がそれに対応していたけど、チームとして動いているので准看さんの手が回らないところは無論私がカバー。そんなわけで超忙しかった。私は退院と入院があってその対応もあり、ずっと何かをしていた。

ただ朝からお昼の休憩どちらかには頑張れば行けたと思う。ペアの准看さんは新人さんでまだ手が遅く、さらに何をするにもとても慎重。そんな彼女を横目に「休憩行くわ」とは言えなかったんだけど、やっぱり時間を見つけて、仮に10分ぐらいでも行くべきだったと今になって思う。集中力が落ちるもんね。

さて。
私の担当している患者さんのひとりに、末期の肺機能疾患の人がいる。まだ60代と若い。けど今日メディカルチームから余命は数ヶ月と宣告された。酸素を投入しているけど、肺がもう酸素を受け入れる状態ではなくなっており、もう見るからに辛そうにしている。手の施しようもないので、家で余生を過ごせるように手配中。帰り際に「明日も来るからね」と伝えたらうなずいてた。
この人だけではない。私がいるのは呼吸器内科なので呼吸困難の人が多い。正直そういう人たちを見ているのはこちらも辛くなるんだけど、どうしようもない。気持ちが引きずられないようにしないと。
ついでに書いたら先日お世話していた患者さんが回復の見込みがなく、今日から終末看護に切り替わった。娘さんとも何度か話をしていて、今日も「素敵なケアをありがとうね」と言われた。涙が出そうになるのを堪えたわ。
プロの看護師として、そういう場面で一緒に泣いてしまっていいのかいつも考える。悪いことではないんだろうけどさ。毎回誰かが悪くなるたびにこんなに精神的にダメージを食らっていたら、私のメンタルがやられるんじゃないかしら?

明日も同じセクションを担当する予定。どうなるかな。

帰宅。
お腹ペコペコで、昨日の残りのピザをモリモリ食べた。これもきっと体にはよくないんやろうな。
それから犬の散歩、そして学校だったDのお迎え。今に至る。
シフトが終わる時点で毎日一万歩超え。散歩をしたらさらに歩数は増える。足腰が痛むので居易は運動はお休み。今からストレッチだけして寝る。

明日働いたらお休み。
いい日になりますように。


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