― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

小鳥さんのためのレストランの今季閉店も間近!  ― 愛のままで… ―

2013-03-09 | 動物・生き物 に関するお話

3月に入り、暖かい日が増えてきているようです。
寒桜 が 満開 だとか、 河津桜 が 七分咲き、八分咲き?
春が間近 と感 じる便りも聞こえてきます。
冬は もう 終わりです。
ただ、PM 2.5 や 黄砂、そして 花粉 による被害が増えているのは 心配!


庭に作った 小鳥さんのための餌台。
冬の間は 餌が少ないと思われるので 欠かすことなく 砂糖水リンゴ
時には みかんバナナ
いずれかを 少 しずつ置くように していました。
                   (以前の 小鳥さんと餌台のお話 については こちら で ご覧ください。)
   たくさん置くと、
     突(つつ)いているうちに 落ちてしまうことがあります。
     乾いて しまうこともあります。
     〔 せっかくなら 「美味 しい!」 と思って食べてもらいたいじゃない! 〕 という気持ち!
   それは 食事を提供するお店 と同じで しょう。
   調理するわけではないけれど、小鳥さんのためのレストラン の経営者気分 です。
   また、毎日あげるためには 何日分かに分けないと厳 しい という現実もあります。
   それでも 〔 なにか してあげたい~! 〕 と思う気持ちが消えないのは、
   それが 自分の喜び でもあるからです。
   たいしたことは出来ないけれど、少 しでも役に立てたら嬉 しい!
   そういった思いで、今までにも 数々の動物さん達と関わってきました。
   ただし、彼らにだって ちゃんと、<善意の押 し付け> にはならないよう配慮 し、
   親が子に感 じるような <無償の愛> と、できるだけ<最低限の関わりかた> を心がけて …!

   そんな思いが わかってくれている というわけではないで しょうが、
   彼らは <私のレストラン> で ちゃんと <お支払い> を してくれているんです。
   彼らから いただけるのは、もちろん お金ではありません。
   癒 し という とても嬉 しい時間です。
   <無償> と思っているから、嬉 しさも倍増!
   人間だったら考えられないと思うのに、落ち着かない動きが 本当に 可愛くて、笑顔になれ、
   いくら見ていても厭(あ)きることがありません。

   もし 餌台を設置 していなければ …、 餌を置いていなければ …、
   目にすることは出来ない情景です。
   それを見れて、それが倖せだと思えるわけだから、
   極端なことを言えば、1食抜く くらいのことは 苦もなく出来ます。


             そのおかげで、
             先日は 驚くような光景を目にすることが出来ました。
   <貧乏レストラン> に ひっきりなしにやって来るのは メジロ さん達 です。 
      ほとんど ペアでやって来て、まずは ちょこまかと枝を移動 しながら 偵察!
      次に 1羽が餌台に移り、そこからまた 周囲を偵察 し、
      安全が確認されると、1羽づつ交代で、または 2羽で一緒に食 します。
      果物を摘(つま)んでも、砂糖水を飲んでも、そのあと上を向く仕草が とても可愛い!

   そんなメジロさんを含め、ご来店くださる小鳥さん達は 甘い物が大好きです。
   だけど、〔 ケーキみたいな物は食べるのかしら!? 〕
   ずっと疑問に思っていたので、
   賞味期限切れになってしまった カステラ を 少 し置いてみました。
      〔 絶対食べてくれるはず! 〕 と信じてはいても、見たわけではないから 言い切れない!
      餌台に置くことで、もし それが確認できたら嬉しいな という思いがありました。


   そこへやって来たのが、最近 姿を見せるようになった シジュウカラ さん。 

      1羽で来て、やっぱり最初は 偵察!
      何だか やけに気にしている様子なのが不思議に思えましたが
      その後 やっと餌台に移って、最初は リンゴ、 次に カステラを食べ始めました。
       〔 わ~っ、やっぱり食べるんだ~! 〕  信 じてはいても 感動するものです。

   ところが すぐに メジロさんがやって来て、
    「ここは私達の縄張りよ!」 とばかりに シジュウカラさんを威嚇!
   そして、なんと 飛びかかって行ったんです!

        〔 え~っ! こんな小さな小鳥たちも争いをするの!〕
      初めて見る光景に びっくり!
      けれど 私は室内にいてガラス越 しでの 覗き見(?)中!
      命に関わることなら すぐにでも出て行くけれど
      そんな風には見えないので じっと息を殺 して見ていました。
         気付くとすぐに逃げてしまうので、彼らの来店を カメラに収めるのはとても難 しく、
         邪魔 しないよう 遠くから <ガラス越 し> に撮るため、画像はいっつも ボケボケ!
         この時は 動ける状態にあらず、ボケボケ写真さえ撮ることが出来ずに もっと残念!


   争いは 餌台の上から 空中のぶつかり合いにまで及びました。
   そして …  シジュウカラさんが退散 して、終了!
   メジロさん達は 何事もなかったように 餌を食べていました。

        取り合いなんか しなくたって 餌は充分にあるのに …
        同種なら 喧嘩なんて しないで しょうに …
        数倍大きい ヒヨドリ 君になら 絶対に向かってなんか行かないと思うのに …
      人を見る というか 鳥を見る というか
        [ 人(鳥)種差別 ] みたいなものが 小鳥の世界にも ある というので しょうか!?
        体が小さく勝てる相手だから と 見下した ので しょうか!?
      この時ばかりは < ちょっと生意気 > な メジロさんで した。

   ところが、この日から 2~3日後、               
   今度は メジロさんが ヒヨドリ君に 威嚇され、追い払われていました。
   強いもの勝ち!?  さすがに < いい気味 > だとは思えませんでした。

      せっかく ご近所に住み 同じ餌台を見つけて来るようになった 顔見知り同士。
      たまには 井戸(餌台)端会議でも してみたら いかが!?
      それに、 無くなったら また追加 してるのは みんなが食べられるように ってことなのよ!
      <強食> じゃなくて <共食>!   共に譲り合って食べなきゃ駄目!
      もう春が足元まで来ているんだもの。 あと少し 仲良くやって いきま しょうよ。
   メジロさんや ヒヨドリ君は 相も変わらず来ています。            
   だから、やっと来るようになった シジュウカラさんも、 これに懲りずに また来てね~!


   今年になったあたりから、餌を置きに行くと
    「お~い、開店 したぞ~!」 と教えているような 賑やかな声が響き渡るようになりました。
     〔 待っててくれてるんだな~! 〕 〔 ちょっとは名が知れてきたのかな~!? 〕
   それが励みにもなっています。
   もう春ね~!  そうなれば また冬になるまで 閉店ガラガラ! (おかだギャグより) 
   そうなったら 癒 しの時間が減って しまって、ちょっと淋 しくなるわね~!

今日も 朝 餌を置きました。 また明日も置くことで しょう。
あと何日?  もう少 し かな!?

     自分達だって 餌があって助かってるんで しょ!? だったら 分け合うのが 道理 ってもんで しょう。
少 しは 学んで、仲良く食べなさ いね!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

小鳥さん達、争わないで … ということで
2008(平成20)年 1月23日発売、
      秋元順子 さん の  『愛のままで…』
                 (作詞/作曲 = 花岡優平 さん)

「小鳥たちは 何を騒ぐの 甘い果実が 欲 しいのですか
         他人(だれ)かと比較(くら)べる幸せなんて いらない  あなたの視線が 愛 しくあれば…」
   「あぁ 生きてる意味を 求めたり しない  ただ あなたの愛に つつまれながら
             そう キャンドルの灯が いつか消える時まで  愛が愛のままで つづくように…」
   「あぁ この世に生まれ 巡り逢う奇跡  すべての偶然が あなたへとつづく
             そう 生きてる限り ときめきをなげかけて  愛が愛のままで 終わるように…」

   甘い果実 が 欲 しい 小鳥さん達。
     その一生が それほど長いものでないなら、争うなんて バカバカ しいと思わない!?
     <食べられる> という <幸せ>を得られたなら <愛>を持って それをどこかに返す。
     みんながそう思えば 争いは減り、平和に暮らせて 心労も減る。
     そうなれば、きっと次の冬も 幸せに越すことが出来る。
     … そんな順送りを してほしいわ!
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

この曲は 秋元さんの 3枚目のシングルです。
5年前、彼女は この曲で 大ブレイク しました。

   一時期は 毎回 誰かが必ず歌っていましたっけ!
   なぜだかこの歌は男性にも人気があるようで、
   スナックでも 新しい歌を仕入れる気力のある 歌の好きな 酔っ払いオジサマ達が
   「どうだい! 今 流行ってる こんな歌、歌えるんだぞ~!」 とばかりに披露されるので、
   微笑ましく思いつつ、 〔 浸透 しているな~! 〕 と感心も していました。
   それを聞いて、また 「覚えたい!」 とおっしゃる方が いらっしゃるほどに …!
   カラオケ専門のお店に通うくらい歌好きな方達の間では流行っても、
   一般の方達は 歌手も歌も まったく知らないということの多い 歌の世界!
   けれども この曲は 多くの人々の共感を呼び、特に 中高年の方々に好まれたようでした。

秋元さんは、この歌、または ご自身 としても、さまざまな記録を打ち立てていらっしゃいます。

   「NHK歌謡コンサート」 「第59回NHK紅白歌合戦」 効果により、
   オリコン週間総合チャートで 7月と 12月、翌年の 1月に 1位を獲得。
   女性演歌・歌謡歌手の 1位獲得は、城之内早苗さんの 『あじさい橋』 以来 22年7ヶ月ぶり。
   TOP3入りも 瀬川瑛子さんの 『命くれない』 以来 21年ぶり とのこと。
   2009年度には 年間4位と記録されているようです。

   また、TOP100内でのランクイン週数 50週目での 1位獲得は、
   中島みゆきさんの 『地上の星/ヘッドライト・テールライト』 の130週目に続く 歴代 2位 だとか。
   52週目は 約1年後。 130週目といったら、約2年半後!?
   みゆきさんの場合も 黒部川第四発電所地下道からの生中継で歌った、
   2002年 「第53回NHK紅白歌合戦」 効果のようでした。

   さらには、1位獲得時の年齢が、小田和正さんの 59歳11ヶ月(曲名は『こころ』)を抜き、
   史上最年長 という記録まで樹立されました。

歳を重ねて元気がなくなってくる中高年達が、
年齢からすれば、「歳に負けるな!」 「まだまだ頑張れるぞ!」 と云われているようで 親近感を覚え、
この歌からすれば、「愛を忘れるな!」 「もっと大事に しなさい!」 と云われているようで
ふと考えさせられ、「そうだよね~!」 と 共感する!
そんなことから <活力ソング> になっていったのではないかと思われます。

また、彼女の声質が 落ち着いて聞ける 優 しい響き として 耳に入ってくることの影響も
大きいのではないかと思います。
なんだか懐かしさを覚えるような気もするけれど、他にはないような …!?
ちょっと不思議な感覚。

歌詞の一部に <気になる>、<歌いにくい> と感 じる点があったりすることもありますが、
それも 彼女の歌 の 特徴のひとつ。
気にすると、「少々耳につく部分がある!」 とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
それも 彼女の歌いかた の 特徴 と思えます。
              (秋元さんの他の歌の紹介記事については こちらこちら で ご覧ください。)

これからも 中高年が元気になるような、 歌いたくなるような、

そんな歌を たくさん聞かせて くださ いね!


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   「イラスト工房」 「けんぞうファクトリー」

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