変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

変形性股関節症に負けない心と身体 -笑顔を取り戻そうー

2007-06-15 00:04:21 | Weblog

 私は、「踊りが命」と 舞台活動に指導にと…
 週に5~6日も家庭(主人 子供)もおろそかにして、遊びもせず50才を過ぎても毎日毎日、
 したすら真面目に、、若い人たちとおなじくらい いやそれ以上にそれ以上にばんばん
 とレッスンしていました。

 46才のときに一度一歩も突然歩けなくなりました。

 レッスンのやりすぎだろうー くらいに考え、痛み止め座薬 整体 針灸 
ありとあらゆるものに大枚をはたくも 効果なく とうとう頭の上まで上がっていた脚が
どんどん下がり 横にも縦にも180度開いていた脚が 閉じてきました。


 脚もひきづり 爬行もおこり誰から見ても 異常。

初めて整形外科の門をくぐるも いきなり 何の説明も無く変形性股関節症で
人工股関節しかありません。(股関節の専門医でない医師に言われたので)

この時点で、一度医者にたいして不信になりました。

踊りが命の私にとって青天の霹靂!驚き!!
(病気が一般にはほとんど知られていないから、皆一応に驚くが)

 
「二度と病院なんて行かないーー。」


そしてその後、又一歩も歩けなくなりました。
病気について生徒さんの父兄にPCで調べてもらうもの、あまりに知られていない病気
なので…

どうしていいのか どこへ行けばよいのか?
専門医も分からずに 勉強した今なら手術でしなかったであろう
手術(間接唇切除 筋解離)を引退したくない一心でしてしまいました。

そして リハビリ 身体を使う専門家の私がPTの言われるままのリハビリで 
痛みがでない程度のノルマとしての運動の回数、これは何回 これを何回
あれもこれもやりました。

よいというで、嫌いなのにプールにも行きました。
自分の病気のことを勉強しないといけないと、他にも本 雑誌を読みあさってリハビリのために
運動をやってみましたが、 自分が満足する考えていたように効果はまったくなく、、
かえって 頑張りすぎて 痛みがましました。。

バレエの指導者として、まずは復帰すべく…
何とか頑張るも 一年立っても走れない!!

スキップはおろか、ジャンプもできない!!
四度も見せられないなら、、と、、、泣く泣く引退を決意し 
憔悴の日々ーー。


こんな自分は、今まで苦労して身につけた私の芸と才能、財産をどぶに捨てている事だ、
と心を強く持つも、時々来る痛みに決意も消えそうになった。

ある日、納得のいった理学療法士にめぐり合う事が出来、今では痛くない 
走れる スキップジャンプも出来 少しなら自由に踊れるまでに回復しました。

私が痛い思いをして選びぬいた
「股関節に良いストレッチと筋トレ リラクゼーシヨン」
をおいおい紹介したいと思います。

そして一人でも私と同じ病気の人がやりすぎて痛めたり、
どうしていいのか 迷わないように
私で役に立つならと今は強い想いで一杯です。

現在は障害者体操指導員としてストレッチ 筋トレ きれいな歩行を指導しています。 
私と同じ病気で泣いている人たちのために 楽しく体操を指導する事が
これからの私の使命
と思い頑張ります。


 「一人ひとりが笑顔を取り戻すために!」

コメント (1)
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