BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

プラハの風景写真  春のヴルタヴァ川周辺

2023-04-30 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」で、春の「ヴォルタヴァ川」周辺の写真です。

1週間前に撮られた写真です。先週は、雨が降っている日が多く、気温は10度前後でしたが、今週は、17度ぐらいになる予報だそうです。

この時期は、降雨量が多くて、ヴルタヴァ川の水位が上がっているようです。
左岸にある、「カンパ島」と「チェルトフカ運河」に行って撮られた写真です。



(カレル橋から行った) 運河のところに、水車と、チェコの河童像(ヴォドニーク Vodník、水の妖精)があります。
1月の撮影時 (下の写真) よりも、水位が高くなっています。



運河に架かる橋の柵には、若いカップルが永遠の愛の象徴として残した、カラフルな「愛の南京錠」がぶら下がっています。



運河にカモが、やってきています。



カンパ島にあるパブ・レストラン店、「イエロー・サブマリン」です。



ビートルズのジョン・レノンにちなんで付けられた名前 (レノン・ウォールの近くに位置している) だそうで、2002年のヴルタヴァ川洪水時には店が水没してしまい、「潜水艦が役立った」と、ブラック・ジョークの話題になったそうです。

カレル橋から、右岸を見た風景です。



右岸から川に突き出したスメタナ博物館やスメタナ像へ通じる、川中に造られた「ノヴォトネーホ歩道橋」(Novotného lávka) の先端部分での川床改修工事が、ほぼ終わっているように見える、とのことです。(右は1月撮影時の写真)

橋を渡って、ずっと南に「レギオン橋」のところまで行った、右岸からの風景です。



右岸沿いの遊歩道、「ナープラヴカ」(Náplavka) 付近の水位は、歩道面の高さに近づいていて、場所によっては、水が押し寄せてきています。



白鳥やカモが、群れています。





川の水は、茶色く濁っていて、ゴミも浮いています。



木クズが流れて来ていて、係留されている船のあたりに、たまっています。





観光船「ヴルタヴァ号」が、留められています。





遊歩道で、電動バイクに乗る人や、近くのバス停では、昼寝をする人もいます。



市街を走る路面電車、「トラム」です。





タトラ15T形3両連結の9351号は、「スパルタ・プラハ・アイスホッケーチーム」の宣伝ラッピング車です。

日本では野球ですが、チェコの国民的スポーツは、アイスホッケー。レギュラーシーズンは9月~2月までで、今期、スパルタ・プラハは4強の1つとなって、自動的にプレーオフ準決勝に進むことが出来ましたが、1回戦でボロ負けして大敗。地元プラハのファンは大ブーイング中、とのことです。


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JR貨物・機関車 EF510 2両横並び (4/19-26)

2023-04-29 | エトセトラ
今日も、「撮り鉄」です。

JR貨物・機関車EF510形の2両が、大阪貨物ターミナル駅発・着の折り返しに向けて横並びをしているところです。前回の続きですが、撮れない日もありました。

19日は、「EF510-10」と「EF510-20」で、赤と赤でした。





通りかかった機関車は、上りの「EF210-130」と、「EF66-122」と、「EF210-13」でした。







こんなのも撮りました。





22日は、「EF510-10」と「EF510-12」で、赤と赤でした。



北陸からの -12は、30分ほど遅れて来ました。



そのため、横並びすることなく、-10は先に出発して行きました。



通りかかった機関車は、「EF66-110」と、「EF210-126」でした。





23日は、「EF510-8」と「EF510-503」で、赤と青でした。





通りかかった機関車は、「EF66-117」と「EF210-128」でした。





こんなのも撮りました。



24日は、「EF510-11」と「EF510-5」で、赤と赤でした。





-5は、以前あった車体のJRFマークがなくなっていました。改装時に取られたようです。



通りかかった機関車は、「EF66-118」と「EF210-148」でした。





26日は、別の場所で、大貨タ行きの「EF510-8」だけ、撮れました。



さて、今日、29日からGWに入りましたので、運休になったようで、やって来ませんでした。



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JR西日本・試運転電車 221系 (4/28)

2023-04-28 | エトセトラ
今日も、また「撮り鉄」です。

JR西日本の、試運転電車を撮りました。
吹田総合車両所から延びている、いつもの試運転線路です。

今日、28日、やってきた車両は221系で、「クモハ221-75」「モハ221-75」「サハ221-75」「クハ221-75」の、4両編成でした。







吹田総合車両所京都支所所属で、山陰本線などで運用されている、K14編成でした。











試運転の電車は連日で、GWの休みになる前にと、行われているようです。


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JR西日本・試運転電車 クモヤ145形・221系 (4/27)

2023-04-27 | エトセトラ
今日も、「撮り鉄」です。

JR西日本の、試運転電車を撮りました。昨日の続きのようなものです。

まずは、昨日、26日に試運転線路で見た (昨日、ブログで書きました)「クモヤ145-1051」ですが、今日、27日は、本線 (貨物線) で、「クモヤ145-1104」(ST104) と連結して、試運転を行っているのを、午前に見ました。

その時は、カメラを持っていなかったので、残念と思いましたが、午後には吹田総合車両所へ戻ってくるだろうから、その時にと。(「クモヤ145-1051」と「クモヤ145-1104」は、吹田総合車両所に配属されています)

思っていたとおり、やって来ましたので、撮りましたが、遠目でした。









-1104は車体下が黒色に、-1051は灰色にきれいに塗られていました。











次に、吹田総合車両所から延びている、いつもの試運転線路での、試運転電車です。

やってきた車両は221系で、「クモハ221-3」「モハ221-3」「サハ221-3」「モハ220-3」「サハ220-3」「クハ221-3」の、6両編成でした。













吹田総合車両所奈良支所所属で、関西本線などで運用されている、NC602編成でした。





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JR西日本・試運転電車 クモヤ145形 (4/26)

2023-04-26 | エトセトラ
今日は、「撮り鉄」です。

JR西日本の、試運転電車を撮りました。吹田総合車両所から延びている、いつもの試運転線路です。

今日、26日に見た車両は、クモヤ145形1050番台の「クモヤ145-1051」で、ST51、1両編成でした。国鉄時代の車体で、前面は青と黄の塗色です。





旅客用ではなく、車両輸送時の牽引車や、事故復旧作業に当たる救援車として使われる事業用電車で、吹田総合車両所に配属されています。





さて、この他ですが、この4月に試運転線路で見て撮った、試運転電車などです。

6日に見た車両は281系で、「クロ280-1」「モハ281-2」「サハ281-1」「サハ281-101」「モハ281-1」「クハ281-1」の、6両編成でした。



吹田総合車両所日根野支所所属で、関西空港線などで運用されている、特急「はるか」のHA601編成でした。

14日は283系で、「クハ282-701」「モハ283-201」「クロ283-1」の3両編成でした。



吹田総合車両所日根野支所所属で、紀勢本線などで特急「くろしお」(オーシャンアロー) として運用されている、HB631編成でした。

18日は、JR貨物機関車「EF210-323」でした。



20日は287系で、「クモハ287-6」「モハ286-4」「モハ287-104」「クモロハ286-4」の4両編成でした。



福知山電車区所属で、山陰本線などで特急として運用されている、FA04編成でした。

24日は683系で、「クハ683-705」「モハ683-1305」「クハ682-505」の3両編成でした。



吹田総合車両所京都支所所属で、北陸本線などで特急「サンダーバード」として運用されている、V35編成でした。

ところで、JR車両にかかれている記号についてですが、「ク」制御車=運転台がある車両、「モ」電動車=モーター付きの車両、「ハ」普通車、「ロ」グリーン車、「ヤ」は職用車=役所のヤ、です。
「クモヤ」は、運転台があるモーター車で、事業用車、「クモロハ」なら、運転台があるモーター車で、グリーン席と普通席がある車両になります。

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モンゴルの声 Eベリカード

2023-04-25 | 海外局ベリカード
VOM「モンゴルの声」の日本語放送を聴いていただいた、Eベリカードです。

VOMのロゴと、ウランバートル市内の、「ノミン・デパート」前の広場に設置された、「ビートルズのブロンズ浮き彫り像」の写真が使われています。



社会主義時代のモンゴルでは、ビートルズのような西洋ポップ・ミュージックの演奏は、禁止されていました。

その後、音楽好きの若者が、路上でギターを演奏するような1980年代を経て、1990年前後からロック・バンドが結成されるようになりました。

1992年に民主主義体制へ移行したことで、音楽演奏活動が自由に出来るようになりましたが、困難だった当時の状況を表そうと、市民らの寄付による、このような記念碑が、2008年に建てられたのだそうです。

さて、この日の受信状態は、良く聴き取れました。




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プラハの風景写真  グレボフカの建物と公園

2023-04-24 | エトセトラ
今日は、昨日に続いて、チェコ・プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」の続きです。
街の中心部から東南の、ヴィノフラディ丘陵にある、「グレボフカ」の建物と公園の写真です。

ヴィノフラディ(Vinohrady、ワイン城の意)という地名の由来は、14世紀頃から、このあたり一帯がブドウ畑だったことから、そのような名が付けられています。

丘の高さが200〜245 mのところに、鉱業と鉄道で財をなしたプラハの実業家、「モーリッツ・グレーベ」(Moritz Gröbe 1828-1891) が、1871年~1888年にかけて、ネオルネッサンス様式の邸宅、グロッタ (人工洞窟)、ハウス群、ブドウ園、公園といった、複合施設を建設しました。

建設にかかった総費用は、176万オーストリア・クラウンと言われ、今日の、約25億ユーロに相当します。
(グレーベの別荘 (Gröbovka) から採られた「グレボフカ」(Grébovka) ですが、別名を「ハブリチュコヴィ・サデイ」(Havlíčkovy sady) とも言うようです。ハブリチェク? の施設? という意味なのか? )



玄関前には、噴水があり、ギリシャ神話のトリトンの像になっています。



人工の洞窟「グロッタ」です。人工岩はレンガとモルタルで、鍾乳石はセメントと漆喰で塗られました。庭園を、こうしたもので装飾するのが、当時、流行していました。





2 階の展望台から見た風景です。





噴水の吹き出し口は、口を開いているワニです。



池も造られています。



ブドウ園です。



ブドウ園に造られた望楼です。



ブドウ園の下は、公園になっています。



この地域は、1945年2月に爆撃を受けたりしましたが、修復されて、1964年に文化財登録され、1989年からはプラハ市の所有として、プラハ2区によって管理されているそうです。


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プラハの風景写真  イースター・バザールの風景など

2023-04-23 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」で、今回は、今月9日の「イースター (復活祭) のバザール風景」などの写真です。

市の中心部、「ヴァーツラフ広場」の地下鉄・ムシュテク (Můstek) 駅付近の、バザール会場に登場した、イースター・バニー (復活祭のウサギ) です。



ベンチにもなっていて、飾られているウサギ像の両脇に座って、記念写真が撮れるようになっています。

イースターのウサギは、イースター・エッグを運んでくる、キャラクターになっています。イースターの卵は、生命や誕生の象徴であり、また、ウサギは多産であることから、生命の復活と繁栄を祝うイースターのシンボル、とされています。(ウサギは、西方教会のみのキャラクター、とのことです)

「旧市街広場」では、この時期、広場中央に見物客用のデッキが組まれていて、その回りにお店が出ています。





ここにも、巨大なイースター・エッグと、イースター・バニーの像が置かれていて、記念撮影をする人たちの姿があります。



次は、街中の、「サイゴン・ビストロ」と言う名前の、ベトナム・アジア料理店です。



メニューは、各品119~159 コルナ (約600~800 円) になっています。

4月に入り、暖かくなって、「平和公園」に植えられている木々に、花が咲きました。



モクレンの花のような感じです。

警官とホームレスです。職務質問のようなことをされているようです。



暖かくなってくると、プラハの通りで、ホームレスの人々を見かけることが増えてくる、とのことです。
(例えばの話ですが、プラハの公共交通機関の地下鉄やバス、トラムには、改札がありません。それで、無賃乗車をしようと思えば出来てしまいます。無賃乗車した彼らに罰金を科しても、支払えないので、実際は無意味となります。観光客への物乞いなどで、彼らにお金が入ると、お酒に使ってしまう傾向があるそうです)

「平和公園」の東南方面の、ヴィノフラディにある「グレボフカ」(Grébovka) の丘から眺めた、市街地です。







南方面の、ヌスレ (Nusle) 地区やパンクラック (Pankrác) 地区、西方面の、地下鉄・ヴィシェフラド (Vyšehrad) 駅周辺の風景です。ホテルや高層ビルが、建ち並んでいます。



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KTWRフレンドシップラジオ E ベリカード

2023-04-22 | 海外局ベリカード
グアムより、毎週日曜日夜9時16分から短波9975kHzで放送している、「KTWR日本語放送フレンドシップラジオ」を16日に聴いていただいた、フレンドシップカードNo.107です。

リスナー撮影による、「弘前さくらまつり」の写真が使われています。
今年の、さくらまつりは、昨日からスタート。



例年、ライトアップされた夜桜が、城堀の水面に映えて、美しい風景になっています。

さて、この日のFRの受信状態ですが、良好でした。



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モンゴルの声 Eベリカード

2023-04-21 | 海外局ベリカード
VOM「モンゴルの声」の日本語放送を聴いていただいた、Eベリカードです。

VOMのロゴと、街路樹に雪が降り積もっている風景の、「雪のウランバートル」の写真が使われています。



さて、この日の受信状態は、良く聴き取れました。




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4月中旬の花・虫

2023-04-20 | エトセトラ
4月中旬の、庭の花・虫の写真です。

「ツツジ」が、咲いています。



「ハクチョウゲ」の花です。「オオデマリ」の花は、黄緑から白くなりました。



「ハナミズキ」の白い花は、散り始めました。



蝶がやってきました。「モンシロチョウ」や、「アゲハチョウ」です。



「ツツジ」にやってきた、アゲハチョウです。





もう1匹がやって来ました。オスとメスなのでしょうか。しきりに、(オスが) 絡もうとしています。
逃げる (メス) を追いかけて、2匹が空中で絡み合いながら、10m以上空高くまで上り、どこかへ行ってしまいました。





虫では、「ハエトリグモ」です。



「ホソヒラタアブ」や、「ガガンボ」です。






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4月中旬の花・虫

2023-04-20 | エトセトラ
4月中旬の、庭の花・虫の写真です。

「ツツジ」が、咲いています。



「ハクチョウゲ」の花です。「オオデマリ」の花は、黄緑から白くなりました。



「ハナミズキ」の白い花は、散り始めました。



蝶がやってきました。「モンシロチョウ」や、「アゲハチョウ」です。



「ツツジ」にやってきた、アゲハチョウです。





オスとメスなのでしょうか。しきりに、(オスが) 絡もうとしています。
逃げる (メス) を追いかけて、2匹が空中で絡み合いながら、10m以上空高くまで上り、どこかへ行ってしまいました。





虫では、「ハエトリグモ」です。



「ホソヒラタアブ」や、「ガガンボ」です。






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小川のカモたち、その後  (4/8-19)

2023-04-19 | エトセトラ
近くの小川にいる、カモなどの鳥たちを撮りました。前回からの続きです。

4月8日は、「カモ」が4羽いました。



前日の降雨で水かさが増し、流れが少し速くなっていました。散った桜花が、川面を流れていました。岸に上がっているカモも。

9日は、5羽いました。





岸に上がって、羽根繕いをしている、のもいました。



10日は、あちこちに10羽いました。





「カメ」が、石の上に上がっていました。



11日は、あちこちに8羽いました。





「ムクドリ」が、水浴びをしていました。





13日は、5羽いました。





「カメ」が、水の中にいました。



14日は、3羽いました。



「ハクセキレイ」がいました。



16日は、4羽いました。



川岸近くの木に、「カラス」がいました。電柱の支柱には、鳥が留まらないように、突起物が付けられています。



「カメ」がいました。



17日は、2羽いました。



川の中に「カラス」がいましたが、カモが近づくと、飛び立っていきました。



「カメ」が、水中から頭を出していました。



「ムクドリ」が、水浴びをしていました。



18日は、2羽いました。



今日、19日は、2羽いました。雨が降ったり、止んだりの日でした。天気が悪いと、カモの数が少ないようです。



「ハト」が、やってきていました。






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チェコの古い雑誌から 日本の風景など

2023-04-18 | エトセトラ
昨日取り上げた、チェコの「ラジオ・プラーグ・インターナショナル」のベリカードは、昔の写真を使ったものでした。

ちょうど、今日は、昔の事柄になりますが、チェコ・プラハに住む友人から「プラハの風景写真」の他に送られてきた、チェコの古い雑誌に載っている、「日本の風景」などの写真についてです。

まずは、1926年10月発刊の雑誌「Letem světem」(誌名「世界を飛び回る」) の、1927年(昭和2年)2月3日号の表紙です。



「Gejša no “Juki-mi” (芸者の雪見)」というタイトルの写真が使われています。チェコ語のスペルで「じゅきみ」は、雪を眺めることを意味します。

他には、「雪景色の日本」として、金閣寺、京都御所、天橋立、嵐山渡月橋の写真が載っています。







記事中では、明治天皇が1912年に書いたという、短い詩 (短歌?) が紹介されています。

この年の号では、人物としては、「寺尾文子さん」が取り上げられています。



彼女を、地球上で最速の女性アスリート (当時の女子100m世界・日本記録保持者) と呼び、また、才能のある女優でもある、としています。(下は、ネットに同じ写真がありました)



ところで、寺尾さんは、ニット帽にセーター姿で走っていた? 写真用ポーズだけ?
(この頃の記録保持の有名選手は、人見絹枝さんでした。推測ですが、2人とも1930年に開催されたプラハでの第3回国際女子競技大会に参加したのかも)

さらに別の号では、日本の小学生についての写真と記事があります。



通学姿や、凧あげをしようとしているところです。「日本の学童たち」のタイトルです。(ネットにも同じ写真がありました。「1914-1918年の日本の子供たち」)



通学姿のは、色付け写真ですが、紙面は、なぜか裏焼きで使われています。

(芸者の雪見の) 雑誌の表紙も、ネットにありました。



この写真は、実際に雪の日に歩いているのではなく、室内で撮られたもので、外国人向けの絵葉書か、何かでは。

この頃は、このような浮世絵美人画に通じるシチュエーションの写真が、多く撮られていたようです。(ネットで探すと、いろいろ出てきました)



この雑誌では、遠い東洋の異国・日本が、よく取り上げられていたようです。
当時、西洋に追いつけ、の日本でしたので、チェコからも多くの技術者がやってきていたでしょうから、母国では日本への関心も高かったのでしょう。

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Radio Prague International  ベリカード

2023-04-17 | 海外局ベリカード
チェコの「ラジオ・プラーグ・インターナショナル」のインターネット英語放送を、3月に聴いていただいた、ベリカードです。

チェコラジオ100年シリーズで、「Patients from Nový Smokovec」(ノヴィー・スモコヴェツからの患者たち) という、タイトルが付けられた写真です。



ベランダに置かれたスピーカーの周りに、30人ほどが集っている記録写真になっています。男性は、スーツ姿にネクタイをしている人が多いので、とても「患者」という感じがしませんが、この写真撮影のために正装しているのでしょうかね。

ノヴィー・スモコヴェツは、スロバキアにある町で、1875年にこの地域のハイタトラ村に、結核治療の療養所が建てられたそうで、そこで撮られた写真です。






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