Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

iPhone 7 Plus バッテリー交換

2022-07-23 21:04:45 | 日記

 事情で帰省して20日近く経過した。自宅と違い作業環境がないので生活スタイルが激変しているが総じて健康的な毎日を過ごしている。愛用しているiPhone 7 Plusは購入してからかなりの年数が経過していてバッテリーのパフォーマンスも80%まで低下している。(余談だがdocomoメールも受信できなくて再設定してもらったのだがやっぱりおかしい。コンパスも不正確でこれも困っている)

 決心してバッテリー交換する事にした。工具類はほとんどないのだが調べてみると交換バッテリーには細々したパーツと工具一式が含まれて販売されている。バッテリー本体の容量も選択できるが探した中での最大容量でも送料込みで3000円と非常に安い。早速amazonで注文した。

 

 元々オリジナルのバッテリー容量は2910mAhなので4200mAhはかなりの増量(と素人は考える)。工具は付属しているがどうせ組立て家具に付属しているようなペラペラのスパナみたいだろうと思っていた。届いた中身は見本の写真と全く同一でバッテリーの接着テープ、周囲の防水パッキンはもちろんだが付属の工具の充実ぶりに感心した。これでよく元が取れるものだ。

 一応作業動画の案内もあったがより親切な動画がyoutubeに大量にアップされているのでしっかり予習してから実行。途中で来客があって中断したが特にトラブルもなかったので作業時間は1時間はかからないと思う。

 取り外したバッテリーと使い終わった工具だが使い捨てには惜しいので保存しておきます。バッテリーの廃棄方法はこれから調べます。

 作業で気を使ったところはやはり5ヶ所のコネクターの脱着部分で破損すると再起不能と脅かされていたので(?)慎重に行った。多分接続されていないと金属カバーも固定できないのですぐに気づくと思われる。残っているシールの残骸は目視で取り除く程度で十分。蓋を閉じる前に起動させて動作確認とバッテリーパフォーマンスが100%になっている事を確認した。

 精度の高いパーツを扱う作業はとても快適で楽しい時間だった。古いスマホだが自分で作業したことで愛着も湧くしまだ当分は活躍してもらおうと思っている。

 

 

 お読みいただきありがとうございました。

後日談1

 docomoメールの不調(受信できない)はdocomo営業所に持ち込んで再設定してもらって改善した(と思っていた)。しかしその後も全く受信がない。試しにiPhoneからPCにメールするとちゃんと届いている。ところがそのままiPhoneに返信するとしばらくしてPCにエラーメールが届く。やはり治っていない。。恥ずかしいのを我慢して再度営業所を訪れて状況を説明した。担当された方は同じ方で前回に言われた通りを目の前で再現してみたが間違っていない様子。そのうちメール送った側にエラーメールが届く事を伝えると、、原因が判明した(らしい)。iPhone設定でPCからのメールの着信拒否がONになっていた。ということはそれ以外からのメールは問題なかったはずだが結構長期間に一件もメールがなかった事になる。。ちょっと複雑な気分だったがでも原因がわかってスッキリした。

 

後日談2

 iPhoneのコンパスが狂って正しい方向を指さない。GPSコンパスというアプリも表示がおかしい。これは内臓のコンパスが故障したと(ずっと)思っていた。ところが最近その原因が判明した。私のスマホケースはカードも収納できて首からかける紐を通す穴があいていることが必須で消耗も激しくすでに2代目を使用している。2機種とも同じ構造でbook状の蓋は磁石で止まる。コンパスが狂うのはこの磁力が原因だった。こちらも長年の懸案が解決したがなぜ今まで気づかなかったのだろう?ただ磁石アプリを使うときはケースから出して8の字に動かして、、とちょっと厄介なこともわかった。


日立リビングサプライ GILVA C6-GL50R について

2022-07-04 20:25:21 | テレビ

 日立リビングサプライは家電のOEM販売などの業務をしていた日立グループの企業。このGILVA C6-GL50Rは6inchブラウン管カラーTVでオークションなどで多く目にするので販売数は多かったと思われる。外部電源のみ、ビデオ入力あり、VHF,UHF自動選局、などの機能で小型軽量、'94年頃から比較的長期間販売されていた。色はブルーメタリックで(これ以外見たことはない)製造は韓国かもしれない。

 

 

 ブラウン管はSAMSUNG製、DC電源ジャックは珍しい6.3mm x 中心部 3.1mm で一般的ではなくnetで入手してスイッチング電源のプラグと交換した。

  

 動作は問題なく。

   

 高級感は薄いが形は好ましくコンパクトで使いやすい。ブラウン管がSAMSUNGなので製造もそうかもしれないがよくできていると思います。樹脂ボディは塗装なので注意して極細コンパウンドで磨きました。

 

 

 

 お読みいただきありがとうございました。

 

 


National TH3-W3V について

2022-07-03 18:49:21 | テレビ

 National(現Panasonic)TH3-W3Vは3inchブラウン管カラーテレビで1982年度のGood Design Awardを受賞している。大きさや形、全体の雰囲気は1980年のSONY KV-4P1 によく似ていて価格は99,800円で全く同じ。取り外し可能な電池ボックスが底部にセットされ専用バッテリーで電池駆動可。またSoloシリーズのような画面を拡大するルーペやバッテリーケースごと収納するキャリングケースが用意されていて卓上や車載使用を主としていたSONYに対抗して(?)より可搬を強調した製品だったよう。

   

バッテリーケースにはハンドル兼用の脚が付いている。バッテリーはもう使えないと思うが外部電源で通電すると特に問題なく動作した。

 

 内部をあけて掃除を兼ねて探索

     

 内部は高電圧で煤けている部分があったのでそれなりに稼働していた様子。数枚の基板がぎっしりと詰まっていて基板の固定はパネルの溝にはまり込むことでなされるが非常にデリケートで面倒。10個以上の半固定ボリュームが並んでいるのを見ると当時のカラーテレビの大変さが伝わってくる。自動選局だがマニュアル操作時の選局ダイヤルには堅牢そうなギアが使われている。

   

 

 

 SONY KV-4P1より少し小さいがやはりボディサイズに対して画面が小さい。電池ボックスを外すと三脚に固定できる穴が空いていてモニターとしての使用も考慮されている。ただし現場で酷使された様子はなく状態は良好。「MICRO COLOR TV」とフロントパネルにあるがかつてのSONY「マイクロテレビ」に対抗したみたいで(対抗したのだろうが)面白い。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。