― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

ありえない? … そんなどころじゃありません  ― Deja vu ―

2014-08-10 | ロック・ユキ丸・チャチャ丸 話
 
本日は、台風11号の影響で、
横浜では 何度も 激しい雨が降り、強い風が吹き荒れました。
もう大丈夫かな と思っても 急変するため、
今日は一日 安心できない日となりそうです。


つい1か月前、 ありえないようなこと が起きて、
チビ猫が我が家の一員となりました。  (その時の詳細については こちら で ご覧ください。)
ロックの時のこと があるから 名前がなかなか決まらず、
私は 「おチビ」 、娘は 「シロマル」。(ロックの時の詳細については こちら で ご覧ください。)
いつしかそう呼ぶようになっていました。
でも、みんなの予想が 女の子 だったため
今回は女の子らしい名前にしようということで 「ユキちゃん」 と呼ぶことに決めました。

   娘は最初、「<ロック>の次は <ポップ> がいい!」 と言い張っていました。
   それがいつの間にか 「シロマル」 になっていたというのだから勝手なもんです。
   ロックはもうすでに 「おチビ」 だと思っているようでした。
   「ユキちゃん」 というのも娘の提案。  季節外れだし 真っ白ではないし、
   最初は違和感を覚えましたが、それをくつがえるほどの名前が思いあたらず、
   <ちょっと汚れちゃった雪> ということで納得するに至りました。
   本人(本猫)も ロックも、今はまだ まったく他人(他猫)事のようですが、
   そのうち受け止めてくれるようになることでしょう。


ふたりの距離も 縮まってきているようではあります。

     
なんだかんだ いっても、けっこう打ち解けてきているふたりです。
       

ユキちゃんは ちょっと <より目> っぽい目つきをすることがあります。
鼻には鼻の穴みたいな模様があるし、
美人(美猫)とは云えないけれど、愛嬌のある顔です。
ビビリなのに、ロックにだけはゴロゴロ云って付いて回り、しつこくまとわり付く。
私の傍で まったりと過ごすことが出来なくなったロックは 煩わしく思う時も多いようで、
なるべく距離を置くようにしているみたい。
それでも シャーシャーいうことは ほぼ 無くなりました。

 
しつこく付きまとって甘えたら
 
念入りにお手入れを してくれました。

最後にチュッ!  大満足ぅ~!

自分から甘えていって 可愛がってももらったのに、
なぜか 急に変貌 して 襲いかかり、噛みつく!
その急変ぶりは 意味不明!


優しくしてくれた先輩 に、なにその態度!

我が家に来て 1ヵ月経つ ユキちゃんは ロックの 1/5 強ほどの体重になりました。
来た頃よりは大きくなったけど まだまだ小さくて軽い。
それなのに 優しいロックに あまりに過激に、身勝手にからみ過ぎるので
最後には怒られ、ねじ伏せられます。

 
遊びにしては過激だし、とにかく しつこい! 
 
けっきょくは怒られておとなしくなるのに、途中じゃ止められない止まらない!?

性格は けっこう自由気まま。
今まで飼った中では一番 <猫らしい>と云える子かもしれません。
人にはなかなか懐かなかったのだけれど、最近 やっと認めてもらえるようになり、
ビクビクして触られるのを拒む という仕草はなくなりました。



 … と ここまで書いてきて
まだまだ ユキちゃんの様子を書きたいところだったんですが、
ありえないどころじゃなくなったのは この先です。


私が外出から帰ると、いつも迎えに来てくれて すぐに肩に乗る ロックが出て来ない!
  〔 あれっ、今日は来てくれないんだ! 暑いからバテてるのかな!? 〕
珍しいな とは思ったけれど 心配する というほどには思っておらず、
現に 部屋へ行ったら モサッと出て来たので すぐに抱っこしてやりました。
ところが … なんだか 落ち着かない様子!
しばらくすると 鳴いて逃げて行ってしまいました。
  〔 変なの! いつもはあんなにベッタリなのに …! 暑いから機嫌が悪いのかなぁ!? 〕
この時も ちょっとおかしいな と思った程度で 素通り しましたが、
ロックの一連のこの不可解な態度のわけ。
まもなく理解できることとなります。


しばらくすると、娘が ユキちゃん用に買って来た 竹の大ザルを持って現れ、
 「ねぇ 見て~!」 と言いました。
  〔 なに、ユキちゃんが可愛い恰好で寝てるの? 〕
  〔 それとも また何か 猫グッズ 買って来ちゃったの? 〕
まったくの無防備状態で 何気なく目をやると 
そこにいたのは またまた 仔猫
 「エッエッ、何これ
  〔 この驚きの光景、 つい先日味わったばかりのような …? デジャヴ!?? 〕
いえいえ、前回以上の驚きでした。
驚き過ぎると現実逃避するのか 一瞬 夢かと思えてしまう。
けれども すぐに グイッと引き戻されます。
 「また   ありえないわよね~
すると娘が
 「この子 ひとりで具合悪そうにしてたの! この前の雷雨の時に風邪ひいたんじゃないかな!?
  目ヤニで目が見えなくなってるみたいだし、くしゃみが酷くて 鼻づまりで息も苦しいみたい!
  このままじゃ死んじゃうと思って連れて来ちゃった!」
私はもう唖然!
娘も さすがにバツが悪いと思ったのでしょう。
いつもは全部 私任せ なのに、
 「あんまりにも汚いし、ノミもいたからお風呂に入れたんだ!」
 「入れかたがよくわからないから うまく洗えてるかどうかわからないけど、
  しばらくお湯に漬けたし、ノミ取りシャンプーもよく泡立てて洗ったよ!」
 「とにかく まったく逃げないし、助けてほしそうだったんだもん!」
 「ママだって 見たらほっとけないでしょ?」


洗っても拭いても、顔はすぐに汚くなっちゃって 可哀想!
確かに、
洗って 体はきれいになっているようだけれど、顔は酷く、
目ヤニで 瞼はくっ付き、くしゃみが出だすと 止まらないほどの大連発!
黄色っぽい鼻水まで出ています。
鼻づまりも酷くて 口でしか息ができないようだし、声もあまり出ないのか、
小さなかすれ声だったり、鳴いているような口をするだけだったり …!
とにかく ウエットティッシュで 目や鼻を 汚れたら拭く 汚れたら拭く の繰り返し!
不安を和らげるため しっかり抱いて 体を温めてあげると
ゴロゴロと喉を鳴らし、声の出ない口で訴えるように鳴きながら されるがまま!
ホッとしたら 睡魔に襲われたようで、意識を失うに寝てしまいました。
  〔 どれだけ不安だったことか! 〕
そう考えたら、やはり放ってはおけないな と思いました。

 
鼻づまりで 口が開いちゃってます。

このまま寝られればよかったのに、
<チビボロちゃん> は くしゃみで何度も起こされてしまいます。
その間に トイレに連れて行き、ご飯をあげました。

   トイレではすぐに大量のおしっこを しました。
   練餌は鼻に付いて食べにくそうだったので 指に付けて舐めさせました。
   こんな状態では 餌を探せるはずもなく、
   そんなに都合よく 食べやすい餌があったとも思えない!
   私の指を何度も噛みながら、くしゃみを連発 しながら、
   夢中で食べている <チビボロちゃん> の姿は
   生きることの大変さを物語っているようで、指の痛さより
   見つかってよかったな と思わずにはいられませんでした。


ほとんど目が見えていないようで、

舐めているうちに歯が当たると つい噛んじゃうみたい!

夜、 今回は 寝かせる場所 をどうしようかと考えましたが、
私のベッドには ロックとユキちゃんが来ます。
風邪が移ってはいけない という以前に
このふたりが <チビボロちゃん> に慣れていないから 絶対嫌がるのは目に見えている。
みんなが落ち着いて寝られなくなるので
連れて来た責任者、娘の部屋に連れて行くよう言いました。

   カゴに入れ、暖かく包んであげると、<チビボロちゃん>は すぐに寝てしまいました。
   くしゃみは落ち着いても 鼻づまりが酷く、ほんの少し残ったジュースをストローで
   吸うような音が離れた場所まで聞こえてきて 可哀想なよう!
   それでもこの子にしてみたら、安心が得られ、お腹もいっぱいになり、ドッと出た
   疲れで 苦しさも意識に上らないくらいの眠気に襲われるようです。


安心 して、ママに抱かれてる夢でも見ているのかな!?

野良猫ちゃんが命を落とす可能性は 飼い猫の数倍高いと云われています。
抵抗力の低い仔猫はなおさらでしょう。
不安が解決されたわけではないけれど、ひとまず、助かってよかった!

   一段落 したのは午前2時過ぎのことでした。
   <チビボロちゃん> がいなくなったので、ふたりも 安心したように熟睡していました。



またまた 長くなりそうなので 今回はこの辺までにしておきます。
それにしても、
猫ってそんなに落ちてるものではない と思うんだけど …
その点が不思議でなりません。
娘だって わざわざ誘拐してくるわけはない!
だけど、ユキちゃんが我が家に来たのが 6月27日、この子が 7月28日。
わずか 1ヵ月です。
ロックは 昨年の6月9日でした。

マーブルが亡くなってしまったのが 去年の 3月24日。
もう生き物は飼わないと思ったのに、
わずか 1年4ヵ月余りで3匹になるなんて 誰が想像できたでしょう。
しかも、自分が生きて行くのも大変だと思っている このご時世に …!
神様もヤンチャをされるものです!

そのうち 青島(※) みたいに 猫だらけになっちゃうんじゃないかと不安に思いながら、
けっきょく今回も いやおうなしに家族増員となってしまいました。

ホントに どうなっちゃうんだろう と不安を感 じながら、癒されてもいます。
お互いに そう思い合えるなら、まだ みんな必要とされている ということ。
ロックや ユキちゃんや この子にも
我が家に来て 何かしら いいことがありますように と祈りながら、
さらに切り詰めて、 またまた頑張るっきゃないわね~!


生活疲れで老けないようにしなくっちゃ!


    ※ 青島は 瀬戸内海(伊予灘)海上に位置する愛媛県大洲市の島。
      東京ドームとほぼ同じ面積の小さな島だそうです。
      わずかな平地に集落が密集 しており、現在は廃屋も多く、全島民数 15名。
      2000年頃から猫が自然繁殖 し、今は 100匹を超えているそうです。
      これだけ多ければ 住民に迷惑もかけてきたことも確かでしょう。
      猫は年2回 6匹ほどの子を産みます。 このまま増えたらどうなるでしょう?
      可愛いはずの猫たちだって大変!  病気の猫がいたら 感染することだってあります。
      ただ 餌をやればいい というだけのものでもないと思います。
      近年 猫目当ての観光客が急増 しているようで 私も行ってみたいとは思うのだけど、
      島に渡る観光客には 去勢援助金の一部負担を してもらうなど、これ以上増やさない
      ための方法を考えたほうがいいのではないかと思います。
      生まれてから命を断つことは出来ません。
      だけど、増え過ぎれば 殺処分される可能性も出てきます。
      その前になんとかしないと可哀想!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

一瞬 「これは デジャヴ?」 って思ってしまいました … ということで
2006(平成18)年 4月 5日発売、アルバム収録曲
                      秋元順子 さん の  『Deja vu』
(作詞 = 花岡美奈子 さん/作曲 = 花岡優平 さん)

「マニキュア付けてドレス揺らして 鏡 覗(のぞ) いたら
                      昔好きだと言われた時の 匂いが Deja vu」
   「ふとした仕草を あぁ覚えてる… 首筋すべる指に絡む」
     「あの日と同じように 合図をするわ ピアスを外したら 抱き締めて」

   ありえない驚きの繰り返しは まるで デジャヴ のようでした。
     <二度あることは三度ある> ということわざがあるけれど、
     これって ロックを入れてのこと?
     まさか また1ヵ月後に こんなことが起こる なんてこと、
     それこそ あるわけないわよね!?
     ちょっと恐怖を感 じています。    
                    (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

この曲は ファーストアルバム 「マディソン郡の恋」 の 4曲目に収録されています。
間奏に 秋元さんのため息が入る ちょっと怪しげで セクシーな曲。
  ♪ 少女の私より 愛 して欲しい
まだ幼かった頃の 初恋の相手?
再会 して ダンスを しているうちに …?
作詞者の意図まではわからないけれど、
歌の中なら 不倫だろうと 出来ちゃう!
秋元さんの曲は いつも、歌詞のひとつひとつを考えると
自分なら こんな風にはならないだろうな とか
こんな気持ちは理解できないな とか ここの歌詞だけは好きじゃないな とか
否定的になる部分があることも多いのだけれど、
それでも好きな曲が多くて不思議!
俳優さんと同じで、歌っている間は その人になったような気分になるし、
もちろん、共感する部分もたくさんあるから ということなのかもしれません。
  ♪ 昔の私より 愛 して欲しい
酸いも甘いも噛み分ける大人になったからこそ 角が取れて丸くもなる。
同性とか異性とかに囚われず、
いつも、<今のほうが上手な付き合いかたが出来る> と思えて、
ちゃんと実行できたら いいですね。
               (秋元さんの他の記事は
                   こちらこちらこちらこちら で ご覧ください。)


  〔 これって デジャヴ? 〕 と思うようなことは たま~にありますが
解明には至らず、いつも 不思議に思うだけです。
でも、こんな驚き体験の 「どこかで 見たような …!?」、
「この前とそっくり!」 は、もう たくさん!

    ※ <デジャヴ> は フランス語。 <デジャヴュ><デジャブ>ともいいます。
      ある光景を目にした時、前にも同じ光景を見たことがあると錯覚する現象。
      未体験の事柄であるはずなのに、過去のどこかで体験したことがあるかのような
      感覚を覚えること。
      記憶の中にある昔の映像と 今見ている映像が 脳内で関連付けられたのに、
      昔の記憶の詳細を思い出せない場合に生ずる違和感だという説もあるようです。


これって デジャヴ?

今回みたいな驚きは もういりません!


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