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ゼレンスキー氏は西側に裏切られたと感じ、怒っていると米誌タイムが報道 勝つための選択肢はなく、戦争に負けているという敗北感がゼレンスキー政権内に漂う

2023年11月01日 05時20分33秒 | 日記

ゼレンスキー氏は西側に裏切られたと感じ、怒っていると米誌タイムが報道 勝つための選択肢はなく、戦争に負けているという敗北感がゼレンスキー政権内に漂う

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画像:Alessia Pierdomenico / Shutterstock.com

《ニュース》

米誌タイムが、ウクライナのゼレンスキー政権の苦悩ぶりを詳細に伝えています(10月31日付電子版)。ゼレンスキー大統領の頑固さがウクライナの選択肢を狭めているほか、大統領の側近が9月に行った訪米の中止を進言したり、軍の人員不足が深刻化したりしていると、主要メディアがこれまで伝えてきた実情と真逆の内容を報じています。

 

《詳細》

ゼレンスキー氏が9月下旬に米ワシントンの国立公文書館で行った演説は、米世論を刺激し、ロシアに勝利するためのウクライナ支援をより多く引き出すために計画されました。しかし、"英雄的な歓迎"を受けたとされる昨年末の訪米とは全く異なり、米議会での演説が共和党の抵抗によって拒否され、米保守派が多く視聴するフォックスニュースへの出演も叶わないなど、ゼレンスキー氏の側近が外遊の効果を疑問視して中止を進言する中、訪米を強行しました。

 

タイムは、「国立公文書館で演説した時、ゼレンスキー大統領はよそよそしく動揺していた」とした上で、彼は演説後の勲章を授与する式典中に早く進行するよう主催者に催促するほどだったと指摘します。演説自体も1時間以上遅れて始まり、その理由はホワイトハウスと国防総省との会合が長引いたためでした。恐らく、政権からの反応が色よいものではなかったのでしょう。

 

戦争開始から2年目を迎える中、ゼレンスキー氏は楽観主義やユーモアのセンスに満ちていますが、政権関係者は「彼は最新の報告を受け取って命令を下すと、部屋から出ていくだけになった」と述べ、戦争に勝つための手段を与えず、ただ生き延びる手段のみ提示する西側諸国に裏切られたと感じているといいます。

 

とはいえ、ゼレンスキー氏の信念は今のところ揺らいでおりません。ロシアに最終的に勝利すると信じているものの、その姿勢は大統領顧問を困惑させているようです。ある顧問は「ゼレンスキー大統領は自分自身を欺いている。我々には打つ手がない。戦争にも勝っていない」と苛立ちながら語り、別の側近はロシアとの和平交渉をタブー視する同氏の頑固さが、新しい戦略やメッセージを発信する政権の努力に水を差していると語っています。

 

さらに、ウクライナ大統領府から直接命令が下されても、前線の指揮官がそれに従わない現象が起き始めているほか、同じく大統領府が10月にロシアが制圧する東部ゴルロフカ市を奪還する作戦を軍に要求して拒否されたこと、軍の一部部門は武器・弾薬不足より人員不足の方が深刻であることなども伝えられています。


10年間止まったままの北海道・泊原発、規制委はまたも地質調査で審査引き延ばしへ 原発を止め続けることのリスクは大きい

2023年11月01日 05時19分34秒 | 日記

10年間止まったままの北海道・泊原発、規制委はまたも地質調査で審査引き延ばしへ 原発を止め続けることのリスクは大きい

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洞爺湖と山並み。原子力規制委が火山噴火の際の泊原発への影響を指摘する。

《ニュース》

原子力規制委員会が、北海道電力泊原子力発電所の再稼働の前提となる火山活動を評価するため、10月30日から原発周辺の地質調査を行っています。

 

《詳細》

規制委は、泊原発から10キロメートルにある地層を視察。11万年ほど前に、現在の洞爺湖付近の火山が噴火した際に、火砕流が到達して堆積した状況について調査しました。北電は「11万年前の火砕流が現在の泊原発の敷地に到達した可能性は否定できないが、巨大噴火が起きる可能性は低い」と説明していますが、規制委は引き続き調査を行うとしています。

 

また、近くの別の地層について、これまでの研究で「火山の影響」が指摘されている一方、北電は「火山由来ではない」と主張しています。規制委は、30日の調査では判断できなかったとして、北電にさらなるデータを提出するよう求めていると明かしています。

 

北電は泊原発3号機の再稼働を目指し、2013年に規制委に審査を申請していました。ところが原子力規制委は、東日本大震災後の新規制基準に基づき、これまで「沖合の活断層」や「敷地内の断層」などについてのリスク評価の不備を指摘し、10年経った今も審査は終わっていません。新規制基準では原発から半径160キロメートル圏内の「火山活動のリスク評価」も加わり、審査が長期化する原因の一つとなっています。