こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

飲み屋もずいぶん様変わり

2018年06月02日 | いじめ飲酒とタバコとギャンブル

昨晩、以前私がいた病理学教室の先輩と後輩と三人で、新橋にある美味しい日本酒を揃えているお店で飲んだ。それぞれ別のところで働いていて互いの利害関係はそれほどあるとはいえない仲だけど、私が辛い時期などは力づけてくれた頼りになる仲間だ。


私たちが案内されたのは四人がけのテーブルが十個ぐらいある部屋で、4、50人程度が飲んでいたが、驚いたのは男女比で、女性6割、男性4割という具合だった。女性だけのグループもいたりして、サラリーマンの聖地新橋の飲み屋も随分変わったものだと驚いた。そういえば、先日、近所(鎌倉)であったワインの試飲会に顔を出したときも、女性が7割ぐらいいた。女性でもお酒が好きな人はたくさんいるし、楽しく飲める場があったらそういうところで心置き無く飲みたいものなのだと思った。これまで、男ばかりがそういう楽しみを独占してきたとはひどい話だ。

様変わりしたといえば、タバコの煙もほとんどない。たまたまかもしれないが、その4、50人いた中で、タバコを吸っていたのは女性一人。その彼女が吸い出すまでは、当たり前のように誰もタバコを吸っていなくて、美味しいお酒と酒肴を堪能することができた。残念だったのは、その女性一人のタバコ一本の煙が部屋中に充満して、途端におかしな匂いになってしまったこと。随分タバコを吸う人が減ったものだと実感したと同時に、お店も美味しいお酒や料理を出しておけば、客足が遠のくなんて心配をしなくても良くなるのではないかと思った。ニコチンはアルコールによって吸収効率が上がって、酒量が増えるという点で、お店にとってはいいのかもしれないが。そのテーブルでも、みんな同じペースで飲んでいるのに、タバコを吸っている彼女だけ一頭抜きん出て騒いでいたのは興味深かった。

私は土曜日も仕事があるからだけど、先輩も学会があるので朝が早いということで、9時すぎにお開き。お店を出たら、新橋駅の近くの狭い道路はサラリーマンでごった返していた。飲み屋、風俗店、その他諸々の店に出入りする客や呼び込みが入り乱れていて、カオスのような状態だった。私たちおじさん三人は無事駅までたどり着いて、機嫌よく別れた。

タバコを吸わなくてもお酒はうまい

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