トウゴマ(唐胡麻)である。
見辛いけれど、赤いのは雌花、下部の白いのが雄花だ。
大分前に、どこかの植物園で見ているが、もう何年も前なので、見つけた時には名前が出て来ず。
遠い記憶を手繰り寄せているうちに、ヒマシ油という言葉がポンッと浮かんだ。
そう、ヒマシ油はこれの種子から採れるものなのだ。
ネットで確認してみたら大当たり。
ただ、赤いのが花という思い込みで、見つけた際、写真をその部分中心に撮ったのは間違いであったが。
ヒマシ油って、毒っぽいイメージがあったのだけど、それは思違い。
種子自体には猛毒のリシンが含まれているけれど、搾った油からは取り除かれるので大丈夫なんだそうだ。
抗菌、抗炎症作用が強く、皮膚炎や筋肉痛などにも効果があるそうで。
昔は下剤に使われていたと聞いたことがあるけど、水虫にも効果があるとは驚きだ。
こういう効果はともかく、妙ちきりんな花が咲く植物は、是非育ててみたいわ。
今日は朝からいい天気。
気温も上がって午前中は暑かった。
というのは、午後になって霧が上がってきて、海岸端は空気が冷えたせい。
街中はそうではなかったので、午後涼しかったのは海端だけだったと思われる。
おかげで、午前中はいい感じに乾いていた洗濯物は湿気てしまった。
仕方ないので、乾燥機で仕上げたが、涼しいのはありがたくても湿気るのは困りもの。
贅沢な、と言われたらそこまでか。
昨夜はもうヘトヘトで、8時には布団に転がっていた。
今日のお弁当はお休みさせてもらったので、ゆっくり休めたけれど、疲れが抜けた感じはしない。
しみじみ体力の低下を思い知らされる。
それでも、昨日は雨のおかげで、郡山も気温が22度前後と低かったのは助かった。
今日だったら30度オーバーだったから、疲労度は更に増していただろう。
只見の方は床上浸水した家屋はあったようだが、人的被害はなかったようだ。
でも、土砂崩れで国道、県道等々、通行止になっている箇所が随分とあるみたい。
駒止峠も土砂崩れがあったようだが、今回は車の往来はできるようだ。
とはいえ、被害の程度が分からないので、片側交互通行での可能性もあるなあ。
家の近くの川も、あと数mで氾濫するくらいまで水位が上がったようだし。
家のある別荘地には被害はなかったようだけど、水が川のように道を流れていたみたい。
一応、背後の山は崩れるような軟弱地盤じゃないけど、この規模の雨が続いたらどうなるか分からんわ。
小学校は明日が終業式。
長い夏休みが始まる。
息子は明後日までだが、夏休みの大半は課外を受けるため登校。
休みはあってないに等しいと嘆いてはいるが、自分の学力を考えたら、それでも足りないと母は思う。
今年の夏休みもゆっくりできなさそうで、今からげんなりしている。