Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

JA22W ジムニー がやってきた!(2)

2019-03-28 10:25:34 | ジムニー

なんと文字数がブログの上限を超えてしまったのでこちらへ引っ越しました。適当なところで切っています。


 後日記 1
  ルーフキャリアを取り付けた。パラグライダーを車内に入れると後部座席には乗ることができない。で出番となる。。

 固定するネットも入手したのだがフックが小さく固定しづらくて要検討。

 ZE1インサイトの試乗もそうだったが遥照山にドライブ。ここにはキャンプ場、プラネタリウム、そして先日稼働が始まった反射望遠鏡を含む天文台がある。


 


 新ドームの階段を登って踊り場の窓から内部を見ることができる。遠くに見えるのは(大きい方)1957年完成のもの。今回完成したのは反射鏡の直径はその2倍以上のもので堅牢なドームの中に設置されている。周囲の道路標識は「夜間のヘッドライトはロービームに」となっていてなるほど、、と思わせる。これから多くの発見があるかと思う。見学は時間帯があって昼間のみ。


 後日記 2
 「ちょっとクーラントの匂いがする」止まってボンネット開けたら結構な水蒸気と匂い。エンジンから湯けむりが上がっている。大事でないことを祈りつつ調べてみると

 クーラントの周るホースが激しく裂けて噴き出している。。まあ原因がホースで良かった。以前のハンダ修正部分もちょっと漏れているのは解っている。もう日没なので明日対応しようと思うが結構狭いところでオルタネーターが邪魔をしている。。
 翌朝ホース交換(他のホースの流用、クランプは合わなくなったので前回の余り物使用)とハンダ修正した。

 夕方乗ろうかと思ったら、、バッテリーが上がっている!一晩充電することにして原因は明朝探すことに。ヘッドライトはキーを抜いていても点灯するのか?そうであってほしいが、、。


 翌朝充電したバッテリーに取り替えてエンジン始動を確認した。特に問題は無い様子。しばらくたってエンジンかけようとしたら、、!!バッテリーが上がっている! やはりライトつけっぱではなかった。キーを抜いた状態でのバッテリーからの漏洩電流を測ってみると

 なんと!6〜7Aも流れている!!これではバッテリーはすぐに空になってしまうのも当たり前だ。早速ヒューズを順番に抜いて原因を探るがどれも該当しない。最後に残ったのはバッテリー直後のボルト留めしてある70Aヒューズで主にオルタネーターに繋がっている。原因は此処でした。
 
 オルタネーターからB電圧コードを抜くとようやく漏洩は止まりました。此処まで結構時間がかかってしまった。オルタネーターからカプラーを抜くことも見えにくく手こずった。
 早速取り外しにかかる。まずテンションローラーをヘキサゴンレンチで取り外し
 
 ボルト3本を緩めて邪魔するインテークホースを取り外して上に引っ張り出す。テンションローラーのベアリングは無事のよう。改めて抵抗値を測定するが

 数オームでアウトです。エンジンが回転していた時は発電は十分していたのでバッテリーからの逆流防止のダイオードが逝ったか?一応分解してみるが

 やはり修復は困難の様子。多分1回も交換していないと思われるのでこの際諦めてリビルト品に交換しましょう。車が無いと困るので早々に注文した。

 オルタネーター故障の原因はやっぱりホースの破れによる冷却水の漏水なのは確実だと思う。まさにシャワーのように降り注ぐ位置にあった。
 交換作業は比較的易しいと言われるが狭い場所だったりカプラーのロック構造がわからなかったりでやっぱり実際に経験してみると意外なところで躓く。外注に出した場合は所要時間で工賃が決まると思われるが標準的な時間はどの位なのだろう?ちょっと調べたら1時間程度とある。そうするとリビルト部品代金と共で3万円くらいだろうか。。
 午後3時を過ぎての注文だったので多分明日は届かない。


 、、と思っていたらなんと翌午前10時過ぎに届いた。注文してから18時間。

 日本の物流は凄過ぎます。。1年または1万Kmの保証付き。取り外したのは着払いで(伝票が入っている)送り返します。。

 1時間くらいで完了するかと思われたが結構時間がかかってしまった。
 ・オルタネーターの固定に時間がかかった。1ヶ所にカラーが入っていて引っかかっていることがある。万力で押し戻した。
 ・ベルトの走行を勘違いしていた。(気づいた時はさすがに落ち込んだ)
 ・テンションローラーのはめ込みに苦労した。オルタネーターをまた外したり、、。


 無事取り付けできたが自分のポンコツぶりには改めて呆れた。こんなことで控えている車たちの再生はできるのだろうか?


 後日記 3
  前回(2018年11月初旬)オルタネーターを交換した翌日、エンジンブローしてしまった。原因は自分にある。交換完了したのは日が沈んだ後だったのだが翌早朝から出かける用事があった。朝エンジン始動し走りだすもなかなか水温計が上がらず暖房も効かない。普通ならこの段階でおかしいと気づいて引き返すはずなのだがちょっと急ぎの用事でそのまま行ってしまった。そのうちエンジンの吹けが悪くなりしばらく止まって観察したりしていたが(この段階でJAF呼べばまだ間に合ってたかもしれない)引き返そうと走り始めてしばらくして息絶えてしまった。原因は冷却水不足によるオーバーヒートでJAFに連絡して購入した中古車グループの整備工場に運び込んだ。
 JAFを待っていた所は坂道の頂上手前付近。ボンネット開けてハザードつけていると早速パトカーが現れてここでの停車はマズいと言う。『動かないのだからしょうがないじゃん』とは思ったが警官2人で坂の頂上まで押すことになった(ご迷惑をおかけしました)。またJAFのレッカーは15kmまでは無料なのだが整備工場までは25kmでしっかり追加料金を払った。以来2ヶ月。代車はお借りできたがリビルトエンジンへの交換はなかなか進まず気の重い年末年始だった。代車は任意保険に入っておらずいざという時は他車保険が使えると聞いていたが不安で遠出もできなかった。修理料金は30万円はかかると言われてますます気落ちしていた。
 年が明けて突然修理完了の電話。恐る恐る修理代金を尋ねると「今回は請求しません」「でもしっかり修理しました」『!』と私。エンジンブローに至った経過は全て説明してある。もっとも発端は納車直後のパイプの破れからのクーラント漏れであったので少しは修理料金に配慮してもらえれば、、位に考えていた。いきなり「無料」これには驚いた。
 翌日代車を念入りに洗車してガソリン満タンにして受け取りに向かった。


 
 、、、しっかり修理してある。水漏れのラジエーターも修理塗装してあるし暖房のバルブも新品に変わっている。。

 『修理にいくらかかったのですか?』「40万円位だと、、」 『それをどの部署が負担したのですか』「グループ全体で、、」(チェーン店) 『その決定は誰がされたのですか?』「、、、」「今後のお付き合いもありますから、、」『、、、』
  タダにしてもらって何を偉そうに聞いてるのか、だがこれではあまりにも申し訳ないとは思う。
 『カッコよく折半で負担します!、、とは言えないので申し訳ないのだけど、、』と言いつつ休日の銀行からおろして封筒に用意していた幾許かのお金を渡した。ちょっと乱暴かと思ったが少しはこちらも誠意を見せないと、、。しっかり領収書まで切ってくれた。

  とても恥ずかしい話しでやっぱり素人は迂闊なことはできないと思い知った事の顛末であります。最近は空冷のバイクばっかりだったので、、基礎的な事を忘れてました! ではあまりにもカッコ悪すぎる。
  誠意を持って作業してくれた方々や決断された方に感謝いたします。



 後日記 4
  どうもリアウインドの熱線が効いていないようで曇りが取れない。これは非常に支障が出る。早速電流を測ってみると

 やっぱり流れない。リアウインドに埋め込まれている部分で断線しているらしい。詳しく調べると端子からニクロム線までの断線でガラスから露出している部分にリード線を接触すると5A流れる。13Vx5A=65W ということになる。なんとか復活できないだろうか?
 
 幸いな事にガラスから露出している部分でハンダが載ってくれたので端子と繋いでエポキシで固めて無事復旧した。リアガラスが曇ると困るのでこれは助かった。


 その5
  オイル交換は購入先から5回の無料券をもらっていて先日は担当のI氏から車のご機嫌伺いの電話まであった。しかしオイル交換は至福の時間にしたいのとなるべく高性能オイルを使いたかったので(多分無料オイルはそこまでの配慮はないと思って)自分で行うことにした。リビルトエンジン交換から1000km程度なのでそろそろ行うことにしてオイル、フィルター、フィルターレンチ、ワッシャー、オイル受け、処理ボックスなど注文した。
 
 オイルフィルター交換にはオイル受けは必需品だが今まで持ってなかった。フィルターレンチは緩める時のみならず閉める時も使う。今回初めてキャップ型を購入。フィルターは5個セットを注文したらワッシャーが1枚おまけについていて10枚セットの到着が遅れていたので助かった。些細なことだがありがたいアイディアだしフィルターもワッシャーも安くて助かる。肝心なオイルの選択は迷うところだが高回転なエンジンとターボを守る意味でもそれらしきちょっと高いもの。選んだのはカストロール EDGE 5W-30 SN/CFでこれがいいのかどうかは不明。値段で決める素人の悲しさよ。ジムニーはジャッキアップしなくてもオイル、フィルターが交換できるのは有り難く30分もあれば片付けまで済む(ちょっと盛った)。1000km走ったオイルは鉄粉はドレンボルトについていなかったが思ったより汚れていた。オイルパンはリビルトエンジンらしくピカピカに塗装されていて気分がよろしい。



 その6
  純正のシールドヘッドライトが暗い。年取って身体的なハンデもあってちょっと困る。夜も安心して運転できるようにヘッドライトを交換しましょ。購入したのは何の変哲も無いKoito製ハロゲン。
 
 バルブ交換可能。早速取り替えてみると
 
 作業時間は30分ほど。光軸は適当なのでしばらくはドライバーを積んでおいて細かく調節しようと思います。写真のようにレンズの湾曲が違うのでかなり異なった目もとで個人的な好みは今までの方。そのうち慣れるだろうか?様子見て電球交換しましょう。


 その7
  最近(以前からかもしれないが)床下からチリチリ音が聞こえる。ギアを入れた時なので焦ったがニュートラルでもちょっと回転を上げるとやっぱり鳴ってる。早速潜ってみるが

 SLの整備士みたいな気分でハンマーで叩いたてみるとどうもこのあたりから。一度外して確認が必要か。


 その8
  ラジエーターの上部フネとコアの境目からの水漏れがまだ続いている。数ヶ所あったのだが1ヶ所はどうしても抑え込むことができずに前回はとうとうエポキシ接着剤で塞いでいた。1ヶ月位は良かったのだが最近やっぱり滲んできた。

 接着剤剥がして何度目かの挑戦。今までの経験だと少しくらい彫り込んでハンダで埋めても上手くいかない。水を抜いてバーナーで軟化したり、地金まで出してフラックス使ったり、、と詰めが甘いらしくいずれも再発した。今回はハンダコテのみ使うが他の場所で上手く行った方法、、
 
 ハンダ吸い取り線を短く切って埋め込んでみる。。 

 今の所問題出てないようですがもうしばらく様子見。  1週間経過しましたが問題なさそうなので塗装して修理完了。

 

、、、やはりクーラントの消費が激しい。その割にどこから漏れているかはっきりしない日が続いた。ある時山道を登る事があって山頂の駐車場でボンネットを開けてみると

 あー上の船との境目から漏れてます。やはり修理で熱を加えすぎて変形したらしい。このラジエーターは諦めることにします。

 webで探すと結構出ていて値段の差もある。中古は避けたいのでリビルト品で一番安いところから入手。

 綺麗に包装されて送られて来ました。ラジエーターキャップもついていて価格は22,000円(+送料)で取り外したのは1週間以内に着払いで送り返す必要がある。早速作業開始。

 

 クーラント抜いてホース外してファン外して本体を外す。10mmレンチのみ使用。普段できない所を念入りに掃除する。。

 リビルト品を取り付けてクーラントも変えてエア抜きして終了。エア抜きはペットボトルを使え、、となっているがなぜかしっかりはまらず今ひとつ分からない。こまめにチェックすることにします。所要時間はエア抜きまで60分程度。古いのを梱包して作業完了するまで2時間くらいでした。新しいラジエーターに傷をつけないように気を使います。

 

2019/8/8(thr)

 前回のオイル交換した日を忘れたがそろそろと思って交換した。オートバックスで同じ銘柄購入。フィルターとドレンワッシャーは沢山あるが今回はオイルのみの交換。2.5Lなのを忘れていてちょっと多くなってしまった。。

   気を取り直して久しぶりのsolex5000

 自賠責が切れてるので走れないが好調。しばらく乗れてないがやはり捨てがたい。不思議な魅力(魔力)があります。

 

2019/9/5(thr) 

 

 助手席のハンドルに引っ掛けるS字の”ひっかけ”を購入してレジ袋をぶら下げています。結構前から使ってますがごちゃごちゃしなくてとても良ろしい。

 

2019/9/19(tue)

 普段は露駐なので傷のとことはちょっと錆が出てきたし塗膜のコンディションはより悪化しているように感じる。日常の行動は自転車とジムニーで事が足りる。

 露天駐車して振り向いたらあまりにもキュートなので思わず写真撮ってしまった。23年前の車だが何の不満もない。

 

2020/3/19

 オイル、フィルター交換  2.5L 不具合は認めず。

2020/10/21

 初めての車検。距離121,811km 3月からオイル交換していなかったのが心残りだったのだがついでにお願いした。車いじりが趣味というのは「妙に知ったかぶりする嫌な客」と直結する気がして気をつけないといけない。1日預けて取りに行った時のコメント

 

 良い点は ハンドル周り、ブレーキ周り、バッテリーは特に問題なし。全体に年式、距離の割に腐食が少なくとても良好。

 問題点は 右後ろショックアブソーバーからオイル漏れありで当然へたっている。マフラーの触媒が落ちての異音ありで同じくタイコ部分は穴あき寸前。リアのブレーキランプ交換したがマウントに水が入ってサビサビ。サイドブレーキのワイヤーの動きが渋く戻りが悪い。

 やっぱりプロの指摘は的確で安心する。対処は自分でするにしてもお願いするにしてもいずれ手をつける事になりそう。車検の整備費用はとても安価で助かる。

2021/2/23

 大きな荷物を運ぶ事になって後部座席を取り外して積み込んだ。

 取り外しは1脚あたり2本の10mmボルトを外せばOKで数分で完了する。助手席を前方移動してリクライニングさせてヘッドレストをはずせばそのまま今流行りの車中泊ができるかも。実際は背板が高位置でそのままではやはり難しく助手席まで外すか後ろをかさ上げして高さを揃える必要がある。私の身長が収まるかと横になってみたがこれは大丈夫そうでこれがわかっただけでもよかった。

 不便な点として後部ドアを内側から開けることができず後ろから乗り込んでまた出る時には靴も履かずに前から外に出なくてはならない。後部座席後部を固定する写真の突き出た金具は多分取り外せそう。

 

2021/7/22

 オイルとエレメント交換。距離125600km 車検(オイル交換)から9ヶ月で3800km 手持ちの残り物オイルはどうも色が気になる。オイル缶に保存していても劣化するのだろうか?ここは潔く処分した。でもほかの保管しているまともそうなオイルを入れた。ドレインワッシャーが見当たらず痛恨の再使用(その後すぐに発見した)、久しぶりに洗車。明日から東京2020オリンピック。私はもともと開催には反対なのだが直前になって関係者のスキャンダルが頻発して発覚し辞任が相次いでいる。このタイミングでぶち込んでくる事から世間にはどうしてもぶち壊したい人がいるらしいが元々の反対派の自分でも何の爽快感はない。嫌な気分だけが残る。

 

 

 JA22Wジムニーがやってきた!(3最終) に続きます。