こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ワクチンもマスクももはやあれこれいうのはおせっかい

2023年05月31日 | 自然災害・事故・感染症
北朝鮮がミサイルを発射したという警報で1日が始まった。
打ち上げに失敗したのか、幸いにも日本には飛来しなかったらしい。
こういう警報が日常茶飯事とならないことを願う。
そういえば、北朝鮮関連の報道をみると、マスクをしている人を見ることがないが、あの国は新型コロナ清浄国なのだろうか。

昨日、新型コロナウイルスワクチン6回目を接種してもらった。
6回目ともなればずいぶん慣れているだろうと思っていたが、いざ打たれるとなると、チクリとしてやっぱり嫌だった。
それなりに副作用もあって、午前中に打ったが、午後からはちょっと頭痛がして、仕事の効率が若干落ちたし、注射した左肩はまだ痛い。

勤務先で接種したが、6回目の人もいれば、まだ4回めなんて人もいた。
ただ、4回目と申告した人は新人のような若い看護師で、学生時代打たなかったのかもしれない。
先日、恩師から電話があって、6回目は打った方がいいのか、副作用はどうか、ということを相談された。
私としては、その都度抗体価が上がることは確かでもしもかかった時には軽症で済むでしょうからやっぱり打った方が良いのではとお勧めしておいた。

結局のところ、選択肢は打つか打たないかの二つしかない。
留学をはさんで1度しか打たなかった娘だけが罹って、3回打っていた私たち夫婦は罹らなかったということがあったが、やはりワクチンの効果は絶大で、副作用はほぼ起きないから、やはり接種一択だろう。
娘もその後は打っている。

ワクチン接種が始まった頃は、このブログでもワクチン接種を勧めていたが、5類となった今ではもうどうでもいい。
打ちたくない人は打たなきゃいいし、打たないでコロナに罹ったらそれはそれで、誰の責任でもない。

これはマスクも同様で、私がマスクをつけるのは病院に入ってから(正面玄関に、病院内ではマスクをしろと書かれているため)病理診断科の部屋までと、医局やトイレに行く時など廊下を歩く時、切り出しなどで技師さんと話す時などだけになった。
外では、もうすっかりマスクはつけていなくて、周りの人がなんのためにつけているのかわからなくなる。
マスクをつけている人たちは、自分たちがなんのためにしているのかわかっているのだろうか。
それよりむしろマスクはもはや日本の文化として定着しつつあり、これはこれで観光の目玉になるかもしれない。

ワクチンにしても、マスクにしても、もはやあれこれいうのはおせっかいだし、大きなお世話だろう。
ワクチン接種もこれで7回目、ほとんどの人が、打つか打たないかを一度は考えただろうから、もう自分で判断もできるはずだし、少なくとも誰かに相談することはできるだろう。
これこそ自己責任

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凶悪犯罪を起こすのはほとんど男

2023年05月30日 | 愛と女性とジェンダーと
さし穂から育てたアジサイ、3年目でいよいよ花が咲いた。
こんなに大きな花を支えるのは大変だろうから、支柱を立ててやりたいのだが、なかなかその時間がなくて、申し訳ない。
鎌倉の環境がアジサイの成育にちょうどいいという話を聞いたことがあるが、たしかに一昨日、3日ぶりに帰ってきて、ここの湿度にホッとした。
昨日、東海地方までが梅雨入りとなったが、前線が南に押し下げられるとかで、関東はまだ確定しないらしい。
長野県で警察官2人を含む4人が殺害された事件の動機が、人に悪口を言われたような気がしたから、ということらしく、こんなことで尊い命が失われたのかと、やるせない気持ちでいっぱいになる。
米国で多発している銃乱射でも、女性の犯人というのを聞いたことはない。
こういう、凶悪、凶暴な事件の犯人は洋の東西を問わず、ほとんどが男性だ。
なぜ、男性が多いのかは色々と調べられているだろう。

Y染色体が悪さをしているのか、それともX染色体が2本あるから女性ではそういった行動を取る人が少ないというようなところだと思うが、かといって、凶悪であるのは生まれつきの性格だから仕方ないというわけにもいかない。
こういう痛ましい犯罪が起こらないようにしなくては、オチオチ散歩もできない。

遺伝的にこのような傾向を有する人を排除していくというのもひとつの手段とも言えるだろうが、それではそういった人の人権が侵されるわけだし、そもそも”このような傾向”というものが悪いものだと定義づけることもできない。
人類の歴史の中にはこのような人の存在が必要だった時代があったから、こういう遺伝子が残っているわけで、安易に否定してはいけない。
将来、宇宙に出ていった時、攻撃的な地球外生物と遭遇したら、人類はそれらと戦う必要が出てくるかもしれない。
そんな時、闘争本能がなければそれらの生物に征服されたり、それどころか地球に攻め込まれて人類皆殺しなんてことにもなりかねない。

したがって、遺伝学的な多様性は今後も必要だ。
男女の違いといったようなことを安易に論ずるのはとても危険で、まずは銃規制など予防的な議論をすることが必要だ。
猟銃のコントロールは大丈夫?

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日本に生きる日本人であるというオリジナリティーを

2023年05月29日 | 日本のこと、世界のこと
京都に出かける間には1、2輪咲いていた裏のベランダのクチナシが、帰ってきたらあっという間にたくさん咲いていた。
香りも良く、今年もまたこの季節が来たかと思うと嬉しい。
今週は日本中、雨模様で、梅雨の走りのようになるらしい。
台風2号の影響もあるので災害には気を付ける必要がありそうだ。
楽しかった講演旅行もあっという間に終わってしまった。
さすがに自分の専門分野となると、他の講演や発表を聞いても目新しい知見を得ることはできなかったが、逆に誰が何につまづいていて、何を知りたいのか、ということがわかった。
それらを解決していくこと、考えるヒントを与えていくこと、というのがこれからの私の仕事だろうと思った。

役所広司がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した、67歳。
俳優業を長くやってきての快挙で、素晴らしい。
今回の映画は、ドイツのヴィム・ベンダース監督が渋谷を舞台に撮ったとのことで、機会があれば観てみたい。

先日、娘婿のご両親を迎えた時、先週末に京都を歩いた時に感じたのは、外国人が日本という文化にとても興味があるということだった。

先日も少し触れたが、欧米とは全く隔絶された文化というのが彼らにとってはとても興味深いのではないか。
脱亜入欧で、欧米の文化を取り入れ、いくつかの日本古来の文化は失われてしまったのだろうが、精神世界は生活の中に残っている。
欧米の文化をまったくうけていない手付かずの文化が、安全で安心な国で体験できるということで、一度は訪れてみたくなるだろう。

神社仏閣温泉自然。

そのどれをとっても、世界に通用するもので、そういう意味でヴィム・ベンダース監督が、日本という国、民族をどう捉えているかは興味深い。
日本が、とか日本人であることがどうという話ではなく、日本という国、日本人という民族のオリジナリティーというのをよく考え、アイデンティティーを形成していくというのはいいことだろう。
このことに関してはもうちょっと、“ハマる”書きようがあると思うのだが、まだしっくりこないのは、よその国を見る機会が少ないからかもしれない。
これからでもみて回りたい

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半分仕事、半分観光だった京都旅行

2023年05月28日 | 通勤・交通・旅行
京都で講演に呼んでいただき、ついでと言ってはなんだが、妻と一緒に二泊三日の小旅行。
というのも、今日は妻の誕生日で、いわば誕生日プレゼント。

今日の午前中、私は班会議があり、その前に、ホテルの近くのくろ谷金戒光明寺の広い境内を散歩。
本堂からは読経の声が聞こえてきた。
こうして、日々を御仏に捧げている人がいるのだと思うと、改めて厳粛な気持ちになる。

会議にはホテルをレイトチェックアウトにして、部屋から参加した。
WEB会議を終え、チェックアウト。

バスで祇園まで行き、建仁寺でおちあい双龍図などを見て回った。
昼食後は市内をうろうろ。

昨日の夜もすごかったが、今日も人であふれていた。
少し早めに京都駅に戻ったが、人でごった返していてびっくりした。
京都駅では空席の目立つ列車が入ってきたが、ほぼ満席になった。
今回の京都旅行、時間的に、半分仕事で半分は観光だったが、それなりにゆっくりできた。
ただの物見遊山というわけではなく

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京都は外国人で溢れてた

2023年05月27日 | 通勤・交通・旅行
あれやこれやと騒いでいた講演は、パワポのポインターをつけ忘れていた、ということを除けば、それなりにうまくいった。
ということで、これといってみなさまに嘆くこともなかったということだった。
ウサギが氏神様という岡崎神社が宿の近くにあって会場に行く前にちょっと覗いたら、外国人観光客がたくさんいた。
こんなマイナーな神社まで、色々探してやってくるものだと感心した。

講演も無事終わり、数日前より会う約束をしていたこちらの友人と祇園で夕食を食べた。
そうしたら、ここにも外国人がたくさん。
そのご先斗町に行ったがここもたくさん。

考えてみたら、夜の8時9時に宿にこもっているわけにもいかないだろうから、皆さん繰り出してくるのは当然か。

それにしても日本人を探すのが大変なほどだった。
鎌倉もそうだが、外国人観光客がどこもずいぶん戻ってきてくれたということか。
ほんと、びっくり

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明るい話題というのはどこに消えた

2023年05月26日 | 電脳化社会
ちょっと雲が多めの朝。
週末はそこそこの天候ということで学会には安心して出かけられそうだ。

長野県で警察官が2人殉職するという痛ましい事件があった。
心よりお悔やみ申し上げる。

日本はもとより世界中が暗い話題に覆われているような気がする。
明るい話題として私が覚えているのは、イギリスのチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式が最後だ。
それが1981年7月29日だったというから、42年も前。
そしてこの話もやがて、離婚と妃の事故死という悲劇で終わってしまった。
他の明るい話題というのを探しても、スポーツ以外には思いつかない。

スポーツというのは、しょせんある特殊なルールのもとで行うことだから、それぞれは面白いが万人の共感を得ることは難しい。
陸上競技、たとえば100メートル走の記録はある程度評価されるが、結局のところ名誉は個人に帰属してしまうので、やがて飽きられてしまう。
登山にしても、深海探索にしても、ほとんどのところが制覇されていまい、今や多くの人がエベレストに登っている。
月面着陸級の明るい話題というのは望むべくもないのか。

技術革新によって、SF小説の中で考えたことのほとんどが実現もしくは実現可能となってしまい、”どうせいつかは誰かが成すであろう”ということになってしまった。
それに、なにごとも表裏一体で、仮に不老不死が実現されたとしてもそれは軽い話題というわけにはいかず、では人口問題をどうするということになってしまう。

科学技術の進歩が人類から夢の未来を奪ってしまったとしたら、それはなんと残念なことだろう。
かといって、いまさらその歩みを止めるわけにもいかない。
もしかすると、AIが自律的に進化することによって、人間が想像していなかったようなことを実現することで新たな夢が生まれ、それが明るい話題になるかもしれない。
でもそれが、人類にとってのものなのか、AIにとってのものなのかは今のところ予想もつかない。
せめて自分は笑顔でいよう

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バベルの塔と産業革命、そしてオープンAI

2023年05月25日 | 電脳化社会
こういうのを鈍色というのだろうか。
今日も晴れかと思っていたら、あにはからんやこんな空。
雨にならなければよしとしよう。

今週末は家を空けるので、娘たち夫婦が留守番がてら来てくれる。
国際結婚ゆえにいろいろ書類を整えなくてはならず、市役所に行くため先週末に出勤したのをずらしたらしい。

このところのニュースは米中の対立についてがほとんど。
ウクライナのゼレンスキー大統領までやって来た、G7広島サミットは中国の目には成功に映ったのだろうか、対抗措置をいろいろとって、ロシアなど友好国との関係をより緊密なものにしていきたいようだ。

米国は債務の上限問題とかでデフォルトの瀬戸際にあって、もしそうなったら世界が一体どうなるのかよくわからないのだが、多くの人はあまり考えたくないようで、マスコミからはこれに関する一歩踏み込んだ論評はあまり聞こえてこない。

米国と中国の在り方というのを考えると、米国は自国内が平和でありさえすればどうでもいい国、中国は狭くてしょうがないから拡大を考える国、というように見える。
米国は豊かな国土をいかに守るか、そして既得権益を奪われないようにするためにはどうしたらいいかということを考えていて、9.11のような、それが脅かされるようなことがあったら過剰なまでに反応する。
中国は、もう3000年以上拡大路線をとりつづけているが、どこかの時点で自壊して元のところに収まる。
あとは言葉の壁も大きいに違いない。
結局のところ中国語の範囲というのをいかに広げようと思っても限界があるのだろう。
バベルの塔を作った人間に対して神様が怒って言葉を乱したというが、ある意味その慧眼があってこそ今の世界秩序が保たれているのかもしれない。

バベルの塔に匹敵するものは現代社会にあるだろうか。
オープンAIはもしかしたら、そうなるかもしれない。
オープンAIというものは、別に今に始まった技術ではなく、ある意味産業革命が起こってから、いや、そもそも石器を得てから、ここに至るまでは既定路線だったかもしれない。
オープンAIについてはG7広島サミットでも議論されたようだが、誰も明確な答えは出せないだろう。
そもそも規制すべきなのかどうなのかもよくわからない。

真の意味の人工知能がいよいよ現実化されるようになって議論を始めているという時点で、もはや手遅れかもしれない。
だが、大切なのは人間が自分の頭で考えること、五感を常に研ぎ澄まし、肉体を使うということをやめてはいけないことだと思う。
紙と鉛筆を使おう

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講演準備の進捗状況

2023年05月24日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
昨夜の天気予報で、気象予報士が

 あしたは、寒くも暑くもない1日となるでしょう。

と言っているのを聞いて、

 では、裸で過ごしても大丈夫なのか

とバカなことを考えて、突っ込んでみたが、たしかに気持ちのいい朝。
湿度も低く、ジャケットを羽織ると気持ちがいい。

講演まで、あと3日となった。
動作確認用のスライドを送れというメールが来て、いよいよ頭のモードが変わった。
試験勉強と同じで追い込みがかかり、いわゆるゾーンに入ったようで、ようやく8割方完成、講演時間1時間で120枚。
画質を圧縮して分割して送信した。
次は時間配分を考えないといけないが、なにせコロナ禍で勘が鈍っているのが心配だ。

これだけの心理的プレッシャーを受け続けながら、行うのは一体なんのためなのだろう。
報酬は微々たるものなのだが、頼まれたら結局最後は引き受ける。

これは、医師という職業の義務なのかもしれないと考える。
自分が試験対策委員の一人になって、仲間に勉強を教えるつもりでやっている。
得意科目

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人それぞれの価値観は全く違うと覚悟して

2023年05月23日 | 日々思うこと、考えること
今日の雨は冷たい。
昼間の最高気温は3月並みまでしか上がらないとか。
気候の急激な変化に気をつけて、先月のような風邪をひかないようにしよう。
まあ、湿度が高いせいか、喉があまりヒリヒリしないのはたすかる。

電車で席を譲ったとき、顔見知りとちょっと世間話をした時、相手の行動や発言が自分が思っていることと大きく違って内心びっくりすることがある。
相手の言うことがそれなりに筋が通っていたらまだしも、倫理的な問題からして異なるような場合は理解不能となってしまう。

今回のG7広島サミットでも種々の問題に対してもさまざまな意見が出た。
議論が起こるのはいいことで、それぞれの意見を尊重、集約して、よりよい結論を導いていくための努力を人々はしなくてはいけない。
今回最も注目を浴びたの核兵器廃絶に対することだろう。
私などはG7の首脳が広島に集まり、広島平和記念資料館に足を運んだということは、月面着陸並みの大きな一歩だと思っている。
ところが、これでは全く変わっていないと言う人もいて、評価が全く違うことに驚く。

コロナ禍で人と人との接触が激減して、相手の考え方というものが見えにくくなってしまった。
対面で会ったら、空気や相手の体温、目の動きまで見えるので、相手の心を察することができたが、リモートではそれができない。
対面での社会生活を長らく経験した私でもそう感じるのだから、学生時代、社会人生活の始めにそのような経験のなかった人は余計に人との関係性というものはわからないのではないか。
その結果、価値観の相違というものが存在することがわからなくなってしまう。

人の価値観は人それぞれであって、それはもうどうしようもない。
そして、それを乗り越えて意見をまとめる、すなわち妥協することが人それぞれに求められるが、その努力をしない人というのが世の中にはたくさんいる。
それが、為政者であったりすると、粛清という形だったり、他国への侵略だったりする。

これこそが人間が永遠に持ち続ける宿痾というか宿命なのだろう。
ただ、これを黙って受け入れ、時と場合によっては殺されるなどということがあってはならない。
この国がすぐにでもそうなってしまう可能性は低いが、そうならないとも限らない。
少しずつでも、真っ当な声を上げ続けていたいと私は思う。
私と意見の違う人は山ほどいる

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世界から見たら安心で安全な国、日本

2023年05月22日 | 日々思うこと、考えること
中指の先をバラの棘で刺してしまい、標本をつまみ上げるときにそこがちょうど当たってちょっと痛い。
土いじりの時は手袋をしなくては行けないとは思うが、素手の方が土の感覚、植物の状態がよくわかるので、ついそのままやってしまう。
いけないと思っているが、Eテレの趣味の園芸でプロの園芸家がやっぱり素手で作業をしているのを見て気にしないことにした。
好天は今日まで、今夜ぐらいから雨模様となるらしい。
大陸からの黄砂は関東南部まで及ばないらしい。

昨日閉幕したG7広島サミットに参加したウクライナのゼレンスキー大統領が演説の中で、広島の復興を称賛したそうだ。
その話を聞いて、その復興は平和があってこそ成し遂げることができたものであり、日本はそれを維持することをずっと行なってくることができたのだと感じた。
たとえそれが、米国による占領統治と今でも続く多数の基地を抱えながらのものだとしても平和は平和だ。

ほぼ一貫しての自民党一党支配。
維新がいくら頑張っても、安定多数とまではいくことはないだろうから、この政治体制はこの先もしばらくの間続く。
自民党一党支配と言っても自民党にも総裁の交代があり、中国やロシアのような独裁政治とは程遠い。
自衛隊がクーデターを起こすことはあるまい。

G7広島サミットを通じ、はからずも日本という極東の島国の安定した政治体制と平和がクローズアップされた。
サミット以前から日本の株価は回復基調となっているが、サミットを無事乗り切って、日本という安心安全な国に対する外国からの評価はますます上がるだろう。

今後の課題は、地震とエネルギー問題。
地震については津波対策をしっかり行う以外やりようがないが、エネルギー問題については、地熱発電が有望だということを聞いた。
少しずつでも問題をクリアしていくことで日本がより良い国へと発展することを願う。
変わらない国

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被爆地広島でのG7サミットは無事終了

2023年05月21日 | 日々思うこと、考えること
午後になって風が出てしまったが、穏やかな1日だった。
妻と一緒にのんびり庭仕事。

広島ではG7サミットが、ウクライナのゼレンスキー大統領まで迎えて終わった。
岸田首相が欧米へ熱心に外遊し根回しをして回った甲斐もあったというものだ。
核軍縮に向けてのおおきな一歩を踏み出すことができたという意味で、有意義だった。
そもそもいったん手に入れた強大な力をそう簡単に手放すわけがない。
一足飛びに核廃絶は難しい。

明日からの仕事、私は私でまた頑張ろう。
<締めの一言>

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自分にできることをできる限り頑張る

2023年05月20日 | 日々思うこと、考えること
午後になってようやく雨が上がった。
鉢植えにしていたノースポールの元気が急になくなったので、おかしいと思っていたら、一緒に植えていたチューリップの球根が腐っていた。
急いでそこいらのチューリップの球根も抜いて回ったが、全部とはいかない、色々と難しいものだ。


G7広島サミット、2日目のトピックはウクライナのゼレンスキー大統領の参加。
世界的なこと、歴史的なことに言及するなど、私にできることではない。

それでも大切なことは、それぞれ頑張っている人は、それぞれの立場で頑張っているということ。
できることをできる限り頑張るということが人間には大事だ。
自分の今いるところを自覚し、それに甘んじることなく精一杯頑張るということだ。

G7の首脳たちにしても、ゼレンスキー大統領にしても、実際のところはわからないが、少なくとも私には彼らが頑張っていることが伝わってくる。
それが真実かどうかなど関係ない、為政者というのはそれを国民に感じさせたらそれで上出来だ。

いずれにしても自分にできることは何かを考え、そしてそのことを頑張ればいい、人生などその程度で十分だろう。
できることは限られている

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被爆地広島でのG7サミットに期待する

2023年05月19日 | 日々思うこと、考えること
心地よい風の吹く朝。
気温はこのあと下がり、雨も降るから上着を着て出たほうがいいだろうという天気予報に素直に従い、ジャケットを着て出てきた。
大きめの傘も、ということだったがそれは面倒なのでいつも入れてある折りたたみ傘で対応することにした。
G7サミット関連のニュースばかりのNHKをみていたら、豊後水道で少し大きい地震があったという速報。
広島も近いので揺れたのではないかと画面を見ていたら、震度1とのテロップが流れていた。
それぐらいでも、地震をほとんど経験したことのない国から来た人はさぞ驚いたに違いない。
広島サミットは地震で幕を開けたといえる。
一緒に見ていた妻が、

 今南海トラフが起こったら大変ね

と、つぶやいた。
この人はどうしてこういう斜め上のことを咄嗟に考えるのだろうかとその内容よりも発想に驚きながらも、そうだねと同意した。

広島でのサミット開催というのは戦後日本にとってはとても重要だ。
歴史的な流れの中のことであるにせよ、それだけでも岸田首相はよくやった。
被爆都市広島、長崎は世界的な共通ワードであり、東京は別としても、京都、大阪よりはよく知られているのではないか。
その広島に多くのプレスを引き連れて各国首脳を読んできたということに深い感慨をもつ。

このアジアの端っこに位置する島国は、地震が多発する国で、十数年おきに大地震の被害に見舞われる哀れな国であり、それでも頑張ってやってきた。
先の大戦だって失政によるものだった。
英米ともう少しうまくやっていたら、ある意味今のようにやっていたら、また違っていただろうし、少なくとも原爆を落とされることはなかった。

だが、原爆はどこかで1度は使われなくてはならなかったものかもしれない。
広島、長崎で使われなかったとしても、他のどこかで、朝鮮半島やベトナム、で使われていたのではないか。
そして、そこで別の悲劇が起こっていただろうし、核開発で米国に追いついていたソ連も使用して、核兵器使用の報復合戦が生じていたかもしれない。

イギリスのスナク首相が、原爆投下を「人類の悲劇」と言ったそうだが、たしかにそうだ。
米国内には、原爆投下は戦争を終わらせるためにやむを得ないことだったといって、そのことを正当化しようとする考えがあるが、それとこれは全く違う。
今、プーチン大統領がウクライナに対する原爆使用は戦術的にはありうるかもしれないが、人間としてやってはいけないことだ。

サミットでは、対ロシア、サプライチェーン、グローバルサウス、さらにはAIなど、時代の変化に応じた問題が議論されるようだが、広島という被爆地で原爆投下どころか、戦争そのものが人類に対する敵対行為であるということがアピールできれば、これまでに数多くの無益な戦いで命を落とした人たちへのせめてもの供養になるのではないか。
会って話す

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とりあえず私は運がいいと思う

2023年05月18日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
来週話をする学会のプログラムがメールで送られてきた。
ちらっと見たら、ずいぶん立派なもので、こんなはずではなかったと焦った。
別に侮っていたつもりはなかったのだが、油断していたのかもしれない。
かれこれ、ひと月ほど発表スライドの収まりが悪く悩んでいて、いよいよあと10日を切るとなってきて、尻に火がついている状況。

そんな折、そういえば二週間ほど前に来ていて引き受けるかどうかの返事をうっちゃっていた原稿の依頼を思い出した。
かれこれ10年ほど前に出した本の改訂版を出すから、私の書いたところを修正加筆してほしいというもの。
最終的に引き受けることになるのはわかっていたのだけど、ヨシっと決意できないでいた。

いつまでもそうしているわけにもいかないので、”諾”の旨お返事した。
ついでに、その本の他の項目を読んだら、今回の講演の役に立ちそうなことがたくさん書いてあるではないか。
日照りに雨、とはまさにこのこと、講演スライドになにが足りないかがやっと見えた。
やれやれこれで追い込みをかけることができそうだ。

たまたまこのことが私の身に降ってきたのだとしたら運がいい。
因縁というのがこういうものなのかもしれないし、日頃の行いが良かったか。
おそらくは講演が近くなってきて、神経が研ぎ澄まされてきて(切羽詰まってきて)、こういったことに敏感になり始めていたからだろうが、それを言ってはおしまい。
運良くさまざまな要因が私の身にいっぺんに降り注いできて、どうやら光明が見えたということだろう
幸運は引き寄せる

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エスカレーターで危機一髪

2023年05月17日 | わたしのこと
梅雨が近づくこの頃、近所の二階堂川には蛍が舞い始める。
昨晩は、鎌倉に帰ってから娘婿を連れて蛍狩に出かけた。
とてもたくさんの蛍を見ることができて彼も満足していたようで、いい思い出ができた。
喜んだ彼は地方に出張している娘に写真を送っていた。
蛍はイタリアで何かのイベントの時に見たことがあるが、あれは点滅していなかったから、ここの蛍とは違うんだろう、といっていたので、それは本物の昆虫か?と尋ねたら、キョトンとした顔をしていた。
もう少し英語力があったら考えを伝えることもできたのだが、面倒になって途中でやめてしまった。

昨日、あわや大事故、ということがあったので、今日はその話。
出勤時、2時間足らずの遠距離通勤の終点近く、勤務先最寄りの駅で電車を降りた。
病院まではこの後、まだバスに乗らなくてはならず、その発車時刻まであと3分というところ。
微妙なタイミングだったのでエスカレーターの階段を歩いて上がることにした。

ちなみに東京では急いでいる人は右側を上る。

私は普段から左肩にショルダーバッグ、右手にお弁当を入れた手提げのバッグを持っているので、手すりを掴むことができないので、そこそこ気をつけて上がる。

ちょうど、同じドアから降りた、高校生か大学生の女の子が左の列にいたが、私と並んだ途端、彼女もエスカレーターの階段を上がり出した。

 おいおい、そっちでは立ち止まっていろよ

と、まるでカンダタのように思い、彼女より少し早めに上がろうとしたら、その暗い気持ちにバチが当たったのか、その途端、靴のつま先がステップに引っかかった。
かがんだ私の目の前に迫る銀色に輝くステップを見て、

 ここに手をついたら一巻の終わり

と咄嗟に思い、もう一方の足で踏ん張り、そのあと、2、3歩たたらを踏んでなんとか体勢を立て直すことができた
一応、紳士らしく彼女に謝ろうと振り返ったら、5、6段下から怯えた顔で私のことを見上げていた。

 ごめんね

とかなんとか言って前を向いたら、もう水平になっていて慌てて降りた。
すっ転びそうになりながらなにカッコつけてんだよ、と自分にツッコミをいれながらそそくさと改札に向かった。
大怪我にはならなかったものの、その時踏ん張った膝や手が一晩経ってもまだ少し痛いし、このところ調子の良かった腰痛も再発。

人生一寸先は闇。
こんなことで生を確かめることになろうとは・・・まったく現実はトホホである。

きのうのこのこと、私のインシデント事例として、原因を考えなくてはならない。

1.私がルール違反をした
エスカレーターは危険なので手すり(移動手すりというそうだ、バンドと書いてあるところもある)につかまって立ち止まっていなくてはいけないのに私はそれを上った。

まあ、これに尽きる。
しいて他に挙げるとすると、

2.つま先が少し長い靴だった
いつもローファーを履いていたのだが、妻が

 学生じゃないんだから、いい加減普通の革靴を履いたら?

というものだから二月ほど前に買ったのだが、どうもつま先の長さの感覚が掴めないでいて、よく躓く。
なら余計に注意したらいいのに通勤時の切迫感はこのことをつい忘れさせるのだ。

3.エスカレーターの階段は普通の階段と違う
この話を妻にしたら、

 あのねえ、エスカレーターの階段は普通の階段と違うのよ。
 止まっているエスカレーターの階段を上る時のことを考えたらわかるでしょう。
 今後はもう2度とエスカレーターの階段を上ったりしないでね。

と、釘を刺された。

4.電車を降りたら先を急がない
途中のターミナル駅でもそうなのだが、乗り換えの時、つい急いでしまう。
考えてみると多くの人は、階段を使うか、並んでエスカレーターを使っている。
それなのに私は、ほぼ毎朝、階段に近いドアまで移動し、階段を一段飛ばしで上がっている。

いつも同じ電車に乗り合わせる人から見たら、

 あの、手提げバッグのおっさん、今日も駆け上がっているよ

ぐらいに思っているかもしれない。
ホームを走るようなことはしないが、階段を急いで上るのも誉められたものではないが、なにせJRが遅れるのが悪い、
といったらもう八つ当たりか。

5.もう一本早い電車で出勤する
これは現実的な解決策だが、学生を避けて出勤時間を少し遅らせているので、そうすると乗り継いだ先が混むので、また悩む。

あれこれ考えても、やっぱり通勤は嫌だ。
とはいえ、この時間がなければブログを書く時間もなくなるわけで、それも困る。

エスカレーターに乗りながら、

 エスカレーターは止まって乗ろう

の標語をみて、これがそもそものルールなのだからと反省する。
ブログじゃ偉そうなことを書いている割にこんなでは全く情けないと感じた次第。

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