Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

JA22W ジムニー がやってきた!( 3 最終)

2021-10-28 19:29:21 | ジムニー

 拙宅にJA22Wジムニーがお嫁入りしてから丁度3年が経過した。当時は久方ぶりの新型ジムニーの発売で改めて歴代のラインアップが見直されていたころ。私も新型ジムニーのワイルドな佇まいに心奪われたが諸般の事情で新型ではなく23年落ちのJA22W ATを選択した。乗用車顔のJB型よりもうひと世代古い型だが新型にもつながるジムニーの系譜を感じる無骨なデザインが気に入った。本当はMTが欲しかったがほぼ街乗りばかりだったのでATで正解だったかもしれない。

 入手以来行った事は 

 ・運転席シート交換 ・ETC設置(登録は外注) ・フロントライトリム交換 ・タイヤ交換 ・アンダーミラー交換 ・ハンドル交換  ・フロントウインカー交換  ・フロントグリル交換  ・バッテリー交換  ・リビルトエンジン交換  ・リビルトラジエーター交換  ・リビルトオルタネーター交換  ・ホース類交換  ・ヘッドライト交換  ・スペアタイヤケース購入(中古) ・ルーフキャリヤー購入(中古) ・ギヤオイルなど交換  

 エンジン交換以外は自分で行った顛末はブログの通りだが(書き留めておかないと忘れてしまう)今まで付き合った車と比べても結構濃い関係だったと思います。一通りのトラブル対処後は全く問題なく小さくてどこでも気軽に乗って行けるギアとして大活躍してくれた。一方で燃費は軽としては驚異的に悪くK6Aエンジンの弱点も聞いていたので高速は乗らず、ハイオク、高性能オイル(いずれも自分の判断で)というランニングコストには問題はあったかもしれないが仕事をリタイヤした後の相棒として十分に答えてくれたと思う。

 眼の手術をして夜間の運転に支障がなくなった事から高速道路での長距離移動を考えるようになった。カミさんの車は電気自動車だしそれほど頻繁でなければレンタカーという選択もあったが結局普通車に戻ることにした。もう少しでJA22Wジムニーとお別れになります。

  

 3年間という短い期間だったけど思い出がいっぱいで楽しませてもらいました。プレミアがついている昭和の国産車などを除き中古車の市場価格は年代が古くなるほど下がるのが普通だがジムニーは古くなっても価値が落ちずあくまで車体の状態で判断されるようだ。これはどの世代のジムニーも実用車として愛されている証しで私も短い期間だったが所有してその魅力を感じた。コンフォータブルな装備はほとんどない車だが楽しく気軽に乗れて興味のある人にはドレスアップのパーツも豊富だし軽自動車なので維持費も少なくて4駆としての走破性にも定評がある。今回手放すのもかなり迷ったのも事実だったが有限な人生なので先に進まなくてはならぬ。楽しい思い出としてしまっておこう。そういえばZE-1インサイトの時も同じ思いをした。

 新たなご主人様の元でお幸せに。 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 後日談

 偶然net広告でこのジムニーが売りに出されているのを見つけた。全塗装されオーディオやバンパーが交換されていて自分の好みの姿とは変わっていたが驚いたのは1,◯00,000円という販売価格で買取価格の◯倍。。ボディやエンジン、補機類の良い評価ゆえの価格設定だろうがさすがにこれはびっくりした。でも不思議に(あまり)悔しいとは思わなかったのはなぜだろう?大切に乗っていた車が高い評価を受けたということの喜びゆえか? 買取価格も他社の見積もりより僅かだが高く納得の提示だった。逆にこの強気の価格設定ではなかなか買い手は現れないのではないかと要らぬ心配をしてしまった。

 


JA22W ジムニー がやってきた!(2)

2019-03-28 10:25:34 | ジムニー

なんと文字数がブログの上限を超えてしまったのでこちらへ引っ越しました。適当なところで切っています。


 後日記 1
  ルーフキャリアを取り付けた。パラグライダーを車内に入れると後部座席には乗ることができない。で出番となる。。

 固定するネットも入手したのだがフックが小さく固定しづらくて要検討。

 ZE1インサイトの試乗もそうだったが遥照山にドライブ。ここにはキャンプ場、プラネタリウム、そして先日稼働が始まった反射望遠鏡を含む天文台がある。


 


 新ドームの階段を登って踊り場の窓から内部を見ることができる。遠くに見えるのは(大きい方)1957年完成のもの。今回完成したのは反射鏡の直径はその2倍以上のもので堅牢なドームの中に設置されている。周囲の道路標識は「夜間のヘッドライトはロービームに」となっていてなるほど、、と思わせる。これから多くの発見があるかと思う。見学は時間帯があって昼間のみ。


 後日記 2
 「ちょっとクーラントの匂いがする」止まってボンネット開けたら結構な水蒸気と匂い。エンジンから湯けむりが上がっている。大事でないことを祈りつつ調べてみると

 クーラントの周るホースが激しく裂けて噴き出している。。まあ原因がホースで良かった。以前のハンダ修正部分もちょっと漏れているのは解っている。もう日没なので明日対応しようと思うが結構狭いところでオルタネーターが邪魔をしている。。
 翌朝ホース交換(他のホースの流用、クランプは合わなくなったので前回の余り物使用)とハンダ修正した。

 夕方乗ろうかと思ったら、、バッテリーが上がっている!一晩充電することにして原因は明朝探すことに。ヘッドライトはキーを抜いていても点灯するのか?そうであってほしいが、、。


 翌朝充電したバッテリーに取り替えてエンジン始動を確認した。特に問題は無い様子。しばらくたってエンジンかけようとしたら、、!!バッテリーが上がっている! やはりライトつけっぱではなかった。キーを抜いた状態でのバッテリーからの漏洩電流を測ってみると

 なんと!6〜7Aも流れている!!これではバッテリーはすぐに空になってしまうのも当たり前だ。早速ヒューズを順番に抜いて原因を探るがどれも該当しない。最後に残ったのはバッテリー直後のボルト留めしてある70Aヒューズで主にオルタネーターに繋がっている。原因は此処でした。
 
 オルタネーターからB電圧コードを抜くとようやく漏洩は止まりました。此処まで結構時間がかかってしまった。オルタネーターからカプラーを抜くことも見えにくく手こずった。
 早速取り外しにかかる。まずテンションローラーをヘキサゴンレンチで取り外し
 
 ボルト3本を緩めて邪魔するインテークホースを取り外して上に引っ張り出す。テンションローラーのベアリングは無事のよう。改めて抵抗値を測定するが

 数オームでアウトです。エンジンが回転していた時は発電は十分していたのでバッテリーからの逆流防止のダイオードが逝ったか?一応分解してみるが

 やはり修復は困難の様子。多分1回も交換していないと思われるのでこの際諦めてリビルト品に交換しましょう。車が無いと困るので早々に注文した。

 オルタネーター故障の原因はやっぱりホースの破れによる冷却水の漏水なのは確実だと思う。まさにシャワーのように降り注ぐ位置にあった。
 交換作業は比較的易しいと言われるが狭い場所だったりカプラーのロック構造がわからなかったりでやっぱり実際に経験してみると意外なところで躓く。外注に出した場合は所要時間で工賃が決まると思われるが標準的な時間はどの位なのだろう?ちょっと調べたら1時間程度とある。そうするとリビルト部品代金と共で3万円くらいだろうか。。
 午後3時を過ぎての注文だったので多分明日は届かない。


 、、と思っていたらなんと翌午前10時過ぎに届いた。注文してから18時間。

 日本の物流は凄過ぎます。。1年または1万Kmの保証付き。取り外したのは着払いで(伝票が入っている)送り返します。。

 1時間くらいで完了するかと思われたが結構時間がかかってしまった。
 ・オルタネーターの固定に時間がかかった。1ヶ所にカラーが入っていて引っかかっていることがある。万力で押し戻した。
 ・ベルトの走行を勘違いしていた。(気づいた時はさすがに落ち込んだ)
 ・テンションローラーのはめ込みに苦労した。オルタネーターをまた外したり、、。


 無事取り付けできたが自分のポンコツぶりには改めて呆れた。こんなことで控えている車たちの再生はできるのだろうか?


 後日記 3
  前回(2018年11月初旬)オルタネーターを交換した翌日、エンジンブローしてしまった。原因は自分にある。交換完了したのは日が沈んだ後だったのだが翌早朝から出かける用事があった。朝エンジン始動し走りだすもなかなか水温計が上がらず暖房も効かない。普通ならこの段階でおかしいと気づいて引き返すはずなのだがちょっと急ぎの用事でそのまま行ってしまった。そのうちエンジンの吹けが悪くなりしばらく止まって観察したりしていたが(この段階でJAF呼べばまだ間に合ってたかもしれない)引き返そうと走り始めてしばらくして息絶えてしまった。原因は冷却水不足によるオーバーヒートでJAFに連絡して購入した中古車グループの整備工場に運び込んだ。
 JAFを待っていた所は坂道の頂上手前付近。ボンネット開けてハザードつけていると早速パトカーが現れてここでの停車はマズいと言う。『動かないのだからしょうがないじゃん』とは思ったが警官2人で坂の頂上まで押すことになった(ご迷惑をおかけしました)。またJAFのレッカーは15kmまでは無料なのだが整備工場までは25kmでしっかり追加料金を払った。以来2ヶ月。代車はお借りできたがリビルトエンジンへの交換はなかなか進まず気の重い年末年始だった。代車は任意保険に入っておらずいざという時は他車保険が使えると聞いていたが不安で遠出もできなかった。修理料金は30万円はかかると言われてますます気落ちしていた。
 年が明けて突然修理完了の電話。恐る恐る修理代金を尋ねると「今回は請求しません」「でもしっかり修理しました」『!』と私。エンジンブローに至った経過は全て説明してある。もっとも発端は納車直後のパイプの破れからのクーラント漏れであったので少しは修理料金に配慮してもらえれば、、位に考えていた。いきなり「無料」これには驚いた。
 翌日代車を念入りに洗車してガソリン満タンにして受け取りに向かった。


 
 、、、しっかり修理してある。水漏れのラジエーターも修理塗装してあるし暖房のバルブも新品に変わっている。。

 『修理にいくらかかったのですか?』「40万円位だと、、」 『それをどの部署が負担したのですか』「グループ全体で、、」(チェーン店) 『その決定は誰がされたのですか?』「、、、」「今後のお付き合いもありますから、、」『、、、』
  タダにしてもらって何を偉そうに聞いてるのか、だがこれではあまりにも申し訳ないとは思う。
 『カッコよく折半で負担します!、、とは言えないので申し訳ないのだけど、、』と言いつつ休日の銀行からおろして封筒に用意していた幾許かのお金を渡した。ちょっと乱暴かと思ったが少しはこちらも誠意を見せないと、、。しっかり領収書まで切ってくれた。

  とても恥ずかしい話しでやっぱり素人は迂闊なことはできないと思い知った事の顛末であります。最近は空冷のバイクばっかりだったので、、基礎的な事を忘れてました! ではあまりにもカッコ悪すぎる。
  誠意を持って作業してくれた方々や決断された方に感謝いたします。



 後日記 4
  どうもリアウインドの熱線が効いていないようで曇りが取れない。これは非常に支障が出る。早速電流を測ってみると

 やっぱり流れない。リアウインドに埋め込まれている部分で断線しているらしい。詳しく調べると端子からニクロム線までの断線でガラスから露出している部分にリード線を接触すると5A流れる。13Vx5A=65W ということになる。なんとか復活できないだろうか?
 
 幸いな事にガラスから露出している部分でハンダが載ってくれたので端子と繋いでエポキシで固めて無事復旧した。リアガラスが曇ると困るのでこれは助かった。


 その5
  オイル交換は購入先から5回の無料券をもらっていて先日は担当のI氏から車のご機嫌伺いの電話まであった。しかしオイル交換は至福の時間にしたいのとなるべく高性能オイルを使いたかったので(多分無料オイルはそこまでの配慮はないと思って)自分で行うことにした。リビルトエンジン交換から1000km程度なのでそろそろ行うことにしてオイル、フィルター、フィルターレンチ、ワッシャー、オイル受け、処理ボックスなど注文した。
 
 オイルフィルター交換にはオイル受けは必需品だが今まで持ってなかった。フィルターレンチは緩める時のみならず閉める時も使う。今回初めてキャップ型を購入。フィルターは5個セットを注文したらワッシャーが1枚おまけについていて10枚セットの到着が遅れていたので助かった。些細なことだがありがたいアイディアだしフィルターもワッシャーも安くて助かる。肝心なオイルの選択は迷うところだが高回転なエンジンとターボを守る意味でもそれらしきちょっと高いもの。選んだのはカストロール EDGE 5W-30 SN/CFでこれがいいのかどうかは不明。値段で決める素人の悲しさよ。ジムニーはジャッキアップしなくてもオイル、フィルターが交換できるのは有り難く30分もあれば片付けまで済む(ちょっと盛った)。1000km走ったオイルは鉄粉はドレンボルトについていなかったが思ったより汚れていた。オイルパンはリビルトエンジンらしくピカピカに塗装されていて気分がよろしい。



 その6
  純正のシールドヘッドライトが暗い。年取って身体的なハンデもあってちょっと困る。夜も安心して運転できるようにヘッドライトを交換しましょ。購入したのは何の変哲も無いKoito製ハロゲン。
 
 バルブ交換可能。早速取り替えてみると
 
 作業時間は30分ほど。光軸は適当なのでしばらくはドライバーを積んでおいて細かく調節しようと思います。写真のようにレンズの湾曲が違うのでかなり異なった目もとで個人的な好みは今までの方。そのうち慣れるだろうか?様子見て電球交換しましょう。


 その7
  最近(以前からかもしれないが)床下からチリチリ音が聞こえる。ギアを入れた時なので焦ったがニュートラルでもちょっと回転を上げるとやっぱり鳴ってる。早速潜ってみるが

 SLの整備士みたいな気分でハンマーで叩いたてみるとどうもこのあたりから。一度外して確認が必要か。


 その8
  ラジエーターの上部フネとコアの境目からの水漏れがまだ続いている。数ヶ所あったのだが1ヶ所はどうしても抑え込むことができずに前回はとうとうエポキシ接着剤で塞いでいた。1ヶ月位は良かったのだが最近やっぱり滲んできた。

 接着剤剥がして何度目かの挑戦。今までの経験だと少しくらい彫り込んでハンダで埋めても上手くいかない。水を抜いてバーナーで軟化したり、地金まで出してフラックス使ったり、、と詰めが甘いらしくいずれも再発した。今回はハンダコテのみ使うが他の場所で上手く行った方法、、
 
 ハンダ吸い取り線を短く切って埋め込んでみる。。 

 今の所問題出てないようですがもうしばらく様子見。  1週間経過しましたが問題なさそうなので塗装して修理完了。

 

、、、やはりクーラントの消費が激しい。その割にどこから漏れているかはっきりしない日が続いた。ある時山道を登る事があって山頂の駐車場でボンネットを開けてみると

 あー上の船との境目から漏れてます。やはり修理で熱を加えすぎて変形したらしい。このラジエーターは諦めることにします。

 webで探すと結構出ていて値段の差もある。中古は避けたいのでリビルト品で一番安いところから入手。

 綺麗に包装されて送られて来ました。ラジエーターキャップもついていて価格は22,000円(+送料)で取り外したのは1週間以内に着払いで送り返す必要がある。早速作業開始。

 

 クーラント抜いてホース外してファン外して本体を外す。10mmレンチのみ使用。普段できない所を念入りに掃除する。。

 リビルト品を取り付けてクーラントも変えてエア抜きして終了。エア抜きはペットボトルを使え、、となっているがなぜかしっかりはまらず今ひとつ分からない。こまめにチェックすることにします。所要時間はエア抜きまで60分程度。古いのを梱包して作業完了するまで2時間くらいでした。新しいラジエーターに傷をつけないように気を使います。

 

2019/8/8(thr)

 前回のオイル交換した日を忘れたがそろそろと思って交換した。オートバックスで同じ銘柄購入。フィルターとドレンワッシャーは沢山あるが今回はオイルのみの交換。2.5Lなのを忘れていてちょっと多くなってしまった。。

   気を取り直して久しぶりのsolex5000

 自賠責が切れてるので走れないが好調。しばらく乗れてないがやはり捨てがたい。不思議な魅力(魔力)があります。

 

2019/9/5(thr) 

 

 助手席のハンドルに引っ掛けるS字の”ひっかけ”を購入してレジ袋をぶら下げています。結構前から使ってますがごちゃごちゃしなくてとても良ろしい。

 

2019/9/19(tue)

 普段は露駐なので傷のとことはちょっと錆が出てきたし塗膜のコンディションはより悪化しているように感じる。日常の行動は自転車とジムニーで事が足りる。

 露天駐車して振り向いたらあまりにもキュートなので思わず写真撮ってしまった。23年前の車だが何の不満もない。

 

2020/3/19

 オイル、フィルター交換  2.5L 不具合は認めず。

2020/10/21

 初めての車検。距離121,811km 3月からオイル交換していなかったのが心残りだったのだがついでにお願いした。車いじりが趣味というのは「妙に知ったかぶりする嫌な客」と直結する気がして気をつけないといけない。1日預けて取りに行った時のコメント

 

 良い点は ハンドル周り、ブレーキ周り、バッテリーは特に問題なし。全体に年式、距離の割に腐食が少なくとても良好。

 問題点は 右後ろショックアブソーバーからオイル漏れありで当然へたっている。マフラーの触媒が落ちての異音ありで同じくタイコ部分は穴あき寸前。リアのブレーキランプ交換したがマウントに水が入ってサビサビ。サイドブレーキのワイヤーの動きが渋く戻りが悪い。

 やっぱりプロの指摘は的確で安心する。対処は自分でするにしてもお願いするにしてもいずれ手をつける事になりそう。車検の整備費用はとても安価で助かる。

2021/2/23

 大きな荷物を運ぶ事になって後部座席を取り外して積み込んだ。

 取り外しは1脚あたり2本の10mmボルトを外せばOKで数分で完了する。助手席を前方移動してリクライニングさせてヘッドレストをはずせばそのまま今流行りの車中泊ができるかも。実際は背板が高位置でそのままではやはり難しく助手席まで外すか後ろをかさ上げして高さを揃える必要がある。私の身長が収まるかと横になってみたがこれは大丈夫そうでこれがわかっただけでもよかった。

 不便な点として後部ドアを内側から開けることができず後ろから乗り込んでまた出る時には靴も履かずに前から外に出なくてはならない。後部座席後部を固定する写真の突き出た金具は多分取り外せそう。

 

2021/7/22

 オイルとエレメント交換。距離125600km 車検(オイル交換)から9ヶ月で3800km 手持ちの残り物オイルはどうも色が気になる。オイル缶に保存していても劣化するのだろうか?ここは潔く処分した。でもほかの保管しているまともそうなオイルを入れた。ドレインワッシャーが見当たらず痛恨の再使用(その後すぐに発見した)、久しぶりに洗車。明日から東京2020オリンピック。私はもともと開催には反対なのだが直前になって関係者のスキャンダルが頻発して発覚し辞任が相次いでいる。このタイミングでぶち込んでくる事から世間にはどうしてもぶち壊したい人がいるらしいが元々の反対派の自分でも何の爽快感はない。嫌な気分だけが残る。

 

 

 JA22Wジムニーがやってきた!(3最終) に続きます。

 


JA22W ジムニー がやってきた!(1)

2018-10-02 13:46:26 | ジムニー

 

 ZE1インサイトとは6年間の付き合いだった。1000ccエンジンと電気モーターで引っ張る軽量車体の2座席スポーツで大いに楽しむことができた。苦労することも多かったが前衛的なフォルムのおかげか話しかけられることも多く今回のお別れには最後まで迷った。走行距離は230000kmを超えていたので今後維持するにはIMA以外でも手を入れる必要があるし安心して遠出できなくなっていることが最終的に決断させた。
 手放す決心がつかなかったのは気に入った後継の車がなかなか見つからなかったこともある。そんな時ふと目にしたのが動画「ヒロシちゃんねる」でいわゆる「ソロキャンプ」。友達が少ないので一人でキャンプに行って楽しもう!というもので飾らない美しい映像も手伝って毎晩見るようになってしまった。ヒロシ師匠(こう呼ばせてください!)が古いジムニー買ったらしい、、よしワシも!というノリ。
 20年ぶりにジムニーの新型が発売になった。早速ディーラーにカタログをもらいつつ様子を伺うとMT、最上車格で200万円超、加えて納車まで1年待ち、、ということで新車は即選択肢から外れた。乗り換えた人も多いだろうと中古車を探すがなかなか強気な価格設定で20世紀の車が結構な値段。改めてジムニーは人気車種だと知った次第。

 新型が発売されたこともあって書店では関係書籍が多く見られる。自分の記憶と照らし合わせながら登場から現在までの流れをさらってみる。登場は1970年でスズキ自動車のオリジナルではなく今は存在しない「ホープ」という自動車メーカーの「ホープスターON型」(2スト、2気筒、21馬力で他社(三菱が多かった)のエンジンを搭載していた)をスズキ自動車が権利を譲り受けたものらしい。その後360ccから550ccを経て現在の660ccへ、2ストから4ストへ、空冷から水冷へなどを経て現在に至る。大きく4代に分類されている。

 出典 SUZUKI HP  https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/history/lj10.html

 これは初代 LJ10 のカタログだが記憶の彼方のジムニーはまさにこれだった。故郷が雪国なのでよく見かけた。黄色は工事車両のような色だがとてもマッチしており名前の通りいかにもJEEPのMINIみたいで可愛らしい。3人乗りの車体はさぞ小型でキュートだったと思う。初代は1970年から1981年のSJ10まで、2代目は1981年から1998年で初代と比べて形が大きく異なる。ボンネットバスから普通のバスになったくらい(?)違う。3代目は1998年から2018年の今回の新型までの20年間でより乗用車的な顔となった。

 今回入手したのは2代目の最終型。

 JA22Wは1995年登場。サスペンションがリーフリジットからコイルリジットに変わった。歴代ジムニーの中では生産期間も短く不人気、短命だったらしい。

 

 

 製造されて22年、107000km。よく見ると外観だけでも色々問題あり。
 凹み
 

 塗装の痛み
 

 割れ


 ミラーの曇り、ボーズのタイヤ
 

 入手は近くの中古車屋さんからで業者からの購入は久々。オークションで車を探すといっぱいヒットするがほとんどが業者でインターネット販売でもオークションがらみが増えているらしい。同じ市内からの出品だったので実物を見に出かけたのだが試乗して購入となった。ATなのはちょっと残念だったがやはりMTの方が人気で値段も張るらしい。また前オーナーはかなりのヘビースモーカーだったらしく強烈な匂いがしていた。現車を見積もってもらいその場で契約したのだが後で契約書を見ると見積り費用がしっかり計上されていて結果的にマイナス査定となっている。。これには解せないものがあり暫くの間モヤモヤしてしまった。
 その上電話連絡があり納車予定日が伸びるという。下請けに出した納車前整備で不具合が噴出したらしい。1ラジエーター水漏れ 2タペットカバーからオイル漏れ 3左前デフからオイル漏れ(これはよく解らない) 4リアショックからオイル漏れ、、。 こちらからは、エキゾーストの割れの有無、ターボタービン、2番シリンダーのチェック(いずれも雑誌からの受け売り)をお願いした。
 納車まで2週間空いたのでZE1インサイトとのお別れを兼ねて一人山陰方面(鳥取砂丘でパラグライダー体験、観光地巡り、温泉)に旅行に出かけた。


 納車予定日から1週間後に整備完了の連絡があり台風を避けて受け取りに行った。一見してラジエーターのアッパーホースは交換してある。その他の不具合はどう対処したのかを販売担当者からメカニックに問い合わせてもらったが色々説明があったが要はほとんど手付かずだった様子。ただ来月車検なので車検は通る整備はした!とのこと。ただしタイヤはこちらで交換しなくてはならない。また普段はついている保証はつかない(!)これはよっぽど状態が悪いわけで先が思いやられる。下請けの整備工場は不具合をリストアップしたが(販売担当者は納期が伸びるという理由付けにこれらを正直に伝えてきた)結果的に予算の関係で大した整備はできなかったらしい。納車直後に不具合が発生したらしっかりクレームを入れることにする。今月中に車検でまた預けることになるのでそれまでの2週間が勝負だな。。

 JA22Wの弱点については定説があって対処している動画はかなり見ることができる。これらを見ていると自分でもできそうな気がしてくるから素人は恐ろしい。。幸い時間はあるのでトコトン楽む事にしてメモがわりに記述していきます。また「オートメカニック」誌にかつて連載されていた「オンボロJA22型 復活大作戦」(連載記事をまとめた臨時増刊号はかなりのプレミアがついている)が復刻されて書店に並んでいた!(プレミアがついてた古本を買わなくてよかった。。)この記事はかなりの力作で多分JA22W乗りのバイブルかと思う。あまりにひどい状態のクルマとの格闘を読むと元気が出てきます!




 2018/10/1
 納車日。全体の車体洗浄とパーツリストの入手。まだ流通していて問題なくできた。

 予想に反してボディの状態は良好でサビは少ない。幸先の良いスタート。




 2018/10/2
 割れているフロントグリルを外してチェック、エンジンルームの掃除開始。
 



 
 サビサビのヘッドライトリムは新品を入手している。またサビて固着していたタッピングネジ、ボルト類は見える所はもちろん見えない所までサビを呼ぶので極力新品と交換した。ボルトはステンレス製は使わない。割れていたグリルはボディに固定する4ヶ所の耳部分の内2ヶ所が破折していたので修復しての再使用は断念して程度の良い中古を探すことにした。大きな部品は本体より送料の方が高くつく。。今日はエンジンルームを中心に掃除したが心配していたサビはほとんど認めず状態はとても良いことが判った。モノコックボディーのクルマほどではないがはボディーの状態が最重要ポイントなのはラダーフレームも変わりない(と信じます)。ちょっと先が明るくなった。



 2018/10/3
 エンジンルームの掃除2日目
 エアフィルターボックスやインタークーラーなどを取り外してエンジン本体、補機類の掃除をしながらオイル漏れなどの様子を伺う。
 



 



 タイヤは4本ともすでに危険な状態。これでは車検は通らない。オークションで純正で履いていたものを入手した。
 
 タイヤ交換は最初自分で行うつもりだったがホイルバランスを取るのは困難でジムニーの持病と言われるジャダー(高速時に起こる激しい振動)が怖いのでプロにお願いすることにした。明日持ち込みます。


 2018/10/4
 また台風が来そうです。知人の整備工場持ち込みでタイヤ交換。

 1本2000円で廃タイヤ処理費が700円 4本で10800円。多分手交換では1日仕事だと思うし体へのダメージは数日残るかもしれないのでこれは適正価格かと思った。
 オークションで市内のリサイクル工場から出品されていたハードタイプのタイヤカバーを引き取りに行った。
 
 広大な埋立地にある大きな施設だった。リサイクル品は本体より送料の方が高くつくことがあるので直の受け渡しは助かります。ボディと同色で同じシリーズのシールが貼ってあるがちょっと剥がれていて郷愁を誘う(ウソ)。


 2018/10/5(fri)
 憧れのクリアレンズと交換する。
 

 
 もちろんバルブはオレンジ色。ホントにこれで車検が通るか調べたが大丈夫そう。錆びたネジも新しくなってよかったがちょっとしょぼいのが気になる。
 ラジエーターホースの接続部からクーラントの漏れ発見。

 多分当初の不具合の一つはこれかと思う。というのはラジエーターホース周りに接着剤のようなものが見える。クランプの締め付けだけではダメだったのだろうか?



 2018/10/6(sat)
 ETCを取り付ける。前車に付いてたのを納車時に欲しいと言ったら外して届けてくれたモノ(完全なルール違反で感謝いたします)。その前にコンソールの灰皿周りの掃除。タバコ臭の大元かと思う。
 
 こびりついた匂いは吐き気を(ホントに)催す。金属部分は廃棄したが後処理をどうするかは未定。

 カセットカーステレオは灰皿の下なのでかなり汚れが積もっている。
 

 ETCの電源はB+,ACC,アースの3本。どこから電源を取るかで悩んでしまう。
 
 結局オーディオから取ることにしてワイヤーの分岐を作る。よくワイヤーに噛み付いて分岐させるのを見るがなるべく使いたくない。掃除しながら行ったのでかなり時間がかかってしまった。

 ETCはセットアップが必要で自分ではできない。また修理工場に持ち込みます。

 注文していたフロントグリルが届いた。運送会社の営業所止めで到着の連絡もない。おまけに隣町の営業所だったので近所の営業所に転送をお願いして受け取りに行った。

 ちゃんと耳が4ヶ所残っている。またウインカーレンズがバルブ付きのクリアというのが決め手になった。自家塗装で荒くシルバーが吹かれている。営業所止めだが送料の方が高かった。

 荒く吹いてあった塗料をなるべく落としてプラサフ
 

 ボディカラーは1VN。この色を吹いてみます。ところで端に少し亀裂があったのですがなぜかそのまま(補修せずに)塗ってしまった!。改めて裏から半田コテで軟化修正して軟性エポキシで適当なパッチを当てた。これで塗装と接着剤の硬化待ち。表の修正はまた後日に。
 
 クリア吹いてエンブレムと補助灯つけてしばらく硬化待ちです。



 2018/10/10(wed)
 その間にタバコで焦げてる運転席シートを交換する。オークションで落札したシートはやはり送料の方が高いし営業所止め。連絡を受けて取りに向かうと、、尋常でない大きさの段ボール箱!こんなに大きい箱は見たことがなく運搬にはトラックが必要。一瞬ボーゼンとして自宅まで再配達(当然有料)をお願いできないか?と尋ねると「ここで開けられたら如何?」でめでたく中身だけ取り出して持ち帰った。自動車部品のちょっと大きいものは(内外装部品はほとんどだと思うが)営業所止めが普通になっている。24時間営業の営業所での受け取りは慣れればそう苦にはならない。考えてみればゆうパックはしょっ中郵便局まで取りに行っているではないか。


 手前が入手したシート。リサイクル部品は少し手が入っている。梱包などの手間を考えればかなり安価だと思う。取り替えるまで気づかなかったのはシートベルト受けが付いていなかったこと。これは移植した。またレザーとレールを部分塗装してグリスアップして取り付けた。


 全く同じシートなので違和感はない。シートベルトアラートも機能している。新たなシートは非喫煙環境だったらしいので車内の異臭対策には役立った。シート下のカーペットは非常に良好で水が溜まった既往はなさそうでここも状態は最良と言って良い。ゴミに混じっていろんなものが出てきた。タバコの吸殻、薬、そしてコイン数枚etc。。
 ついでに車内灯の掃除と接触不良を改善させた。ETCは知人の自動車屋さんにセットアップを依頼した。セットアップ料金は3240円。その時に無料点検を受けた。テレビでよく見るこのサービスをスズキは年1回行っている。そう詳しい内容ではないが点検費用はメーカーが持つとしてユーザーと販売店を繋ぐイベントとしてはなかなか効果的だし太っ腹だと思う。



 2018/10/102(fri)
 ヘッドライトリムの取り替えと硬化待ちだったグリルを取り付け。
 新たに購入したリムと外したライト
 
 シールドタイプなのでバルブの取り替えはできない。今度切れたらどうするか考えます。リムセットにはスプリングやネジなども含むが何故か取付金具は含まれず再使用する。ガラスを汚しているサビもしっかり落とすとかなり綺麗になった。光量UPも期待できる。

 光軸が狂うのであらかじめ距離を測っておくがあくまでもめあすであとで微調整必要。グリルを外しているのでフェンダーの凹みも裏から叩いておこうかと思ったが狭いところでハンマーが振りにくい。
 
 ギボシを駆使して取り付けた。このクリアウインカーはスモールライトと同一でバルブだけ交換している様子。


 アンダーミラーはなんとかミラー部分だけ交換できないか探したが見つからず。純正部品で丸ごと交換となった。
 
 やっぱり気持ちよろしい。
 
 グリルとヘッドライトリム、アンダーミラーの取り替えが完了した。グリルはボディと同じ色のはずだが写真では分かりづらいが結構異なる。。またJA22Wでボディと同一色というのも画像を探すがあまり見かけない。この組み合わせであればウインカーレンズはクリアしかない(!)と思っていたので思惑通りになってよかったです。

  サビと固着防止を兼ねてグリスを塗って組み立てた。掃除しながらなのでとても時間がかかってしまった。

 ハンドル交換します。オリジナルはなんとも地味です。。バッテリー端子外して開始。
 
 横のネジを外すと色々外れます。エアバッグなし。
 

 タイヤを真っ直ぐにして軸に印をつけて緩めてハンドル少し引き出してそれからナットを外す。
    

 本体側にピン1本出ている場合は「OU-107」ボスが適合する。
 

 完成ですがホーンボタンがギクシャクするのでちょっと給油して完了。取り付けたMOMOハンドルは倉庫から出てきたものでいつ入手したか全く覚えていない。今回ボスのみ新たに購入した。

 ちょっとタコメーターが見にくくなったのは残念だが雰囲気は純正みたいにぴったりで違和感ない。最近はハンドル径については規制が緩くなったと聞いています。

 、、やっぱりボス周囲の空気入れみたいな蛇腹が気になる。。質感も薄いし。。手持ちのボスのを移植してみます。
 
 最初は改造して少し厚みのあるこのボスと交換しようと思ったのだが残念ながらハンドル軸の太さが異なっている。小改造してアウターだけ移植した。ハンドルの位置はもう少し手前の方が良さそうなのでスペーサーも検討します。

 リアバンパーは角をぶつけてあった関係で一部破損あり。テールライト関係は防水ゴムすらないのは情報で分っているし電球のソケットに水がたまる構造なのでサビも避けられない。とりあえずバンパー外して掃除する。
  
 ネジやバンパー固定するステーは結構錆びていて久しぶりにインパクトドライバーが大活躍した。ステーはサビを落として再塗装。ボディの凹んだ部分は袋状で裏からアクセスできない。板金は引っ張り出すことになりそうで設備のない(というかやった事がないので)素人にはハードルが高い。バンパーも一応組み立てたが補修するか交換するかは未定。

 フロントバンパーもそうだがこの形状は車体に調和していると思う。色々な形状のものが市販されているがオリジナルよりも美しいものはなかなか見当たらない。

 作業をしていたら昔取引のあった車屋さんが訪ねてきた。色々と話の花が咲いたがジムニーについて曰く「この車は高速道路は乗ってはいけません(!)」ですと。「高回転が故に各部に負担がかかってエンジンの故障の原因となる」素直に『なるほど、、そうかもしれない』と思ってしまった。日常の取り回しでは機敏によく走るがタコメーターを見ても結構な回転数。高速道路で高回転を持続させたら確かに問題が出るかもしれない。せめてエンジンオイルは高性能のものをしっかり管理しつつ使用しなければと思う。特にジムニーは10万kmや20万km走行はザラなのでエンジンの消耗はかなりのもの。エクゾーストパイプやバルブが割れたり溶けるまで酷使されている。またどなたかが書かれて居たが感知できないようなノッキングを起こして高温燃焼に陥っている恐れも否定できない事からガソリンは良質なもの、オクタン価の高い(ハイオク)ものを使うべきかと思います。(燃費は初めての給油時は9.4km/Lでかなりの大食いですが)
 ギアオイル交換の用意ができたので明日やってみます。


 ギアオイルの交換は初めてなのでまず機材(といっても大した事ないが)揃えた。肝心なギアオイルも。
 
 ATなので交換するのは前後デフ、ギアボックスの3ヶ所で全て同じオイル75W-90。
 リフトアップして下からシャーシを見ると


  
 思った通り状態はとても良好。目立ったサビもないし不自然なシャーシブラックでゴマかしてもいない。

 リアデフから始めるとオイルは思ったよりキレイ。納車時に交換済みだったか?と思ったくらい。でもドレンボルトはやっぱり

 鉄粉の泥がしっかりついている。3ヶ所とも同じような状態だった。
 

 圧送ポンプはちょっと値が張るのを購入したがこれは正解でとても使いやすくオイルは1滴もこぼさずに済んだ(嘘です)。いずれも溢れるまで入れて終了。オイルはキレイだったが今まで交換した事があるのかは不明。どの位の頻度で交換するものなのだろうか?

 それにしても単純明快なメカニズムで現代の車とは思われないほどで楽しく作業ができた。納車からちょうど2週間、今の所メカニズムの大きな問題は出ておらずこのまま大過なくジムニーライフを送れることを祈るばかりです。
 2回目の給油で燃費は11.1km/L。エアコン使わない事が多くなった関係で18%改善した。

 純正のフォグランプのリムはサビサビでリムだけ塗り替えます。サビ落としてプライマー


 何を思ったかこの色にした。。
 
 趣味悪かったかなぁ。。

 リアの角は凹んでいてバンパーも破損している。普通は板金してバンパー交換だが接合部が開かないように止めて対応。板金はいずれ行ってみたい。


 リアハッチについてる「JIMNY」エンブレムは黒地にシルバー文字だがすっかり色あせている。黒地に赤文字にしたいのでプライマー塗って赤色を入れがどうも冴えない発色。塗装は諦めて赤シールにしようと思ったが適当なものがない。シートを買うのも勿体無い、、と思っていたらカー用品店で見つけたステッカー「KTC」
 
 天下のKTCをこんな目的で切り刻んでしまってちょっと胸が痛む。「KTC」の文字がもう少し小さかったら「JIMNY」に被せようかと思ったがちょっと大きい。

 '70年代のジウジアーロを狙ってみたが思惑通りになった。


 エバポレーターの掃除します。
 ジムニーのエバポレーターはフィルターが付いておらずメンテナンスが非常にしづらい位置にある。

 車内からボルト2本を外してクリップを外して上下分解を図るがやはり裏側のクリップを外すのは難しそうなのと、全て外したとしても組み立てることはそれ以上に大変らしい。そこで裏側はそのままで隙間を作って掃除することにした。
 まず助手席を外すと

 やはりとてもキレイ。シートレールは少しサビがあったので落として塗装した。クリップを外してみると

 暗いのでライトで照らしながらゴミを掻き出したりつまみ出したり、、

 ピンセットや狭いところに落ちたネジを拾うマジックハンドまで使って掃除した。

 排水路があるので水洗してもいいのだがこのまま蓋を閉じた。定期的に掃除すべきでこの方法なら言われるほど大変ではない。


 やっぱりハンドルが気になる。方向指示レバーなどに近いのとタコメーターが見えにくい。そこでスペーサーを入手して取り付けた。前回移植したアウターとよく調和する質感。蛇腹のままではこうはいかない。
 
 ところがホーンにかぶせる飾りリングまでネジが届かない。。しょうがないのでハンドルだけ取り付けてリングは両面テープで接着し穴は適当なクッション樹脂で塞いだ。


 元々の不具合だったラジエータからの水漏れ発見。やっぱり治ってない。。

 上のフネの接合部とアッパーからスロットルへの分岐ホースからの2ヶ所。
 分岐ホースはバーツ図解を見てもイマイチよくわからない。適当なものを注文したがそれまで適当なもので代用。しかしRがキツイため折れている。これもまずい。


 数年に一度しか使わない特大ハンダこてでフラックス塗って塞いだ。
 
 ラジエーターのこの部分は改善した。これで様子みます。。っとやっぱり漏れる!やり直し。。バイパスホースは注文品が来るまで潰れが少ない燃料パイプと取り替えた。
 


 5日ほどかかって純正部品が送られてきた。

 送料がかかるので頻繁に注文するときはお店に出向くべき。おまけに違うホースまで注文した上に別々の送料だったので余計に勿体無い。近所のバイクショップでホース止め金具買ってきて取り付けた。


 せっかくタイヤが新しくなったので憧れのホワイトレタリングを入れてみた。

 使ったのは「ポスカ」で洗剤で洗ったりの下処理を行なった。結構時間がかかったがすぐに薄くなると思う。。


 JA22Wが来て約3週間。今日は業者さんが車検で取りに来ます。この間に行ったのは

 交換したもの
  運転席シート
  ヘッドライトリム
  フロントグリル(交換して塗装)
  アンダーミラー
  タイヤ(レタリング)
  ハンドル
  ギヤオイル
  ウインカー 
  クーラントホース
  バッテリー(納車時に新品が載せてあったが、エンジンルームの見栄えだけのために交換した)

 修理、新たな入手、手を加えたもの
  スペアタイヤカバー
  ラジエーター(ハンダ修理)
  リアバンパー(ステーの塗装など)
  灰皿
  エバポレーター
  ETC
  エンブレム
  フォグランプリム(塗装)
  ワイパーアーム(塗装)
  エンジンルーム金具(塗装)


 

 

 

 

 

 

 3週間乗ってみて大きなトラブルは発生しなかったのは良かったです。持病と言われるシミー、ジャダーも今の所発現していない。サビがほとんどなかったのでボディの剛性が高い感じがするのも発生しなかった一因かと。

 今回は板金は行わなかった。全塗装を含めた外注は結構な金額になることが予測され迷うところです。ルーフキャリアは載せようかと思っています(屋根の塗装の劣化も隠せるし)最近オークションで格好のよろしい前後バンパーが結構な値段で出ていました。やはり見ている人はいるものでそのまま落札されて少し悔しい思いもしています。

 中古車店がおまけに付けている無料のオイル交換券5枚を早く使い切って高性能オイルを入れたいと思っています(当面月イチで換えよう)。というのは「この車はオイル管理が悪かった」という説明が最初にあったためで内部にはスラッジが結構溜まってるのではないか、、と思っています。しかしオイルキャップを外してみてもよくわからない。

 ジムニーは素人でも手の届く所にある楽しい現代の車という印象です。当初なんとも思わなかったスタイルも普遍性すら感じるようになりました。そして何より今年4月から始まった新たなライフスタイルにマッチしているようで良い相棒に巡り会えたような気がしています。





 
 ブログの字数制限を超えました。
  JA22W ジムニー がやってきた!(2) に続きます。

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