BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

チェコ・プラハの風景写真 (3)   ヴルタヴァ川風景

2020-02-29 | エトセトラ
昨日に続き、プラハ市内を流れる、「ヴルタヴァ川の風景」写真をいくつか紹介します。

ヴルタヴァ川は、チェコ最長の川で、南からプラハを通って北に流れ、ドイツに流れ出てエルベ川に合流します。ドイツ語名では「モルダウ」と呼ばれ、作曲家・スメタナが交響詩「わが祖国」で、この川を題材とした第2曲が有名です。

ボヘミア地方にあるプラハは、歴史をさかのぼれば、10世紀頃は神聖ローマ帝国の一部になり、スラブ系の人々が住んでいましたが、ドイツ系の人々が開墾者として移り住み、主要な都市を形成。チェコ語とドイツ語が使われていました。

美しい建造物や街並みを川側から望むことが出来る、観光クルーズ船が多く運行されているようです。



中には、こんな舟も。





川の浚渫や改良工事をしているのでしょうか。



川岸には、係留した船を利用したレストランが。



ヴルタヴァ川のそばにある、「チェルトフカ」(悪魔の意、英語ではリトル・プラハ・ヴェニス)と呼ばれている運河です。カレル橋の1つ南のレギイー橋から、カレル橋の先で本流へ合流する約740mの水路で、中世に造られ、川から水車で水を汲みあげ、粉ひきや工場用水などに利用していました。





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チェコ・プラハの風景写真 (2)  天文時計とジョン・レノン広場など

2020-02-28 | エトセトラ
昨日に続き、今日も、プラハの風景写真をいくつか紹介します。

旧市街の旧市庁舎南側の壁に設置されている「天文時計」で、オルロイ(Orloj)と呼ばれています。上が時間を表す「プラネタリウム」(1410年製作)で、仕掛けで1時間ごとに12人のキリスト使徒が現れます。下が季節を表す「カレンダリウム」(1865年製作) で、黄道十二宮のシンボルが描かれています。



こんな伝説が、残っているそうです。完成時、他の都市に同じような時計を作られたくない、と考えたプラハのある議員が、時計職人の目を潰し、これ以上作れないようにしてしまいました。目を潰された職人は、他の者が修理できないように仕掛けを壊し、次にこの時計が動く時には、プラハに災いが訪れる、という呪いをかけたといいます。

(1490年頃にハヌシュという時計職人が、改良を加えて、今日見る複雑な仕掛けの時計になったと言われているので、その伝説は都市伝説なのかも)

下は、旧市街広場に面した建物です。花の都・パリに対する憧れから名付けられたという「パリ通り」の終点にあり、観光案内所やカルティエのブティックなどが入っています。正面入口には、「秘密の発覚」という名の彫刻モニュメントが飾られた、趣がある建物です。

   

これも、旧市街にある「ウィンマーの噴水」です。ブドウを手に持った少年と少女の像の噴水で、1797年に制作されました。プラハで成功した実業家ヤコブ・ウインマーが私費を投じたもので、彼は、公園、広場、道路といった公共施設に財産のほとんどを捧げた、という話です。

   

街中には、古い手回しオルガンの演奏を聞かせてくれる、おじさんもいます。

1980年12月8日に殺害されたジョン・レノンは、多くの若いチェコ人の平和主義者の間で、ヒーローになりました。それで、フランス大使館近くの広場の壁に、ビートルズの歌詞や政治的なメッセージの落書きと一緒に、レノンの似顔絵が描かれました。いつしか、「ジョン・レノンの広場(壁)」と言われるようになりました。

   

  

その後、壁は数回、白く塗り替えられましたが、すぐに絵や落書きが描かれるため、今ではそのままにしているそうです。ジョン・レノンとは、直接ゆかりはありませんが、オノ・ヨーコはここを訪れたことがあるそうです。


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チェコ・プラハの風景写真 (1)  ヴァーツラフ広場 

2020-02-27 | エトセトラ
昨日は、「ラジオ・プラハ」のカードでしたので、今日は関連で、プラハにある「ヴァーツラフ広場」の風景写真を、いくつか紹介します。

この場所は、昔は馬市場と呼ばれていたようで、1848年にヴァーツラフ広場 (英語名ウェンセスラス・スクエア) と名付けられました。ボヘミア最初の王であり、後にチェコの守護聖人となった、聖ヴァーツラフから採られたようです。





新市街にあたり、また、広場と言うより、長さ750m、幅60mの大通りで、南東端の丘には「国立博物館」と、その手前には「ヴァーツラフ騎馬像」が設置されています。





1918年の「チェコスロバキア独立宣言」、1968年の「プラハの春」、1989年の「ビロード革命」の時に、人々がここに結集するなど、歴史の舞台となった広場です。

さて、プラハは歴史的建造物が多く、世界中からの観光客も多いようで、街中では観光用でしょうか、クラシックカーやビンテージカーが多く見られるようです。(日本で言えば、さしずめ観光地の人力車でしょうか)






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Radio Prague Int. ベリカード 

2020-02-26 | 海外局ベリカード
チェコの、「ラジオ・プラーグ (プラハ)・インターナショナル」の英語インターネット放送を、1月に聴いていただいた、ベリカードです。

今年のベリは、「送信所設備シリーズ」になっていて、最初のは、東部モラヴィア地方のモラフスケ・ブジェヨヴィツェ (Moravke Budejovice) にある「送信アンテナ」の写真が使われています。



昨年の9月1日より、局の名称が「Radio Prague」から「Radio Prague International」になり、写真下には新名称が書かれるようになりました。

あわせて、クリスマスと新年の「グリーティング・カード」をいただきました。



二つ折りの内面には「PF 2020」と書かれていますが、PFとはフランス語で、「おめでとう (Pour féliciter)」の意味です。20世紀初めの画家、ヴィクトール・ストレッティという人が、新年のあいさつとしてこの言葉を書いたのが始まりだそうです。他の国でもPFは使うようですが、とくにチェコでは、この表記が伝統となっている、ということです。



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台湾国際放送 ベリカード

2020-02-25 | 海外局ベリカード
RTI「台湾国際放送」の英語番組を1月に聴いていただいた、ベリカードです。

送られてきたカードは、新しいのではなく、2013年の「台湾風景シリーズ」9月受信分のが使われています。



台北市の北にある大屯山火山群で、蒸気を噴出している「小油坑」の写真です。この地域には、大屯山や七星山など多くの活火山があるようで、陽明山国家公園になっています。





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「RTIリスナーの集い」に行ってきました

2020-02-24 | BCLアラカルト
「RTI台湾国際放送リスナーの集い」(玉山会主催) が2月15日、大阪市内のホテルで開催されましたので、行ってきました。

今回は、RTI局関係者の来日はありませんでしたが、遠く関東から九州地方までの、熱心なリスナーが参加。



放送研究者の山田充郎さんによる、「台湾国際放送の歩み」についての講演があったほか、玉山会メンバーが訪台して、日本語課の王、早田、蘇さんにインタビューした映像を見たりして、交流を深めました。





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小学3年生との交流会、その後

2020-02-23 | エトセトラ
2月3日に、地域の小学校で、昔の遊びや自分たちが小さかった頃の暮らしを語る3年生社会科の取り組みが行われ、子供たちとの交流を図ってきたことを、書きました。

体育館で、竹馬、羽子板、こま、おはじき、かるた、お手玉などを一緒に楽しみ、各教室では、昔の学校や家庭での生活の様子や遊びについて、話しました。

   

その後、子供たちが交流会で感じたことが感想文としてまとめられ、回覧として回ってきました。(その中の1枚です)



今では、すっかり変貌した街並みからは、はたして昔の様子がイメージできるのか、が気になっていましたが、かつての農家の生活の厳しさや大変さが少しは伝わったのかな、と思いました。



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リーチ・ビヨンドHCJB日本語放送  ベリカード

2020-02-22 | 海外局ベリカード
オーストラリアから、毎週土・日曜日の朝と夜に放送している、「リーチ・ビヨンド」(Reach Beyond) HCJB日本語放送を聴いていただいた、2月のベリカードです。

ガラパゴス諸島に生息する、「ウミイグアナ」の絵になっています。



挿絵画家で知られる杉本健吉画伯が、アンデスの声のために特別に描かれたものだそうです。



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アジア放送研究会・特別放送 ベリカード

2020-02-21 | 海外局ベリカード
「アジア放送研究会」が2019年12月6日から3日間(7日・8日は再放送)実施された「設立40周年特別放送」を聴いていただいた、ベリカードです。

30分番組は、日本語と中国語で、開始・終了アナウンスは、日本語、韓国語、中国語、英語の4カ国語でした。
送信は、ウズベキスタンのタシケントからのようで、7525kHzは雑音があるものの3日とも聴こえていました。

録音スタジオの写真と、日本列島が入った東アジアの地図になっています。



(30周年特別放送の時のベリと似たようなデザインです)

表面です。



ベリは1週間以上も前に到着していたのですが、ネット回線が繋がりましたので、やっと取り上げることが出来ました。


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ネットが繋がりました。でも、ネット回線は繋ぎにくい?

2020-02-20 | エトセトラ
引っ越しが完了してから、2週間ほどが経ちました。そして、ようやくネットが繋がり、ブログに記事がアップできるようになりました。

でも、ネット回線が繋ぎにくいのは、なぜ?

何のことかと言いますと、転居に伴う光ネット回線の移設ですが、回線引き込み可能対象地域にあるので、申し込んだ時は、回線は引けます、とのことでした。その後、ダメですとの答えに。加入しているのがS光 (NTT系) で、そのまま使いたいので申し込んだのですが、意外な回答結果に。

建物のそばに電柱があるので、そこに来ている回線から引き込んだらいいのでは、と普通は考えるのですが、出来ないとのことです。何で出来ないのかと理由を聞くと、電線の一部が私有地の上を通っているので、許可が下りない、とのことでした。(NTT系のF光も不可。電力会社系E光もか? だったら、途中の隣家が引けているのは、なぜ? CATV系なのかも)

次に考えたのが、別の方角からその電柱に架線を伸ばして、そこから繫ぐ方法です。当初はしぶっていましたが、現場を見ずして言っているように思えたので、接続工事業者に無理を言って、見てもらうことにしました。そして、その方法で、ようやく実現しました。

接続工事業者の見立てによると、ダメの理由は、既存の回線は電柱間の距離がかなり長いからではないか、とのこと。(確かに、途中に電柱があと1本や2本は必要なのでは) また、別の人の話では、電気・ガス・水道は、生活密着だから最優先だが、ネットはそうではない、からだと。(確かに、電気・ガス・水道は指定した日に閉・開栓してくれました)  

いずれの理由も、わかったようで、結局わからない。わかったのは、ネット回線は繋ぎにくいということだけ。この2カ月間、すったもんだの末の出来事でした。


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お知らせ

2020-02-05 | エトセトラ
さて、このブログですが、しばらくお休みします。

このたび、引っ越しをすることになりました。
新しいネット接続には2-3週間かかる予定になっています。



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昨年のベリカード返信状況

2020-02-04 | BCLアラカルト
2月に入りました。そこで、もういいだろうと、昨年2019年のベリカード返信状況をまとめてみました。

出したレポートは238通で、海外局は163、国内局へは75でした。返信率は海外、国内ともに約93%でした。この後も、返信があると思いますが、ほんのわずかでしょう。

最近では、ベリカードの発行を取りやめる国内局 (下の画像) もあって、数的には、これぐらいなのでしょうね。ただ、新しく開局したてのCFM局では、発行されているようなので、嬉しい限りです。



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小学校へ行ってきました

2020-02-03 | エトセトラ
今日は、紹介するベリカードがないので、別のお話です。

地域の小学校へ、行ってきました。3年生の児童たちに、昔の遊びや自分たちが小学生だった頃の暮らしを語るという、社会科の取り組みが行われました。

体育館で、竹馬、羽子板、こま、けん玉、おはじき、かるた、お手玉などを教えて、一緒に楽しみました。

   



各教室では、昔の学校や家庭での生活の様子や遊びについて、話しました。
今では、周りの環境がすっかり変わってしまっていて、はたして昔の様子を語っても、子供たちに伝わるのかどうか、わかりませんが。

最後に、給食を皆でいただきました。今日は節分でしたので、イワシの揚げ物に豆が付いてきました。それに、昔は給食がなかった頃があったことや、簡単に食べられるインスタント食品などがなかったので、食べ物は大切に食べていたことについて話すなど、子供たちとの交流を図ってきました。

   


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Bible Voice Broadcasting  ベリカード

2020-02-02 | 海外局ベリカード
BVB「バイブル・ボイス・ブロードキャスティング」の英語放送を、昨年11月に聴いていただいたベリカードです。

「世界地図」が描かれた、横長のカードです。



メールでの受信報告に対して、カナダから郵送されてきました。



BVBはキリスト教系放送局で、イギリスの 「バイブル・ボイス」と、カナダの「ハイ・アドベンチャー・ゴスペル・コミュニケーション・ミリストリーズ」が共同で運営する局として2002年に開局。2003年には、アメリカの 「バイブル・ボイスUSA」も運営に加わったそうです。

2003年に日本語テスト放送をした後、「聖書と福音」(福音プロダクションズ・2011年まで) や、「希望の灯」(我孫子バプテスト教会・2016年まで) という、番組を放送していたことがあります。日本語放送の送信は、ロシア、タジキスタン、そして、マダガスカルからの中継となっていました。

今回、BVB英語放送を聴くのは9年ぶり。送信はウズベキスタンのタシュケントからとのことなので、久しぶりに聴いてみました。



というのは、12月上旬に、アジア放送研究会が40周年特別放送をする計画があり、ここからの放送になるだろうとのことから、実際の聴こえ方はどうなのだろうか、との興味からです。BVBは、それなりの受信状態だったので、これなら特別放送も大丈夫だろう、と思った次第です。


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ラジオ・タイランド ウドンターニー送信所  ベリカード

2020-02-01 | 海外局ベリカード
「ラジオ・タイランド」の日本語放送を聴いて、ウドンターニー (Udon Thani) 送信所に受信レポートして、いただいたベリカードです。

タイ東北部の山中に建てられた、青い屋根のパゴダの写真になっています。



写真説明がないのですが、ウドンターニー市から約120 kmのところにある、「ワット・パー・プー・コン (Wat Pa Phu Kon)寺院」のようです。

ウドンターニー県、ルーイ県、ノーンカーイ県の県境に位置し、バームソーン国立公園とバーナーユーン国立公園に囲まれた緑豊かな山頂に、2013年には寺院群が完成。白い大理石で造られた長さ約20mの美しい涅槃像が祀られているようです。(ネットにあった画像で、寺院の外観の様子がよくわかる写真です)



表面です。



送信所の名称が、「IBB (International Broadcasting Bureau) Thailand Transmitting Station」から「U.S. Agency for Global Media」に変わったようです。




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